KATO DF50 茶 入線,整備

KATOの『スハ32系 中央本線普通列車 7両セット』,『EF13』と一緒に入線した『DF50 茶』の整備を行います。

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付属パーツを付けない素の状態の車体とそのパーツです。
メタルインレタ(転写シール),メーカーズプレート,信号炎管,ホイッスル,手スリ,KATOナックルカプラーが付属しています。インレタの車番は41,529,539,542です。説明書によると、メーカーは41が新三菱,529と539が川崎,542が日立になっています。前回発売された朱色のDF50のメタルインレタの接着力の劣化速度があまりにも早かったので、今回はさっさと貼り付けることにします。(メタルインレタは、説明書では転写シールと謳っているだけあって、英数字の切り文字をシールのように貼り付けるタイプのものですが、転写工程は同じなのでインレタと呼ぶことにします。)

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2時間かけてパーツを取り付けた写真です。手スリがボディーと同じ茶色なので、苦労して取り付けた割には目立ちません。(^^;
車番は米子に配属されていた529にしています。インレタは『DF50 41』以外を選ぶと『DF50』とこれ以降の車番部分を別々に転写しなければならず、一手間かかります。ただ、多少のずれなら爪楊枝で位置修正ができるので気が楽です。しかし、テカテカのメタリックなのに文字面が平面でないので何が書いているのか読みにくく、手間の割に仕上がり感がいまいちです。財布に余裕があるなら、くろま屋さんで売っているメタリック銀のインレタの方が転写後の出来は良い感じがします。インレタの転写位置については説明書を参考にするよりも、実車の写真を見ながらの方が良い結果になります。
手スリはゲートが握り部分にもあり、ランナーからの切り出しにかなり気を遣います。切り出しにはカッターよりも刃厚が薄いデザインナイフの方が良いです。ゲートのバリをやすりで処理しようとすると白化するので、ランナーからの切り出し時点で勝負する必要があります。
手スリを含めたパーツ類の取り付けは、道具を使わずに人差し指の先に両面テープを巻いて行いました。下手にピンセット等を使うよりもやりやすかったです。あと、手すりは取り付けても触れるとすぐに傾くので、裏から木工用ボンドで固定しています。

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屋根上の長い煙道が朱色のDF50に比べて特徴的です。アフタークーラーは初期タイプです。
中央本線では長野の配置で重連運用だったそうですが、そこまでの思い入れはないので今回は1両の配備です。
というか、当鉄道には朱色のDF50がすでに3両も配備されているのが、購入を渋った最大の理由です。ww
本格運用にはカプラーの変更もしたいのですが、今回はここまでです。

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おまけです。
以前から当鉄道に所属しているDF50の三兄弟です。車番は左からDF50-49,DF50-538,DF50-542になります。メイクアップパーツで遊んでいたら増殖してしまいました。(^^;
付属のインレタから拾えない車番は、くろま屋さんのインレタを取り寄せて使っています。厳密には設定が間違っているかも知れませんが、49号機はフィルターカバーなしで紀勢本線,538号機はアフタークーラー初期型・大型スノープロー取付で山陰本線,542号機はフィルターカバー田の字形・アフタークーラー初期型・黒Hゴム・前面手スリがフの字形ではなくコの字形で日豊本線をイメージしています。それぞれ主に寝台特急「紀伊」,普通列車,寝台特急「彗星」の牽引に従事してもらいます。ただし、今回の529号機もそうですが、屋根上にあるSG排気口の形状の違いはリサーチできていません。
改めて見てみると今回の529号機を含めてマン社の500番台が多いですね。ズルツァー社の0番台がもう1両くらい欲しくなってきます。(DF50スパイラルに陥っていますねぇ。(^^;;)

TOMIX カヤ27-501 入線,LED室内灯取り付け,カプラー交換

大手の割に風変わりな車両をモデル化するのが好きなTOMIXからカヤ27-501が再生産されましたので、衝動買いをしてしまいました。

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付属品は2枚目の画像の通りですが、ちょっと変わっているところで貫通扉が付属しています。けど貫通扉は銀色だったような気が・・・。

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2枚目の画像の貫通路の奥に、動力ユニットの速度調整ボリュームが見えます。

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ボディーを外すとこんな感じです。ボリュームの上の長いアルミ板は放熱用でしょうか?

