TOTO エアインシャワー 修繕

3年位前に導入したTOTOのエアインシャワーが壊れました。


これが普段の止水状態です。ボタンの位置を見ていて下さい。


で、これが吐水状態の正常なボタンの位置です。


3年くらい経つと、1度ボタンを押すとこんな風にボタンがロックされて操作ができなくなります。
(注:修理後に故障状態を再現した写真です。)


ボタン部分をよく見てみると、内部の機構がボタンごと上にずれて、筐体(外装ケース)に強く当たって動きが悪くなっているようです。
分解しての修繕を試みましたが、嵌め合いがかなり頑固で分解することができずあきらめました。


買い替えるにしても1万円以上もする高価な商品です。そうそう買い替える気になれません。
そこで、かなり乱暴ですがボタンの当たりのある部分をヤスリで削ってみました。


写真では分かりづらいですが、押し込んだときに隙間ができるように削っています。
これで無事にボタンがスムーズに動くようになりました。
原因としては機構部分を固定するスペーサー的なモノが経年でやせたのか、もともとの設計がダメだったのかは謎ですが、値段から考えると3年でお陀仏になるのは勘弁して欲しいです。
どういう理由にしろ、これで使えなくなったら次は別のメーカーのシャワーヘッドにすると思います。(^^;

TOMIX キハ120形(福塩線) 入線・整備

TOMIX 92145 JR キハ120形ディーゼルカー(福塩線)セットが入線しました。


備後落合駅で津山線色(岡山色)とが、ひっそりと並んで停まっていた姿が忘れられずに、わざわざ中古品を探してきての増備です。

 
付属品はライトスイッチ用ドライバーが1本だけです。車番はキハ120-323とキハ120-327で、323がM車になっています。(中古品なので動力ユニットが入れ替わっているかもしれません。)行き先は印刷済みで「三次」になっています。室内灯は電球式,前照灯はオレンジ色のLEDです。また、便所は未設置です。

 
前照灯のLEDを電球色に取り替えるためにライトユニットを取り外して分解します。


今回のライト基板は古いタイプです。(けど常点灯対応です。)
角形LEDが基板の両面にハンダ付けされていますが、抵抗器のある面のLEDが前照灯のオレンジ色LEDですので、これを手持ちのΦ3mmの砲弾型電球色LEDに取り替えます。前照灯のLEDは基板の右側(抵抗器側)がアノード(+)極になります。


取り替えの方法は2通りを考えましたが、方法1は元のオレンジ色LEDのリード線を途中で切断して砲弾型電球色LEDを継ぎ足すようにハンダ付けする方法で、方法2は両面のLEDを取り外し、オレンジ色LEDと砲弾型電球色LEDを再度取り付ける方法です。方法2は基板の余分な半田を吸い取り線等で除去する必要があるので手間が掛かると思って、今回は方法1を採用したのですが、実のところ裏表を貫通しているリード線のハンダが溶けてズレたり脱落して赤色LEDが不点灯になってしまい、意外と難易度が高かったりしました。(基板はコストダウンのためなのか、スルーホール(穴で表裏導通)になっていません。)なので、次に取り替える機会があるなら方法2を選択すると思います。
追記:後日あらためて作業を行って比較を行いましたが、方法2のほうが簡単で綺麗にできます。って、どんだけキハ120を持ってんだよと言う話もありますが・・・。(^^;

 
基板をケースに収めますが、前照灯と尾灯間の遮光のために隙間にウレタンを詰めます。
先日整備した三江線や津山線のようなチップLEDの基板の時よりもシビアではないですが、ウレタンが基板より上に出っ張ると前照灯の光量が落ちるので、写真のようにケースの枠より下になるように詰めます。

 
蓋をビスで閉めると出来上がりです。
ライトユニットをボディーに装着するときですが、赤色の導光材が車体の側面側に逃げて前面の穴にうまく入らないときがあります。そのときは縫い針のような先の細い針を使って誘導すると簡単に入ります。

