山陰本線(西半分)乗車(3)

山陰本線(西半分)乗車(3)です。
 

続いて長門市駅から益田駅方面に抜ける予定ですが、そこには「益田」と表示されたキハ120が停まっていました。キハ40だったらと淡い期待をしていたのですが・・・。まぁ、薄々予感はしていましたが、来るなら美祢線色かなとも思っていたところ、さらに裏をかかれて芸備線色でした。


この列車の列車番号は8594Dですが、列車番号が示すように不定期列車です。休日に運転かと思うと休日に運休して平日に運転していたりと、イマイチ読めない運転日です。とにかく本日が運転日で良かったです。12:57発のこの列車が運転されないと益田駅に抜けられる列車は夕方までなく、通常なら9:10発のあとは16:18発まで待たないと行けませんので、益田(東萩)-長門市間は三江線にも匹敵する通過難易度です。
なお、時刻表でもJR西日本のWeb列車検索上でも東萩駅行きですが、行き先表示は益田駅行きになっています。これは、東萩駅で定期列車の益田駅行きの1568Dに化けてそのまま走るからです。
混雑状況ですが、出発時には座席がそれなりに埋まっていました。

 
長門市駅から40分ほどで東萩駅に着きました。
ここで列車番号が変わりますが、乗客はそのままで20分間の停車です。

 
1番線には帰り(下関方面)の出発を待つ「○○のはなし」号が停まっていました。

 
東萩駅を出て50分ほど走り、江崎駅を過ぎるとやっと島根県です。


県境の江崎-飯浦間の写真ですが、長門市-益田間については、ときどき海が見えたりしながらも大体こんな感じの車窓風景です。

 
長門市駅から2時間かかって、やっと益田駅に着きました。現在の時間は15:06です。そろそろおしりが痛いです。途中、乗客の増減はありましたが、座席はたいてい埋まっていました。

 
益田駅に着いたときにトイレ部分の塞ぎ板の周りのゴムがはがされているのに気づきました。また、ステッカー類の位置も所属鉄道部によって異なるようなので、記録として撮っています。乗車した車両はキハ120-325です。


益田駅では1時間ほどの待ち合わせで鳥取駅行きのスーパーまつかぜに乗ります。
長門市駅で焼き鳥にありつけなかったのが悔しかったので、駅前のローソンで仕入れました。(^^;
しかし、長門市駅、仙崎駅と人影が少ないです。


スーパーまつかぜは「しまねっこ」がかわいいラッピング列車でした。
自由席は1両で出発時点では全員着席していました。終点の鳥取駅までどの駅からでも相席なら座れていたようです。

 
2つ目の停車駅の江津駅です。
1枚目の写真の奥には三江線の0キロポストが見えます。
2枚目の写真が三江線の三次駅方面の写真ですが分かりづらいですね。よく見ると25km/hと45km/hの速度制限標識の裏側に分岐する右曲線の線路が見えます。三江線にはもう1度くらいは行ってみたいのですが・・・。

 
やくも号で新幹線に乗り継ごうかと思ったのですが、酔うのが嫌だったので、時間が掛かってもいなば号を使うことにしました。
2両編成で自由席は1両でしたが、相席の人が何人かいるくらいの乗車率でした。反面、指定席は無人に近かったです。

 
やくも号と違って揺れも少なく、快適なまま夜の上郡駅に到着です。
駅前にタクシーが1台停まっていましたが、他には人影がありません。

 
22:02発の姫路駅行きを待ちます。同じようなルートを辿る人が7~8人と言ったところでしょうか。
程なく姫路行きがやってきました。3両編成でしたがガラガラでした。


途中の相生駅で降りて新幹線に乗り換えです。

 
新大阪行きのこだまとしては最終便のこだま762号に乗ります。500系でした。やっぱり格好良いですね。
自由席は2列席がぱらぱらと空いている状態でした。


他の新幹線に追い抜かれることもなく、新大阪に到着しました。
なかなか満足な1日でした。が、もうしばらくは乗り鉄は休憩したい気分です。ww
それでは。<(_)>
2017年10月15日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人