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まずはカプラー交換です。
編成端側(機関車側)は当鉄道標準のTNカプラーに交換しますが、反対側に連結するカシオペア編成はKATO製ですのでKATOカプラーに交換します。
なお、ボディーマウントTNカプラーを使用するので、恒例のカプラーポケット切除を行います。そのため、予備に台車枠も買っておきました。
 
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カプラーポケットの切除は台車をばらして行います。その際のバリも丁寧に取り去ります。
KATOカプラーについては無加工でカプラーポケットに収まります。

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1枚目がボディーマウントTNカプラー化した編成端側です。カヤ27に付属している車端部パーツも取り付けています。(EF510はKATO製ですがTNカプラー化しています。)2枚目が反対のカシオペア編成側でKATOカプラー同士で連結しています。

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次に室内灯です。白色LEDタイプを用意しました。

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実車の画像を漁っていると、なぜか発電機室だけが黄色っぽく光っているような気がするので再現してみます。
透明なプラ板にクリアイエローを塗って室内灯ユニットのプリズムに両面テープで貼り付けます。(全面ではなく3点留めくらいです。)
プラ板に塗った塗料が泡立っているのはご愛敬ということで。

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ユニットの白い遮光シールを貼っている部分にもクリアイエローに塗ったプラ板を貼りますが、この部分にはLED本体が収まっているために出っ張りがありますので、プラ板をくの字型に曲げて貼り付けます。

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加工後の写真です。狙い通り発電機室の部分だけが黄色くなっています。
TNカプラー化したおかげで、車端部連結器周りの表情が引き締まっています。

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最後にKATOのカシオペア編成とカヤ27との連結部分の拡大写真です。
写真ではわかりづらいですのが銀色の質感は全く違います。けど実車もかなり違いますので問題はないです。
あと、帯の高さが少し違います。色味も一番上の青帯がカヤ27の方が紫色っぽいです。
ですが、もともとカヤ27自体が変態車なので、連結して編成を俯瞰する分には帯の違いは些末なものです。
それでは。<(_)>

KATO E26系 カシオペア LED室内灯取り付け,テールライトLED化

KATOからカシオペア用のLED室内灯が新発売になりましたので買ってみました。ついでに、テールライトとトレインマークをLED化します。

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テールライトとトレインマークのLED化は、ちょうどASSYパーツが発売になっていましたので、これで済まします。

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まず、テールライトとトレインマークのLED化ですが、車体に内蔵されてるライトユニットを交換するだけです。上がLEDタイプのユニット,下が元の電球タイプのユニットです。

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左のカハフE26-1が交換後、右のスロネフE26-1が交換前です。やや明るくなった感じです。

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両方ともLEDに交換した後の写真です。電球が玉切れでも起こさない限り、無理に取り替える必要はなかったかも。

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室内灯の取付後の写真です。きれいな電球色です。取り付け自体は難しいところはなかったです。
しかし、室内灯付きの12両がちゃんと勾配を上ってくれるか若干の不安が残ります。

KATO ED76 500番台 入線

ED76-500番台です。本来なら50系51形とともに入線させたかったのですが、 E26系カシオペアの室内灯と一緒に予約していたために、室内灯の発売延期に引きずられて1ヶ月遅れでの入線となりました。

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模型自体は新製品というわけではなく再生産品です。
屋根上の高圧線はKATO製らしく真鍮線のようです。また銀帯はてかてかのメタリックシルバーです。別に構わないのですが、このあとで車長の比較に使ったEF71はマットシルバーになっており、両機で異なっている理由がわかりません。