 
かなり迷ったのですが方向幕は「備後落合」にすることにします。
変更作業には定番の富士川車両工業のステッカーを使用します。
収録内容は、
前面ガラス全体(行き先・ワンマン表示共)
・府中,三次,快速広島 各2個
行き先
・回送,試運転 各5個
・府中,河佐,上下,吉舎,備後落合,備後西城,備後庄原,三次,広島 各8個
・快速広島 各4個,府中⇔三次,備後落合⇔三次 各4個
・府中⇔三次,備後落合⇔三次(細矢印) 各3個
その他
・優先座席 9個
・ステップに立たないで下さい。 24個
・指づめ喚起表示(左右) 各28個
です。


上が323で下が327です。
実車の写真を見ていると323と327では各ステッカーの位置が違うようで、写真に合わせて貼りました。


整備が終わりました。
白色室内灯ユニットと便所のために閉塞された窓ガラスパーツは、最新ロットのキハ120(大糸線)を部品取り用に購入して調達しています。ですが、キハ120(大糸線)用の窓ガラスは便所付近の閉塞された2枚の窓のうち、小窓のHゴムが銀色で塗装されており、わざわざ黒色のペイントマーカーで色入れをする羽目になりました。
なお、実車については323が下関に転属して美祢線他の運用に入っているようですが、時代設定が異なると言うことで気にしないことにします。
次は美祢線色か、木次線色か・・・。もう少しキハ120スパイラルが続きそうな予感がします。
では。<(_)>

(参考記事)
TOMIX キハ120形(関西線) トイレ増設
TOMIX キハ120形(関西線) 室内灯・灯火類整備
TOMIX キハ120形(津山線) 入線・整備
TOMIX キハ120形(三江線) 入線・整備

TOMIX キハ120形(津山線) 入線・整備

TOMIX 98008 JR キハ120形ディーゼルカー(津山線)セットが入線しました。
芸備線で運用されている車両が欲しかったので、先日発売された大糸線セットではなく2015年に発売されたこちらを購入しました。おかげで室内灯の白色化にお金と手間がかかりましたが・・・。

 
付属品はドライバー1本です。

 
暖かい感じのカラーリングです。便所付近の窓は2箇所が閉塞されています。
車番は330と342です。330がM車でした。

 
側面と屋根です。


カプラーとスカートは専用のものでしょうか。
特にカプラーは省スペースな感じで、何かに応用できるかもしれません。
(カプラーはJC6364で分売されていますね。)

 
さて、ヘッドライトはオレンジ色、室内灯は電球色(というか電球)ですので、これを修正します。


最初にヘッドライトの光源のLEDを電球色に変更します。
導光材を折らないようにボディーからライトユニットを慎重に取り外しますが、少しだけ慣れが必要です。
写真は関西線色のキハ120を分解したときの写真です。

 
ライトユニットのビスを外して分解します。


ライト基板です。「L1」の位置にあるLEDを交換します。基板に「+」と印刷されている側(右側)がLEDのアノード極になります。ちなみに基板の裏には赤色に光るLEDがあります。


電球色LEDに交換しました。
光軸を基板と平行にしておく必要があるので、LEDは横倒しにハンダ付けします。LEDは両面テープを巻いた楊枝と半田ゴテの先で位置調整を行いながら、片側の電極ずつハンダ付けをしていきます。
チップLEDは極性がわかりにくいので、間違いが無いかこの時点で試験点灯をしました。

 
基板をケースに収めますが、遮光のためにウレタンの切れ端を前方の隙間に詰めます。
2枚目の写真の矢印から上側にウレタンがはみ出すと光量が落ちますので注意が必要です。


ウレタンを詰めた後の写真です。これに蓋を取り付けて完成です。
蓋を閉めるときに半分の確率でネジの穴がバカになっており、いくらネジを回しても締まった感触が得られないときがありますが、とりあえず蓋は閉まるのであきらめます。

 
次に室内灯を白色に変更します。TORM.の室内灯のTL-011(幅広 白色)を使います。
残念ながらポン付けはできず、加工が必要です。その際、この室内灯ユニットは基板とプリズムが簡単に分離できるので、適宜付け外しを行いながら作業を進めます。