山陰本線(西半分)乗車(2)

山陰本線(西半分)乗車(2)です。


新下関駅を出発すると、幡生を通過して再び下関駅に到着です。
ここで方向転換をして幡生から山陰本線に入ります。

 
2号車の向こうの方で関係者の方がお出迎えの幕を広げていましたが、何だか位置が悪いですね。


下関駅を出発して山陰本線内に入ると、海側の大窓から美しい景色が頻繁に見られます。この日は雨でしたが、晴れていればかなり綺麗だったと思います。列車はところどころで小停車してくれます。

 
今回は取れたのは山側の席なのですが、ふと気付いたのは、座面が少し高くなっており海側の景色が見やすくなっていたことです。代わりに山側の窓を見ると中桟が丁度目線の高さになってしまい、景色を見るという点ではバッサリと割り切られていました。(1枚目が海側の大窓で、2枚目が山側の窓です。)


遅い朝ご飯ですが、下関駅のスーパーで買ったとり弁当です。この列車のパンフレットに載っている弁当を食べたかったのですが、乗車日の3日前までに予約しないと駄目ということで、食べられませんでした。


折角なので、売店カウンターで一番安そうだった「くじら入りレトロソーセージ」を仕入れてきました。ミンク鯨15%と書いていますが、食べても分からなかったです。ちょっとスパイシーなので、何か飲み物と一緒に食べた方が良いです。


車内では沿線マップが載っているパンフレットを配ってくれます。行ってみたいなと思ったスポットもあるのですが、車内のパンフレットでそれを知っても、どうしても次の機会にとなってしまいます。また、時間が取れたとしても、列車旅だと足の確保も課題です。


写真がピンぼけですが、難読駅のひとつの特牛(こっとい)駅にも停車します。先ほどのパンフレットに載っている角島大橋(1780m)へは、この駅からバスで15分とのこと。

 
途中駅で乗降する人もゼロではないようで、この列車の狙いは当たっているような気がしましたが、そんなこんなで長門市に到着しました。列車は東萩行きですが、ここで下車して仙崎支線に乗り換えます。
ちなみに、先のパンフレットで帰りの「○○のはなし」号が仙崎支線に乗り入れていることを知って、ちょっと驚きました。


また、パンフレットに長門市は焼き鳥の街と紹介があったので駅の外を覗いてみましたが、残念ながら売ってそうな店を見つけられませんでした。

 
長門市駅を出発すると、割と建物が建ち並ぶ中を抜けてすぐに仙崎駅につきました。

 
駅の先は行き止まりです。


長門市方です。


駅前は意外と広かったりします。

 
写真は仙崎支線の車窓風景の1枚です。
折り返しの列車で長門市駅に戻ってきました。乗り換えて益田駅方面に抜けます。
それでは「山陰本線(西半分)乗車(3)」につづきます。
2017年10月15日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人

山陰本線(西半分)乗車(1)

熾烈な争奪戦の中、運良く「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」に当選したので、日帰り旅行に行きました。


きっぷ本体より、ご案内や駅レンタカー利用券が大きいのはご愛敬です。
行き先としては、アルペンルート,三江線,SL「やまぐち」号を考えていたのですが、天気が悪いのでアルペンルートが脱落。三江線は激混み、やまぐち号は進行方向逆側の席しか確保できずということで、結局、当日の新幹線に乗る前に座席が確保できた「○○のはなし」号に乗車することになりました。(ちなみに「○○のはなし」号は全車指定席で今回のきっぷでは乗車できないので、指定券と乗車券が別途必要になります。)
今回は、ネームドトレインでの長門市-幡生間の乗車,仙崎支線の乗車,通過難易度の高い益田-長門市の乗車がポイントです。

 
新大阪駅から始発のみずほ601号に乗ります。発車15分前で自由席の2列席(窓側)は空いていなかったです。10分前だと3列席(窓側)も怪しかったです。最終的には座席に座れない人もたくさんいました。(指定席も満席というアナウンスがありました。)