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車体がでっかいなぁと思ったので、F級機のKATOのEF71と比較してみました。上がEF71で下がED76-500番台です。車長は同じに見えます。確かにKATOのカタログスペック上はどちらも135mmです。
実車はED76-500番台の方が10cmだけ短いはずですが、Nゲージサイズに換算すると0.67mmの差とわずかになりますので、模型化に際し無視されているのかカタログ表記が両機関車とも135mmに丸められているだけなのかはわかりません。
なお、ED76-500番台は北海道向けの大容量SG搭載のために基本番台より車長が長くなったらしいです。(Wikiより。)

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付属品はわずかで、ナンバープレートとメーカーズプレートを取り付けるとすぐに走らせられます。
当鉄道の標準カプラーはTNカプラーなので、先月発売の50系51形客車とともにカプラー換装をしなければいけませんが、それはまた後日と言うことで。

KATO 285系 サンライズエクスプレス 室内灯LED化,ヘッドライト・テールライト高輝度LED化

保有するKATO 285系 サンライズエクスプレスですが、オプションで用意されている室内灯(11-207(7両分))は電球光源ですのでこれのLED化と、旧ロット品のためヘッドライトがオレンジLEDですので電球色LEDに取り替えます。ついでにテールライトLEDも高輝度化します。

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白い部品が光源ユニットで、この中に電球が入っています。白いケースから光源の電球を抜き出します。

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抜き出した電球です。

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電球を抜き出して空になった白いケースの中に収まるようにユニバーサル基板をかまぼこ形にカットし、電球色LED2個とチップ抵抗1個を半田付けします。1枚目の写真が部品類を半田付けした基板で、2枚目の画像が回路図です。電球色LEDは秋月電子通商でウォームホワイト色LEDという名称で販売されていたものを使用しました。

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基板のLEDの反対側へ伸びるように細いワイヤーを半田付けしてできあがりです。これをケースに収めます。フル編成だと14個作ることになりますが、米粒のような部品を半田付けしていくのは何かの修行のようでした。

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次にライトユニットのLEDを高輝度LEDに交換します。1枚目の写真がLEDを交換したライトユニットです。ライトユニットの上のLEDが電球色、下のLEDが赤色です。2枚目の写真の透明のプリズムのフォグランプ部分にクリアイエローの塗料を塗ります。また、赤色のプリズムの先に透明のプリズムとの遮光用のために銀色の塗料を塗ります。プリズムに遮光用の塗料も塗ってみましたが、透過光量の減少やプリズム自体の脆化がみたれたのでやめた方が良いようです。塗料の種類に依るのかもしれませんが。以後は遮光目的の着色はしないつもりです。

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フォグランプの色ですが、非点灯時も黄色だったのかクリアイエローを塗ってから気になり出したので、撮りためた実車の写真を漁ってみました。確かにフォグランプは非点灯時でも黄色です。

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施工の結果ですが、まず、室内灯です。1枚目の写真が交換後の光り具合です。明るすぎず暗過ぎず、良い感じの雰囲気です。2枚目の写真は実車の室内です。

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次にヘッドライトとテールライトですが、まず交換前の光り方です。テールライトはともかくヘッドライトが6灯ともオレンジ色です。実車は屋根2灯と下外側2灯が電球色、下内側2灯が黄色です。

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交換後のヘッドライトとテールライトの光り方です。ヘッドライトは下内側2灯が黄色く光っています。画像ではわかりづらいですが、実際はもっときれいに黄色く光っています。テールライトも画像では白潰れしていますがきれいに光っています。
なお、この状態で灯火類の常点灯が効くのですが、初めに各車両に1μFのコンデンサを入れて実験したところ常点灯が効かなくなったので撤去しました。また、前進時にテールライトがちらつくこともないのでサージキラーも入れていません。

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おまけですが先頭車両のばらし方です。なぜか簡単にパカッと分解できなかったので、参考に記録を残しておきます。
まず、前の台車を外して車体と床板を分離します。このときスカートが強度的なウィークポイントになりますので、スカートに指をかけないように気をつけます。