 
まず、集電スプリング付近の加工です。室内灯ユニットを支持するステーの先の爪を引っかける溝を作ります。

 
プリズムを先の細い角ヤスリで上から彫り込んでいきます。


ある程度彫り込んだら載せてみます。すると、集電スプリングとは反対側のステーにも当たりがあることが分かります。


プリズムの当たりのある箇所を、さっきよりも細いヤスリで横から彫り込んでいきます。


室内灯ユニットが床板と平行になるように、集電スプリング側の彫り込みを調整します。

 
室内灯ユニットが床板と平行になるように彫り込めたら、元の室内灯ユニットの長さに合わせてレザーソーでカットします。


出来上がりです。集電スプリングが若干長めなので、スプリングの歪みがなるべく少なくなるように室内灯ユニットを取り付けます。


ヘッドライトと室内灯の色の変更ができました。
(2019/01/02 停車・常点灯状態でしばらく放っておくと、この室内灯ユニットの素子の1つが焼損してしまいました。常点灯を使用するときは目を離さない方が良いです。)


最後にステッカーを貼り付けます。
富士川車両工業の製品を使いますが、方向幕が「白幕」と「黒幕」の2製品があります。
便所設置の時代は「黒幕」の方が良いようです。


「白幕」の収録内容は、
前面ガラス全体(行き先・ワンマン表示共)
・岡山,津山,智頭(智頭は種別枠付) 各2個
行き先
・快速 岡山,快速 津山 各2個
・総社,上月,備中高松,美作江見,岡山,中国勝山,法界院,新見,金川,美作加茂,福渡,那岐,津山,智頭,姫路,鳥取,佐用,東城,備後落合,試運転 各4個
・回送 5個
その他
・快速(赤字) 4個
・優先座席 10個
・ステップに立たないで下さい。 18個
・後乗り前降り 11個
・指づめ喚起表示(左右) 各42個
です。


「黒幕」の収録内容は、
前面ガラス全体(行き先・ワンマン表示共)
・岡山,津山,糸魚川⇔南小谷(ローマ字表記共,岡山・津山は種別枠付) 各2個
行き先
・総社,上月,備中高松,美作江見,岡山,中国勝山,法界院,新見,金川,美作加茂,福渡,那岐,津山,智頭,姫路,鳥取,佐用,東城,備後落合,糸魚川⇔平岩,糸魚川⇔南小谷(ローマ字表記共) 各4個
・回送 2個,試運転 3個
その他
・快速(赤字) 4個
・優先座席 10個
・ステップに立たないで下さい。 18個
・後乗り前降り 11個
・指づめ喚起表示(左右) 各42個
です。


前面ガラス全体が印刷された部分に方向幕を貼り付けて、ライトユニットとガラスの間に挟み込みます。
作例では左右の余白を残していますが、斜め前から見たときにとても目立つので、余白は綺麗に切り取った方が良いです。

 
ドア部分にもステッカーを貼り付けるとこんな感じになりました。
方向幕は「新見」にしています。余り目立ちませんが「ワンマン」の下にある種別札差しに自己満足しています。側面の各ステッカー位置は、同封されてる説明書よりも実車の写真を見て決めた方が良いです。


キハ120形(津山線)の整備はこれで終了です。
それでは。<(_)>

参考記事:TOMIX キハ120形(三江線) 入線・整備

TOMIX DE10 きのくにシーサイド 入線

AKB的な商法で物議を醸しているトミックスの「TOMIX DE 選挙」ですが、そのメンバーの1台である2236 DE10 1000形ディーゼル機関車(1152号機・きのくにシーサイド)が入線しました。
中間発表まで様子見をしても良かったのですが、待ち望んでいた車両でしたし、上位に食い込む予感はしていたので比較的早期に予約して投票に参加してしまいました。

 
いつものパッケージです。

 
説明書は2235(JR東海仕様),2236(きのくにシーサイド),2237(アイランドエクスプレス四国),2239(JR貨物新更新車B)とで共用です。
付属品にトレインマークがないですね。