 
いきなりですが九州に上陸です。(^^)v
駅のスタンプを稼いで在来線を使って下関まで戻りますが、新幹線と違って在来線はJR九州管内になるので、乗り放題きっぷの区間外になります。JR西日本の駅であるはずの下関駅はICOCAに対応していない割にはSUGOCAに対応しており、SUGOCAエリア(福岡・佐賀・大分・熊本エリア)内の乗降ということで、小倉-下関間はICOCAで乗車できました。

 
小倉駅の発着車両は賑やかです。


しばしの間、列車を眺めていました。


乗車するのは、交直流区間を走ることのできるこちらの415系です。

 
発車して右側に見える貨物ターミナルを眺めているとすぐに門司駅です。


ここから関門トンネルで再び本州に戻ります。
ちなみに関門トンネルに入る手前の構内に、交直流のデッドセクションがあります。

 
10分ちょっとで下関駅に着きました。門司方面を結ぶ列車が結構な頻度で発着しており、下関駅以東の列車本数の少なさとは対照的です。また、ICOCAでなくSUGOCAが使えることも考えると、下関は九州の一部と言っても良い感じがします。

 
10分くらいで新下関駅に到着しました。快速「○○のはなし」号はこの駅が始発になります。

 
発車は6番線(といっても在来線は4・6番線しかないのですが。)からですが、混雑を避けるためなのか、乗車位置が少し上り方(階段の裏)にあります。

 
定刻(9:59)の3分前くらいに神戸方から入線してきました。
列車は2両編成で、写真の下関方が1号車になり、順にキハ47-7004+キハ47-7003になります。
Wikipediaによると、今年の1月までは、「みすゞ潮彩」号に使われていた車両を再改造したとのことです。

 
まずは2号車からで、日本が憧れた西洋をモチーフとした洋風の内装になっています。こちらには売店カウンターが有り、下関駅から販売員が乗車し、準備を整えて営業開始となります。

  
なんと座席が全席海側に向かって配置されており、山側となる座席も海側に向かってすわることになります。(山側・海側は山陰本線内の向きです。)

 
次に、今回予約が取れた1号車です。こちらは西洋が憧れた日本がモチーフになっています。この車両には多目的スペースと物産等の展示ケース、トイレが設置されています。

 
座席には畳が使用されており、なんとなく落ちきます。また、足置きが畳なので、靴を脱いでホッとできます。
それでは「山陰本線(西半分)乗車(2)」につづきます。
2017年10月15日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人

TOMIX 583系 車番変更

当社で保有するTOMIXの583系(クハネ581 スリットタイフォン)は車番インレタも転写済みなのですが、編成表から引っぱってきた1979年当時の車番では、すでにクハネ581のタイフォンがシャッター付きに改造されていたようなので、今回はこの車番を変更したいと思います。
ネット上の写真と編成表を調べていると、1980年の編成表の西鹿児島←Tnc20,M'n0-10,Mn1-10,Tn39,Ts26,Td27,M'n36,Mn36,Tn11,M'n21,Mn21,Tnc19 (M'n0はモハネ580,Mn1はモハネ581)がスリットタイフォンのままだったようなので、これに設定し直します。なお、M車はM'n36とM'n21にします。この組成では、月光形581系のモハネ580,モハネ581,サハネ581-11の取り扱いがポイントとなります。


モハネ580とモハネ581は、先週のうちに屋根を塗り替えておいたものを組み込みます。車番はモハネ580-10とモハネ581-10です。このモハネ580はM車なので、T車に変更するために、元の編成の他の車両との間で床下関係を入れ替えています。

 
サハネ581-11です。サハネ581-1~12はいわゆる月光形になりますが、サハネ581-11・12番のベンチレーターは特徴的な千鳥配置ではなく直線配置で落成しており、実車の写真を見ていて模型のプロトタイプになっているサハネ581-13~との差異が見つからなかったので、車番インレタの変更だけで済ましています。