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次に、からし色の室内部品と灰色のライトユニットを1mmほど後ろにずらし、先頭の空いた隙間に指を入れ、ライトユニットを爪で引きずり出すように抜き出します。

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そうするとボディーと中身が分離します。慣れないうちは壊さないようにそっとやる必要があります。
今回の整備の中で、このクハネ285の分解が最も難易度が高い作業でした。

TOMIX 485系1000番台 入線

予約していた再生産のTOMIX 485系1000番台が届きました。

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12両フル編成です。基本セットの付属品は2枚目の写真の通りです。クハ481には「つばさ」の文字マークがあらかじめ装着されています。
なお、基本セットと増結セットにはインレタが入っています。(同じものです。)
収録車番は銀色文字で、
 モハ484,485-1025,1026,1027,1029,1034,1036,1042,1044,1048,1053,1057,1058,1064,1071,1072,1080,1083,1088
 クハ481-1015,1019,1021,1025,1027,1029,1033,1035,1037,1041,1043(奇数車)
 クハ481-1016,1020,1022,1026,1028,1030,1034,1036,1038,1040,1042(偶数車)
 サロ481-1001,1002,1004,1005,1007,1008
 サシ481-57,58,59,61,62,63
ですが、銀色のJNRマークが8個,白色のJRマークが3個,若干の予備番号も収録されています。

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クハ481を300番台と比較してみます。左が1000番台で右が300番台です。前面は違いがありません。屋根については、1000番台の屋根とクーラーが灰色になっています。(両方とも特急マークとホイッスルは未取付です。)

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よく見るとクーラーは色だけでなく側面形状が違います。

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上が1000番台で下が300番台です。車体側面はドアコック蓋の大きさに違いがあるだけで同じです。あとは、床下機器の配置が違います。

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モハ485とモハ484です。モハ485の屋根は同じ形状でしたが、モハ484の屋根は200,300番台セットと若干異なります。車体と床下も若干異なります。

 
サロ481-1000です。方向幕下の窓の小窓感が1000番台の特徴を醸し出していて良い感じです。グリーンカーマークは印刷済みとなっています。

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サシ481です。これは屋根とクーラーの色が灰色なだけで、既に発売されている銀色屋根仕様(写真2枚目上)と形状は全く同じです。

 
実車は他の番台と混結されていることも多いのですが、模型で再現すると屋根の色がバラバラになりますので、食堂車以外がオール1000番台で統一されている編成を組成してみようと思います。食堂車が営業末期の82年版の編成表で探すと、秋田運転区の「つばさ」(上野-奥羽本線-秋田),「やまばと」(上野-奥羽本線-山形),「いなほ」(上野-上越線(新潟通らず。)-青森)が該当するようです。この中では「いなほ」が好きなのですが、トレインマークを別途購入しなくてはいけません。とは言ってもトレインマークが1,000円もするんですよね。こうなると遅くまで上野駅に姿を見せてくれていた「つばさ」でもと迷うところです。(「つばさ」のイラストマークは基本セットに付属しています。)とにかく「いなほ」のトレインマークが店頭から無くなるまでに決断しないと・・・。

TOMIX キハ187系 整備,カプラー交換

ずいぶん前に購入したままほったらかしにしていたTOMIXのキハ187系ですが、やっと整備に着手します。.

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1枚目が10番台の「スーパーおき」3両セット(92580)で、2枚目が500番台の「スーパーいなば」2両セット(98011)です。両方のセットともトレインマークシールと列車無線アンテナ・信号炎管パーツが付属しますが、あらかじめ車番が印刷済みとなっている「スーパーおき」セットには車番インレタは入っておらず、「スーパーいなば」セットにだけ入っています。
車番ですが、
 10番台[印刷済み] キハ187-11,12,1011(動力車)
 500番台[インレタ] キハ187-501~504(動力車),キハ187-1501~1504
になっています。