 
ナンバープレートとメーカーズプレートも何種類か付属しますが、金型を共用している関係のようで、実際には「DE10-1152」「川崎重工」だけを使います。

 
側面です。特徴のある塗り分けです。
青色がフラッシュ光の関係で明るく見えますが、実際にはもう少し深い青色です。

 
写真で見るよりかは、ファンのモールドは緻密にできています。

 
写真のウデが悪いので、細かなモールド表現が飛んでしまっています。orz


問題の投票券です。
「TOMIX DE 選挙」については一切触れられていませんが、指示されたURLからアンケートページに入ります。


アンケートの最終質問で投票します。複数回答ですので、これも欲しいなと思うものに投票できます。さてさて、あとは神に祈るだけです。
中間発表ではハイパーサルーンが4位と振るわなかったことが予想外でしたが、あとは概ねこんなものかなと思います。潜在需要がありそうなオリエントサルーンが5位になっていますが、DE10-1705が対象機でしたし、他力本願的な人が多いような気がしたので順当ではないでしょうか。投票対象の牽引機関車が違っていれば、結果はひっくり返っていたかもしれませんが。
しかし、きのくにシーサイドが逆転されたらと思うと気が気ではないので、こんな馬鹿げたイベントはこれで最後にして欲しいと思います。(と言いつつ、買ってしまった自分もだらしがないですが・・・。)
それでは。<(_)>
参考記事1:祝 きのくにシーサイド 製品化決定
参考記事2:TOMIX JR12・24系客車 きのくにシーサイド 入線

TOMIX キハ181系 紹介

先日の台風のおかげで何もする気がせず、今週はまったりとしています。
ふと、先週にKATOから10-836他のキハ181系が再生産されたことを思い出し、自社で保有するTOMIXのキハ181系を眺めてみました。


品番は92723他です。発売からずいぶん経ちますが、いまだにカタログ落ちしていない製品です。リニューアルはまだかと待っていたのですが、先にKATOから現在の製品水準で発売されてしまい、陳腐化が否めない状態になっています。そこで当社では色々と手を入れて、少しでも見栄えを良くしようとしています。

 
実のところTOMIX製のほかにKATO製(10-836他)の前回生産品を併せて保有しており、各写真の左がKATO製で、右がTOMIX製になります。(KATO製は運転台上の信号炎管と屋根の煙突が未取り付けです。)TOMIX製は元々クリーム色だった前面窓枠・ライトリム・特急マーク・ヘッドマーク枠に銀色、貫通扉窓枠に灰色を入れています。TOMIX製は窓ガラスが枠より少し内側に控えているだけ銀色部分がどうしても厚くなるのですが、KATO製の方も窓ガラスパーツの厚みの分が銀色に見えるので、ぱっと見の印象が同じに見えます。

 
各写真の下がKATO製で、上がTOMIX製です。クーラー頂部のネットの有無が違いますが、プロトタイプの違いなのか表現の省略なのかは把握していません。大きな違いはそれくらいで、TOMIX製の方が少しモールドが甘く表現がぬるいところがありますが、言われないと気が付かない位です。ただ、塗装に関しては、TOMIX製の方が明らかに凹部に色が回っていません。連結器はKATO製がボディーマウント伸縮タイプです。TOMIX製についてはアーノルドカプラーが標準ですが、台車マウントTNカプラー化しています。ボディーマウントTNカプラーは予算の関係で採用しませんでした。また、KATO製では幌が標準装備になっていますが、TOMIX製は幌枠のモールド表現のみで貧相なので、分売パーツの気動車用幌を木工用ボンドで取り付けています。あと、写真では分かりづらいですが、座席の成形色はKATO製が青色で、TOMIX製が茶色です。

 
ライトを点灯させてみました。
1枚目の写真がKATO製です。ヘッドマークは綺麗な白色ですが、ヘッドライトは黄色っぽいです。
2枚目の写真がTOMIX製ですが、KATO製にくらべると散々な感じで各ライト類の相互遮光ができていないとか、ヘッドマークが電球色だとかで劣っていることが分かります。ただ、ヘッドマークだけは標準のシールを使わずガチョウハウスさんのピタサボを採用しており、細密な印刷で気を吐いています。(ヘッドマークが「はくと」になっていますが、当社の車両はATS-P非装備です。(^^;)
しかし比べてみると発売時期の差は如何ともし難く、色々と物足りなさが目に付くTOMIX製ですが、それでも愛着があってKATO製を導入した現在でも手放せずにいます。
それでは。<(_)>