 
残りの車両の車番インレタを変更し、行き先表示やサボ関係のステッカーを貼り替えて作業は終了です。
写真は西鹿児島方のクハネ581-20,モハネ580-10,モハネ581-10です。
ただ、この頃のモハユニットは入れ替えが頻繁にあったようなので、車番にこだわるのはムダな感じがするのですが、折角インレタを転写するなら何かしらの根拠が欲しかったもので、こんな面倒なことをしています・・・。(^^;
それでは。<(_)>

(参考記事)
TOMIX 583系 整備
TOMIX 581系 増結セット 入線・整備

TOMIX 581系 増結セット 入線・整備

保有する583系の編成組み替えのために、TOMIX 92770 国鉄581系特急電車(月光形)増結セット(M)を導入しました。現在、TOMIXの581系は市場在庫が枯渇している状態ですが、なんとか中古品を見つけてきました。


TOMIX 92327 国鉄583系特急電車 増結セット(M)の最新生産品と比較してみます。
屋根の色が583系セットが灰色、581系セットは銀色なのは分かっているので、各部の形状の違いを見てみます。

 
各写真の上がモハネ583、下がモハネ581です。
屋根以外には違いが見られません。車体、床下は同じです。


屋根の写真です。上がモハネ583、下がモハネ581です。ベンチレーターの配置が異なります。モハネ581には、前オーナーによって右端付近にアンテナが取り付けられています。

 
各写真の上がモハネ582、下がモハネ580です。
屋根、床下は同じですが、車体の非常扉の位置に違いが見られます。

 
屋根の写真です。各写真の上がモハネ582、下がモハネ580です。特に違いが見られません。強いて言うと交直切替器の切替位置が違います。TOMIX公式ホームページの写真ではモハネ582もモハネ580も交流位置なんですが、なぜか今回の583系の再生産品に関しては直流位置になっています。ただ、碍子パーツの刃受けの形状からは、直流位置が正解のような気がします。


それでは、581系の屋根の色を保有する583系の編成の屋根の色に合わせるために塗り替えます。
写真は塗り替えた後の屋根です。もとの銀色屋根の上にそのまま塗装をすると塗料の食いつきが悪いので、プライマー(ミッチャクロン)を吹き付けて下処理をしています。さらっと1枚の写真になっていますが、調色から塗装まで、徹夜2日を含めて4日間を要しました。(塗装は苦手です。orz)


上2両が583系、下2両が581系のモハユニットの写真です。
あとは、この581系のモハユニットと保有している583系編成のモハユニットを入れ替えて、方向幕・サボ・インレタの貼り替え作業を予定しています。結構手間が掛かりそうなので、暇を見つけてボチボチやっていきたいと思います。
<(_)>

(参考記事)
TOMIX 583系 車番変更

TOMIX キハ120形(三江線) 入線・整備

再生産された98037 JR キハ120-300形ディーゼルカー(三江線)セットが入線しました。
廃線を控えての需要増を見込んだ上での再生産でしょう。
廃線といっても、このカラーのキハ120は山陰本線の運用にも就いているので、仕事場が全く無くなってしまうわけではないのですが。


付属品はライトON/OFF用のドライバーが1本でした。

 
行き先は「江津」、車番は311(M)と317です。現行仕様と言うことでトイレ付きです。
行き先については、このあとサードパーティー製のステッカーを使って変更します。


屋根です。同じキハ120形でも、関西線の現行仕様のような変なアンテナは付いていません。

 
ヘッドライト、室内灯とも最初期の製品(ヘッドライトはオレンジ色LED、室内灯は電球)から改良されていますが、なぜかヘッドライトが白色です。これは行き先表示を変更するときにライトユニットを外しますので、一緒に改修します。

 
室内灯ユニットはライトプリズムが廃され、チップLEDが分散光源として用いられています。また、室内灯ユニットの基板は片側のみの支持になっており、もう一方は浮いているという思い切った(?)設計です。