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トレインマークシールは10番台セット,500番台セット共通で、「スーパーくにびき」,「スーパーいなば」,「スーパーまつかぜ」,「スーパーおき」が収録されています。先ほど書いたとおり、インレタは500番台セットのみに付属します。

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今回の製品は前回品から品番が変更されて仕様変更がなされていますが、前回品と比較して側面ロゴマークが印刷済みになっています。ほかに目立つのは室内の座席の背もたれ部分の表現が新たに追加されています。前回品は室内がのっぺらぼうでした。床板の上端が窓の下端より上にあるのは相変わらずですが。あと、10番台セットの構成が2両セット+増結用単品から3両セットに変更されており、車番が印刷済みになっています。

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とりあえずレールに乗せてみましたが・・・。トレインマークは前回品と同じく非点灯です。ライトはオレンジ色のLEDですが、どうしても交換しなければと思うほどの色調ではなく、私としては許容範囲内です。(使用されているLEDはチップLEDです。)
あと、2枚目の実車の写真と比べると模型の方は運転台下のダミーカプラーに1段電連がありません。また、中間連結器がアーノルドカプラーで連結間隔もそれなりに広いので、説明書指定のボディーマウントTNカプラーに交換してみます。

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TNカプラーはJC6324を使います。

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運転台直下のダミーカプラーはTNカプラーに入れ替えるだけですが、中間連結器は台車のカプラーポケットをカットした上でボディーにTNカプラーを装着しなければいけません。動力台車と付随台車では内部のギアの数が異なりますが、部品共用化のためか外観は同じで写真のようになります。1枚目の写真のカプラーポケットをカットして2枚目の写真のようにするのですが、黄色の丸印の部分はバリをきちんと取っておかないと、車体に取り付けたTNカプラーと干渉しますので注意してください。台車は分解しないと作業が難しいので、分解時にギア等の部品をなくさないように気を付けてください。

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TNカプラー化後の中間連結部分の写真です。黄色の丸印内の部分でTNカプラーと台車が干渉していないかを確認してください。

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1枚目の写真の上がTNカプラー化した中間連結部分の間隔です。下がアーノルドカプラーのままの間隔です。
2枚目の写真が運転台下のカプラーの比較ですが、左がTNカプラー化したもので、右がダミーカプラーのままです。正直なところどちらでもいいような・・・。

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次にアンテナ類を取り付けます。列車無線アンテナは問題ないのですが、信号炎管は苦労しました。付属の治具を使うと信号炎管が暴れてかえって取り付けにくかったので、結局は先端に両面テープを巻いたピンセットで取り付けました。

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トレインマークとインレタを貼り付けた整備後の写真です。
1枚目がキハ187系10番台「スーパーおき」改め「スーパーまつかぜ」です。2枚目がキハ187系500番台で、商品名通りに「スーパーいなば」のままとしました。キハ187系は黄色の帯がビビッドでなかなか格好良いです。これで無事に整備が終了しました。

KATO 485系300番台 トレインマーク製作

当方では、KATOの485系300番台セット(とモハ484-600番台のASSY組立品)と485系初期形<雷鳥>セットを組み替えて300番台の方は1980年頃の青森運転区風に仕立てているのですが、標準ではトレインマークに大好きな「はつかり」が収録されていません。しかもトレインマーク変換装置485系300番台用(国鉄・イラスト)(11-325)を買ったとしても、同じく大好きな「白鳥」と共存ができません。ということでカラープリンターで自作してみることにします。
※今回の485系300番台は新仕様のものです。

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これが標準のトレインマークで、「ひばり」「白鳥」「ひたち」「しらさぎ」が収録されています。

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自作トレインマークのベースとするために、共通部品として販売されているトレインマークを買い足しました。
あらかじめパーツに直接印刷されているマークをMR.カラーの薄め液で消してしまいます。
なお、トレインマーク部の反対側の細いギヤ部やトレインマーク部とギヤ部の継ぎ目部分がかなり壊れやすいので、取り扱いには注意してください。