TOMIX EF60 500形 入線

TOMIXのEF60 500形 電気機関車が入線しました。朗堂さんで購入しました。


付属品はホイッスル 手摺り,TNカプラー,ナンバープレート,ヘッドマークです。
ナンバーはEF60 506~509,ヘッドマークは富士・さくら・みずほになります。


大型1灯のヘッドライトが時代を感じさせます。ヘッドライトレンズには縦縞が入っており好印象です。


パンタグラフの傍にある銀色のパーツは避雷器でしょうか。


側面の大窓も特徴的です。メーカーズプレートは川崎が印刷されています。


パーツ未取り付けの状態ですが、全体はこんな感じです。20系客車を牽く運用に入る予定になっています。
話は変わりますが、この頃に活躍していた電気機関車といえばEF58を心待ちにしているのですが、なかなかリニューアル発売されないですね。何かしら模型化が難しい理由があるのでしょうか。
それでは。<(_)>

山陰本線(西半分)乗車 おみやげ

昨日の「山陰本線(西半分)乗車」でのおみやげです。
すべて「○○のはなし」号で手に入れた物です。

 
パンフレット(リーフレット)と旗です。
パンフレットは列車だけでなく、観光スポットなどが簡単に紹介されています。
どちらも車内で配布してました。

 
続いて魚の串焼き?と飴ですが、こちらも車内での配布品です。
魚は真空パックされており、「賞味期限が長い」、「添加物が食塩のみ」となかなかの商品で、新製品ということです。
飴はきれいな女性が配っていたのですが、なんと言って配っていたのか忘れてしまいました。(^^;


唯一の購入品になる「ふく骨の焼きせんべい」(540円)です。パリパリでおいしいです。
以上、今回はこれだけです。<(_)>
2017年10月16日 | カテゴリー : 外出 | 投稿者 : 管理人

山陰本線(西半分)乗車(3)

山陰本線(西半分)乗車(3)です。
 

続いて長門市駅から益田駅方面に抜ける予定ですが、そこには「益田」と表示されたキハ120が停まっていました。キハ40だったらと淡い期待をしていたのですが・・・。まぁ、薄々予感はしていましたが、来るなら美祢線色かなとも思っていたところ、さらに裏をかかれて芸備線色でした。


この列車の列車番号は8594Dですが、列車番号が示すように不定期列車です。休日に運転かと思うと休日に運休して平日に運転していたりと、イマイチ読めない運転日です。とにかく本日が運転日で良かったです。12:57発のこの列車が運転されないと益田駅に抜けられる列車は夕方までなく、通常なら9:10発のあとは16:18発まで待たないと行けませんので、益田(東萩)-長門市間は三江線にも匹敵する通過難易度です。
なお、時刻表でもJR西日本のWeb列車検索上でも東萩駅行きですが、行き先表示は益田駅行きになっています。これは、東萩駅で定期列車の益田駅行きの1568Dに化けてそのまま走るからです。
混雑状況ですが、出発時には座席がそれなりに埋まっていました。

 
長門市駅から40分ほどで東萩駅に着きました。
ここで列車番号が変わりますが、乗客はそのままで20分間の停車です。

 
1番線には帰り(下関方面)の出発を待つ「○○のはなし」号が停まっていました。

 
東萩駅を出て50分ほど走り、江崎駅を過ぎるとやっと島根県です。


県境の江崎-飯浦間の写真ですが、長門市-益田間については、ときどき海が見えたりしながらも大体こんな感じの車窓風景です。

 
長門市駅から2時間かかって、やっと益田駅に着きました。現在の時間は15:06です。そろそろおしりが痛いです。途中、乗客の増減はありましたが、座席はたいてい埋まっていました。

 
益田駅に着いたときにトイレ部分の塞ぎ板の周りのゴムがはがされているのに気づきました。また、ステッカー類の位置も所属鉄道部によって異なるようなので、記録として撮っています。乗車した車両はキハ120-325です。