 
ライトユニットの形状は昔のままですが、行き先とワンマン表示が印刷されています。

 
早速、製品をいじってみます。先ずは行き先表示の変更です。富士川車両工業製のステッカーを使います。キハ120用に数種類が発売されていますが、三江線用がラインナップされていますのでこれを使いました。
収録内容は、
前面ガラス全体(行き先・ワンマン表示共)
・出雲市,浜田,益田(ローマ字表記共) 各2個
行き先
・出雲市,太田市,江津,浜田,益田,三次,口羽,浜原,石見川本,試運転,回送 各5個
・出雲市,太田市,仁万,江津,浜田,益田,三次,口羽,浜原(ローマ字表記共) 各5個
その他
・優先座席 9個
・ステップに立たないで下さい。 24個
・指づめ喚起表示(左右) 各28個
です。細かな文字はつぶれて印刷されていますので、想像で書いています。
説明書にはステッカーを貼る位置が図示されていますが、不正確な部分があります。実車は指づめ喚起表示の指マークがドア中央側に向いています。(室内に貼るならドア外側向きですが、そんな人は少ないでしょう。)また、優先座席表示は窓の上半分の中央付近が正しい位置です。あと、細かい話ですが、三江線神楽号(キハ120-310)の指づめ喚起表示は指先に×印がなく三角印です。位置等は車両によって異なることがあるかもしれませんので、実車の調査が必要です。(追記:指づめ喚起表示ですが、車両によって外を向いていたり、中を向いていたり、×印だったり、三角印だったり、▲印が白だったり赤だったり、同じ車両でもドアによって異なったりしているので、実車の調査が必要です。優先座席表示の位置は一定のようですが・・・。)


前面ガラス用ステッカーをこんな感じで用意します。左右については、ボディの内寸似合わせてコンマ数ミリの余白を残して切り出しています。左右の余白はない方が見栄えが良くなります。行き先は「浜原(For Hamahara)」にしました。
追記 2018/07/11:後日、前面ガラス用ステッカーを他に転用したため「江津(For gotsu)」に戻しました。


次にヘッドライトのLEDを交換します。
ライトユニットを分解して基板上のチップLEDを白色から電球色に交換するだけです。といっても、チップLEDの光軸は前方に向ける必要がありますので、横倒しにしてハンダ付けします。今回は、TORM.製の室内灯基板の折り取った部分に付いていた電球色のチップLEDを再利用しました。当初、3mmの砲弾型LEDにしようと試みましたが、抵抗やコンデンサが邪魔でライトケース内に収まりませんでした。

 
以前に関西線仕様のキハ120をいじったときと同様に、ウレタンの切れ端を光の回り込み防止のためにライトユニット内の隙間に詰め込みます。このとき、ウレタンが基板より上にはみ出すと、ヘッドライトの光量が落ちてしまうので気をつける必要があります。

 
出来上がりはこんな形です。ヘッドライトが実車らしく電球色になりました。
なお、ステッカーはライトユニットには貼り付けずに、前面ガラスとライトユニットとの間に挟み込んで固定します。ライトユニットをボディーに戻すときにテールライトレンズがボディーの穴にうまく合わないときは、針の先で誘導してあげるとするりと入ります。


これで整備は終わりです。
来春には廃線になってしまう三江線ですが、当鉄道では末永く活躍してもらいたいと思います。
<(_)>

(参考記事)
TOMIX キハ120形(関西線) トイレ増設
TOMIX キハ120形(関西線) 室内灯・灯火類整備

KATO 251系 床下機器取付

KATOの251系スーパービュー踊り子に床下機器を取り付けてみました。

 
先日発売されたASSYパーツを使います。
M車用は1個しか使わないのに10個入り600円というコスパの悪さ・・・。orz

 
1枚目が6号車と7号車、2枚目が8号車と9号車の写真です。
取り付けは簡単ですが、ジャンパ付KATOカプラーである必要がありますので、最初期の製品はカプラー交換の必要があります。


ちょっとだけ足下が引き締まったよという話でした。
<(_)>

KATO オハフ33 ベンチレーター別パーツ化他

今回はKATOの35系客車をいじります。代表としてオハフ33についてベンチレーターの別パーツ化と色の塗り替え等をしてみます。

 
種車はKATO 5128-1 オハフ33茶 一般形です。ご存じの通りKATOのオハ35系はベンチレーターが屋根と一体化しており、一昔前のモデルのニオイを醸し出しております。