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メーカーのようにパーツに直接印刷はできないので、今回はこの透明ラベルに印刷して貼り付けます。

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いきなりですが完成品です。グラフィックソフトで印刷しましたが、大きさや色味はトライアンドエラーで調整していきます。
また、印刷したラベルをただ貼り付けただけでは、ライトユニットで裏から照らされると色が薄く見えるので同じものを2枚重ね貼りしています。

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さて完成したトレインマークパーツを組み込むのですが、組み込むには床板と座席を分離させなければいけません。実は今回の整備ではこれが一番の難関で、1枚目の写真の黄色の丸印の部分が固くてなかなか外れません。分解してみると何の細工もない引っかかりなのですが、壊してしまわないように細心の注意が必要になります。

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無事に組み込めました。分解・組み立て時には小さなパーツがいくつか発生するので、なくさないように注意してください。

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無事に「はつかり」と「白鳥」を掲げることができるようになりました。
若干ですがラベルシールと内部のパーツが引っかかり、トレインマークが動かしにくくなることがありますが、実用上問題がないので特に対処はしていません。
[改良しました。(2016/09/07)(←クリックして下さい。)]

KATO 50系51型客車 入線,グレードアップパーツ取付

遙か昔に乗車した記憶が蘇り、思わずポチってしまいました。
当時わずかに残っていた51形の普通列車に、(たぶん)札幌-滝川間で乗った記憶があります。

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5両基本セット(10-1306)とオハフ51(5246)×1,オハ51(5245)×2、それと50系客車グレードアップパーツ(11-551)×2です。グレードアップパーツ1袋でオハ×2両,オハフ×2両の計4両分の屋根とベンチレーターが入っています。
車番は基本セットがオハフ51-20,オハ51-58,オハフ51-14,オハ51-21,オハフ51-66で、単品がオハフ51-18,オハ51-60です。後でも書きますが、基本セットのオハフ51-14はテールライトが点灯しません。

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オハフ51とオハ51です。上下の間隔が細い窓が確かに寒地形ですね。

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発電機もちゃんと台車に付いています。

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テールライトは両側が点灯しますが、基本セットの3両のオハフのうち1両(オハフ51-14)はライトユニットが非搭載でテールライトが点灯しません。妻面の表記までもが省略されています。
床下にテールライトのスイッチがないなと思って探してみると、なんとボディーを外した座席の中央部にありました。(黄色の丸印部)

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グレードアップパーツですが、4個1組でランナーについているベンチレーターを分離して屋根に取り付けなければいけません。しかし、ゲートが微妙な位置(ベンチレーター1個につき2箇所)にあり、下手にカッターを入れるとベンチレーターの四隅の足をそぎ落としてしまいます。かといって指で引きちぎると、ベンチレーターが小さすぎて四隅の足に無理な力がかかって折れてしまいます。結局、写真のように細いラジオペンチの先に傷つき防止のためのテープを巻いて捻り取ることにしました。
この方法だとベンチレーターの方が抉れたりゲート痕の処理に苦労するかなと思ったのですが、特に抉れることもなく、ゲート痕を先の細いやすりで軽く処理するだけできれいになりました。
グレードアップパーツ1袋につきベンチレーターは40個入っていますが、必要なのは38個です。つまり予備は2個しかありませんので、作業には細心の注意が必要です。今回は2袋の作業でベンチレーター(の足)を3つ壊してしまい、1個しか余りませんでした。

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妻面から見た写真と斜め上から見た写真を撮ってみました。2両並べたうちの左が元の屋根、右がグレードアップパーツでベンチレーターを別パーツ化したものですが、8両で1時間半ほどかかった割には効果があるのかないのかは微妙かな。
カプラーは台車マウントのままTNカプラーとKATOナックルにする予定です。
最後にこの子たちのカマとなるはずのED76-500ですが、発売日の遅い商品と一緒に予約してしまう痛恨のミスをしてしまいました。思い出の列車の再現はひとまずお預けです。