益田駅では1時間ほどの待ち合わせで鳥取駅行きのスーパーまつかぜに乗ります。
長門市駅で焼き鳥にありつけなかったのが悔しかったので、駅前のローソンで仕入れました。(^^;
しかし、長門市駅、仙崎駅と人影が少ないです。


スーパーまつかぜは「しまねっこ」がかわいいラッピング列車でした。
自由席は1両で出発時点では全員着席していました。終点の鳥取駅までどの駅からでも相席なら座れていたようです。

 
2つ目の停車駅の江津駅です。
1枚目の写真の奥には三江線の0キロポストが見えます。
2枚目の写真が三江線の三次駅方面の写真ですが分かりづらいですね。よく見ると25km/hと45km/hの速度制限標識の裏側に分岐する右曲線の線路が見えます。三江線にはもう1度くらいは行ってみたいのですが・・・。

 
やくも号で新幹線に乗り継ごうかと思ったのですが、酔うのが嫌だったので、時間が掛かってもいなば号を使うことにしました。
2両編成で自由席は1両でしたが、相席の人が何人かいるくらいの乗車率でした。反面、指定席は無人に近かったです。

 
やくも号と違って揺れも少なく、快適なまま夜の上郡駅に到着です。
駅前にタクシーが1台停まっていましたが、他には人影がありません。

 
22:02発の姫路駅行きを待ちます。同じようなルートを辿る人が7~8人と言ったところでしょうか。
程なく姫路行きがやってきました。3両編成でしたがガラガラでした。


途中の相生駅で降りて新幹線に乗り換えです。

 
新大阪行きのこだまとしては最終便のこだま762号に乗ります。500系でした。やっぱり格好良いですね。
自由席は2列席がぱらぱらと空いている状態でした。


他の新幹線に追い抜かれることもなく、新大阪に到着しました。
なかなか満足な1日でした。が、もうしばらくは乗り鉄は休憩したい気分です。ww
それでは。<(_)>
2017年10月15日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人

山陰本線(西半分)乗車(2)

山陰本線(西半分)乗車(2)です。


新下関駅を出発すると、幡生を通過して再び下関駅に到着です。
ここで方向転換をして幡生から山陰本線に入ります。

 
2号車の向こうの方で関係者の方がお出迎えの幕を広げていましたが、何だか位置が悪いですね。


下関駅を出発して山陰本線内に入ると、海側の大窓から美しい景色が頻繁に見られます。この日は雨でしたが、晴れていればかなり綺麗だったと思います。列車はところどころで小停車してくれます。

 
今回は取れたのは山側の席なのですが、ふと気付いたのは、座面が少し高くなっており海側の景色が見やすくなっていたことです。代わりに山側の窓を見ると中桟が丁度目線の高さになってしまい、景色を見るという点ではバッサリと割り切られていました。(1枚目が海側の大窓で、2枚目が山側の窓です。)


遅い朝ご飯ですが、下関駅のスーパーで買ったとり弁当です。この列車のパンフレットに載っている弁当を食べたかったのですが、乗車日の3日前までに予約しないと駄目ということで、食べられませんでした。


折角なので、売店カウンターで一番安そうだった「くじら入りレトロソーセージ」を仕入れてきました。ミンク鯨15%と書いていますが、食べても分からなかったです。ちょっとスパイシーなので、何か飲み物と一緒に食べた方が良いです。


車内では沿線マップが載っているパンフレットを配ってくれます。行ってみたいなと思ったスポットもあるのですが、車内のパンフレットでそれを知っても、どうしても次の機会にとなってしまいます。また、時間が取れたとしても、列車旅だと足の確保も課題です。


写真がピンぼけですが、難読駅のひとつの特牛(こっとい)駅にも停車します。先ほどのパンフレットに載っている角島大橋(1780m)へは、この駅からバスで15分とのこと。

 
途中駅で乗降する人もゼロではないようで、この列車の狙いは当たっているような気がしましたが、そんなこんなで長門市に到着しました。列車は東萩行きですが、ここで下車して仙崎支線に乗り換えます。
ちなみに、先のパンフレットで帰りの「○○のはなし」号が仙崎支線に乗り入れていることを知って、ちょっと驚きました。