いきなりですが、ベンチレーターの切除とヤスリ掛けをして塗装を終えた屋根が写真の一番右に並べてあります。つや消しクリアを吹くと屋根布のような感じになり好印象です。これにTOMIXのPB6018 ガーラントベンチレーター(旧型客車用・8個入)を取り付けます。少々きついですが切除後の屋根の穴にベンチレーターの取付けダボがちょうど収まります。ついでに台車もTR23のコロ軸受けタイプに交換します。


写真の上から
・ベンチレータを取り付けた屋根(ベンチレーターは無塗装です。)
・青15号に塗り替えたボディー
・便所窓と洗面所窓を上段中折れ式でイメージして塗装した窓ガラスパーツ
・台車をTR23のコロ軸受けタイプに変更した床下
です。
ボディーは妻面の梯子を外して標記類を薄め液で消し、元の茶色の塗装の上から塗装しました。梯子(材質不明)は軟質プラだとやっかいなので、ミッチャクロンで下処理をしてから塗装しました。
今回は訳あってボディーの色を塗り替えていますが、仮にTOMIX製のオハ35系を塗り替える場合は窓ガラスに窓枠が印刷されているのでボディーと窓ガラスパーツの両方に塗装をする必要があり、今回のKATO製のようにお手軽にはできません。
塗料はF MODELSのFARBE010 青15号を使いましたが、KATO製の青色の旧型客車と並べるともう少し鮮やかに青みが出るように調色をした方が良かったかもしれません。艶はエアブラシで吹いたままの状態で問題はなかったです。

 
各パーツを組み上げた写真です。1枚目の写真の手前が洗面所窓ですが、上段は透明ガラス、下段を白色ガラスにしています。写っていませんが裏側の便所窓は上下段とも白色にしています。台車もコロ軸受けになっています。(交換前の台車は軸受箱が□形になっています。)あとはインレタを貼れば出来上がりです。
以上、天リウのオハフ33-7を作ったつもりです。このほかにも特定の車番をイメージしてあと何両か手を加える予定の車両がありますが、それはまた別の機会に・・・。
<(_)>

GREENMAX キハ54形500番代 入線

マイクローエースのキハ53-504に引き続き、グリーンマックスの30205 JR北海道キハ54形(500番代・留萌本線・元急行仕様)が入線しました。どちらも発売日が変更されて、北海道形同士で偶然にも近い日になりました。

 
付属品は幌×2,ドローバー2×1,ドローバー5(ロングタイプ)×1,ステッカー×2,修理依頼票×1です。幌は接着剤で取り付けとなっています。ドローバー2とかドローバー5は説明書の記載通りの表現で、長さを数字化しているようです。


ステッカーは色々収録されおり、マイクロエースのステッカーよりも微細に印刷されています。
収録内容は、
マーク各種
 特別快速きたみ,礼文,大雪,ノサップ,しれとこ,はなさき ×各2
 PEPPERMINT TRAIN,花咲線,Sohya NORTH LINE,SPECIALTY-LINE ×各4
前面方向幕
 普通、急行,快速,釧路 ×各4
 快速ノサップ 根室,快速はなさき 根室,快速ノサップ 釧路,快速はなさき 釧路 ×各4
前面用車番
 501~529 (黒字)×各2
 501~513,527~529 (白字)×各2
ワンマン 無表示 標記
 無表示(黒地) ×4,ワンマン(白字緑地) ×6
在来車方向幕
 普通(青字),普通(白字青地),急行(赤字),快速(赤字) ×各2
 団体(青字),臨時(青字) ×各1
行先方向板
 深川 マイタウン列車 ユーカラ 旭川(オレンジ色地),旭川 特別快速きたみ 北見,釧路 ⇔ 厚岸,釧路 ⇔ 茶内(オレンジ色地),釧路 ⇔ 川湯温泉,深川 ⇔ 幌加内,名寄 ⇔ 朱鞠内,釧路 ⇔ 摩周,網走 ⇔ 緑,知床斜里 ⇔ 網走 ×逆向きとセットで1
 幌延,名寄,釧路,根室,留萌,網走,稚内,深川,増毛,上川,旭川 ×各2
 旭川、稚内,網走 [ローマ字表記共]×各2
架線注意
 架線注意 ×12
列車名愛称板
 快速(白字青地),快速(青字),ワンマン前乗前降,前乗前降,特別快速きたみ,礼文,大雪,急行 ×各4
となっています。