また、パンフレットに長門市は焼き鳥の街と紹介があったので駅の外を覗いてみましたが、残念ながら売ってそうな店を見つけられませんでした。

 
長門市駅を出発すると、割と建物が建ち並ぶ中を抜けてすぐに仙崎駅につきました。

 
駅の先は行き止まりです。


長門市方です。


駅前は意外と広かったりします。

 
写真は仙崎支線の車窓風景の1枚です。
折り返しの列車で長門市駅に戻ってきました。乗り換えて益田駅方面に抜けます。
それでは「山陰本線(西半分)乗車(3)」につづきます。
2017年10月15日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人

山陰本線(西半分)乗車(1)

熾烈な争奪戦の中、運良く「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」に当選したので、日帰り旅行に行きました。


きっぷ本体より、ご案内や駅レンタカー利用券が大きいのはご愛敬です。
行き先としては、アルペンルート,三江線,SL「やまぐち」号を考えていたのですが、天気が悪いのでアルペンルートが脱落。三江線は激混み、やまぐち号は進行方向逆側の席しか確保できずということで、結局、当日の新幹線に乗る前に座席が確保できた「○○のはなし」号に乗車することになりました。(ちなみに「○○のはなし」号は全車指定席で今回のきっぷでは乗車できないので、指定券と乗車券が別途必要になります。)
今回は、ネームドトレインでの長門市-幡生間の乗車,仙崎支線の乗車,通過難易度の高い益田-長門市の乗車がポイントです。

 
新大阪駅から始発のみずほ601号に乗ります。発車15分前で自由席の2列席(窓側)は空いていなかったです。10分前だと3列席(窓側)も怪しかったです。最終的には座席に座れない人もたくさんいました。(指定席も満席というアナウンスがありました。)

 
いきなりですが九州に上陸です。(^^)v
駅のスタンプを稼いで在来線を使って下関まで戻りますが、新幹線と違って在来線はJR九州管内になるので、乗り放題きっぷの区間外になります。JR西日本の駅であるはずの下関駅はICOCAに対応していない割にはSUGOCAに対応しており、SUGOCAエリア(福岡・佐賀・大分・熊本エリア)内の乗降ということで、小倉-下関間はICOCAで乗車できました。

 
小倉駅の発着車両は賑やかです。


しばしの間、列車を眺めていました。


乗車するのは、交直流区間を走ることのできるこちらの415系です。

 
発車して右側に見える貨物ターミナルを眺めているとすぐに門司駅です。


ここから関門トンネルで再び本州に戻ります。
ちなみに関門トンネルに入る手前の構内に、交直流のデッドセクションがあります。

 
10分ちょっとで下関駅に着きました。門司方面を結ぶ列車が結構な頻度で発着しており、下関駅以東の列車本数の少なさとは対照的です。また、ICOCAでなくSUGOCAが使えることも考えると、下関は九州の一部と言っても良い感じがします。

 
10分くらいで新下関駅に到着しました。快速「○○のはなし」号はこの駅が始発になります。

 
発車は6番線(といっても在来線は4・6番線しかないのですが。)からですが、混雑を避けるためなのか、乗車位置が少し上り方(階段の裏)にあります。

 
定刻(9:59)の3分前くらいに神戸方から入線してきました。
列車は2両編成で、写真の下関方が1号車になり、順にキハ47-7004+キハ47-7003になります。
Wikipediaによると、今年の1月までは、「みすゞ潮彩」号に使われていた車両を再改造したとのことです。

 
まずは2号車からで、日本が憧れた西洋をモチーフとした洋風の内装になっています。こちらには売店カウンターが有り、下関駅から販売員が乗車し、準備を整えて営業開始となります。

  
なんと座席が全席海側に向かって配置されており、山側となる座席も海側に向かってすわることになります。(山側・海側は山陰本線内の向きです。)

 
次に、今回予約が取れた1号車です。こちらは西洋が憧れた日本がモチーフになっています。この車両には多目的スペースと物産等の展示ケース、トイレが設置されています。

 
座席には畳が使用されており、なんとなく落ちきます。また、足置きが畳なので、靴を脱いでホッとできます。
それでは「山陰本線(西半分)乗車(2)」につづきます。
2017年10月15日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人