 
車番はキハ54-527と528です。M車はキハ54-528に設定されています。
屋根上の部品は全て取り付け済みです。

 
床下機器は板状のパーツで一体表現されており、若干ですが立体感が乏しいです。
床下と床下機器パーツの接着が弱いので、取り扱いには気をつける必要があります。

 
1位側と2位側の前面です。連結器まわりはスカスカです。


鉄道コレクションのキハ54です。こちらの方が連結器まわりが賑やかです。orz

 
鉄コレと比べてみます。各写真の上が鉄コレ、下がグリーンマックス製です。
各部への色入れや、JRマークの形、帯の太さや色が異なります。
(鉄コレには列車無線アンテナをまだ取り付けていません。)


左がグリーンマック製です。グリーンマックス製の方が大ぶりな感じです。


ヘッドライトは綺麗な電球色です。
動力の音はディーゼルカーらしく大きめですが、スムーズに走ります。


ドローバーを使用しなくて済むようにTN化を考えたのですが、スカートとカプラーベースが接着されていて断念しました。ダミーカプラーが装備されている側も同様で、連結可能なカプラーへの変更ができず、このセットの2両編成から編成両数を増やすことも難しいです。また、ライト類は各車両の片エンドしか点灯しないので、単行運転にも向きません。カプラーまわりの表現もかなり稚拙で、もう少し頑張って欲しかったです。
それでは。<(_)>

参考記事:GREENMAX キハ54形500番代 TNカプラー化

MicroAce キハ53-504 入線

マイクローエースの「A6187 キハ53-504・急行色・縦雨樋なし」が入線しました。

 
付属品はシールが1枚と、ボディマウント伸縮アーノルドカプラーが1個です。
シールの収録内容は、種別表示が、
普通(紺地白文字),普通(黒文字),快速(赤文字),急行(赤文字),臨時(黒文字) 各3個
側面サボが、
深川-朱鞠内(白地黒文字),名寄-朱鞠内(白地黒文字),深川-朱鞠内-名寄(紺地白文字) 左右各3個
です。


2エンジン車だからか床下のエンジンまわりは両側とも同じですね。

 
それぞれ、左がキハ53-504、右がキハ53-507です。キハ53-507は同じくマイクロエースから以前に発売された製品です。
キハ53-504のヘッドライトリムには銀色が入っています。
カプラーは両端ともダミーで、スノープロウは複線用です。

 
同じくそれぞれ、手前がキハ53-504、奥がキハ53-507です。
縦樋の有無が分かるでしょうか。2枚目の写真の臭気窓の位置も違います。
キハ53-500番台には微妙に形態差があるので面白いです。
(違いが細かすぎて模型で再現し切れていない部分もあるようですが。)

 
奥と左がキハ53-504です。
ベンチレーターの塗り分け、屋根のねずみ色の部分の大きさと縁取りの朱色線も目立ちます。


前面表示器は明るすぎる白色です。ヘッドライトは電球色ではなく黄色に近いです。
走行は鈍重な感じがしますが、きちんとスローが効きます。


TOMIX車両との色の違いを比べてみました。左が今回のキハ53-504で、右がTOMIX車両です。
TOMIX車両の方がクリーム色も朱色も暗い感じがします。マイクロエース車は保存車両としてきれいに塗装された色で、一方、TOMIX車は働き続けて煤けた現役車両の色でしょうか。


現役時代は急行運用すら1両でこなした孤高の車両ですが、ときどきお世話になった深名線深川駅の朝一番の3両編成も記憶に残っています。
それでは。<(_)>