TOMIX 92174 JR キハ120形ディーゼルカー(木次線)セットが入線しました。 若干の流通在庫もあるようですが入手難には違いなく、中古品での購入です。(この商品を扱っているように見せかけたインターネットの詐欺サイトも見受けられますので、気をつけなければいけませんね。) ステンレス製の2次車0番台と鋼製の1次車200番台とのセットで0番台がM車になっています。 車番は3と208で、付属品はライトスイッチ用ドライバーが1本です。 トイレ付きでトイレ部分の窓が塞がれたロットになりますが、200番台はボディー自体がトイレ設置仕様になっているために、トイレなしのロットの窓ガラスに銀色を塗ってトイレ付きを表現するという手法が使えません。トイレなしのロットの方が安く出回っているのですが、今回は仕方なくトイレ付きロットを購入しました。 前面の方向幕は「木次」で、ワンマン表示も印刷済みです。 例によってヘッドライトはオレンジ色で、室内灯は電球色です。 まず、ヘッドライトを電球色にします。 ライトユニットをばらして、基板の表裏の平形LEDを外します。 表(抵抗器側)に砲弾型の電球色LEDを、裏に元の赤色LEDをハンダ付けします。基板はスルーホール基板ではないので、LEDのリード線で基板の表裏を電気的に連絡しておく必要があります。 詳しくはキハ120の福塩線色を整備したときの記事の通りです。 参考記事:TOMIX キハ120形(福塩線) 入線・整備 次に室内灯を白色LEDにしますが、TORM.製の室内灯ユニットを加工します。 これも以前にキハ120を整備した方法と同じです。 参考記事:TOMIX キハ120形(津山線) 入線・整備 仕上げに富士川車両工業のステッカーを貼ります。 収録内容は、 前面ガラス全体(行き先・ワンマン表示共) ・宍道,備後落合,出雲横田 各2個 行き先(周囲黒枠あり) ・回送 3個 ・試運転 4個 ・米子,宍道,揖屋,三井野原,木次,備後落合,松江 各7個 行き先(周囲黒枠なし) ・米子,三井野原,揖屋,備後落合,松江,試運転,回送 各4個 ・宍道,木次,出雲横田 各6個 その他 ・優先座席 9個 ・ステップに立たないで下さい。 24個 ・指づめ喚起表示(左右) 各42個 です。 実際のところは、行き先を標準の「木次」のままで変更せず、また実車では「指づめ喚起表示」は貼られていないようなので、「優先座席」と「ステップに立たないで下さい。」のステッカーのみを使用しました。 こんな感じになりました。客扉窓の「ステップに立たないで下さい。」のステッカーはは幅が広くてドア枠からはみ出すので、両横を切り詰めています。 ところで当社ではキハ120がどんどん増備されていますが、先日TOMIXから三江線神楽号の発売が発表され困っています。ラッピング車まで手を出すと際限がないですし・・・。 それでは。<(_)>
三江線[2]記念入場券
日付が変わり、「ありがとう三江線記念入場券セット」の発売日になりました。 窓口が開いてすぐに発売されると思い込んでいたのですが、昨晩に宿でJR西日本のホームページを見直すと発売が10:30からとあり、朝の福塩線で福山方面に出るプランが破綻してしまったので、急遽予定を変更して三江線で江津駅か浜田駅に行って買う予定にしました。 早朝の三次駅は窓口が開いていませんので、あらかじめ買ってある福塩線の乗車券の乗車変更はどこかの駅でしてもらうことにします。 時間は5:15で、夜明け前の三次駅です。わかりづらいですが、すでに駅の入り口付近に20人以上が並んでいます。おそらく入場券を買う人の列なんでしょう。今回のような限定品のきっぷ類を買うことについては余り経験がないのですが、これが普通なのでしょうか。暖房の効かない宿でHPを削り取られて死亡直前の私にとって、西三次駅からここまで歩いてくるのも大変だったのに、この寒い中を今から5時間以上も並んで待つなんてできません。 浜田行きの422D(江津から379D)は5:38発です。5:25位に広島方から入線してきました。編成は昨日乗った427Dと同じです。(キハ120-315 313→浜田)ホームの電光掲示板は江津行きですが、列車の方向幕や案内放送は浜田行きになっていました。 今日から青春18きっぷが使える日なので着席できるか心配していたのですが、ボックス席に座れました。最終的に席に余裕がある状態での発車となりましたが、ボックス席でわざと足を投げ出したり、荷物を置いたりして他の乗客を寄せ付けないようにしている鉄道マニア風の人達が悪目立ちしていました。先日の三江線の車内ではマイクや機材で席を使えなくしている音鉄も見かけましたが、やっぱり鉄道マニアって嫌われるよねと思いました。まぁ、一部の人達なんですが、それが目立つんですよね。 外は真っ暗なまま口羽駅に到着です。6:35着7:03発で30分ほど停車します。 駅舎はイルミネーションで飾られていました。駅舎の横では、こんな時間なのに三江線グッズの屋台が出ていました。お疲れ様です。 話が前後しますが、口羽駅に到着するとすぐに反対のホームから浜原始発の三次行き421D(キハ120-314)が発車していきました。単行で車内はガラガラでした。 発車時間近くの7時になるとさすがに明るくなってきました。 宇都井駅です。この駅で10人くらいの人が降りていきました。 石見都賀駅付近です。屋根には少し雪が残っています。 そういえば三江線沿線は赤茶色系の屋根の家が多いですね。 沢谷駅付近の写真です。 手前のトンネルを出てすぐは雪国のようでしたが、駅の辺りはそれほどでもなかったです。 浜原駅です。江津駅から来た423Dと交換します。車内は混雑しているようには見えませんでした。 編成はキハ120-307 308→三次でした。三次駅で折り返してあの有名な?424D(→426D)になります。 ゆっくりと走って先日の謎の15分が印象に残る石見川本駅に到着です。公式ホームページでは午後の窓口閉鎖時間が14:10~15:30と変わりありませんが、現在も15:45に開くのでしょうか。 列車はまだまだゆっくりと走り、再びの鹿賀駅です。ここまで浜原駅から約50分かかりました。クルマだともっと早く移動できるんですけどね。 これまでと同じ江の川沿いではあるのですが、田津駅くらいから山間の狭いところを走る感じになります。速度は相変わらずゆっくりです。(1枚目の写真は川戸駅付近の江の川の支流です。) 今回は写真を撮っていませんが、三江線は浜原を過ぎると堤防を突き抜けるために陸閘というゲートを何度かくぐることに気がつきます。おそらく堤防をかさ上げしたからだと思いますが、治水に相当な苦労をしていることが想像できます。 江津駅の手前の江津本町駅です。本町という名に似合わない駅っぷりです。 駅を出発して短いトンネルをくぐってみると・・・。 トンネルの向こう側には大きな集落がありました。 江津駅から1.1kmと近いのですが、わざわざ本町という駅を作るくらいに栄えていたことがうかがえます。駅の寂れ方を見ると、集落が衰退したのかクルマ社会になったのかその両方なのか・・・。 やっと江津駅に到着です。ここで30分以上も停車します。(9:31着10:08発) 乗客はほぼ全員が降りてしまいました。私も降りて記念入場券をこの駅で買おうか迷いましたが、発売まで1時間近くあるので、このまま浜田駅まで行くことにしました。発車まで時間があるので駅の窓口で乗車券の乗車変更をお願いして、残りの時間で駅構内の写真を撮ることにしました。 三江線の列車の向こうに見える0キロポストです。 三江線が廃止になると撤去されてしまうんでしょうね。 山陰本線の駅名標はオレンジですが、三江線の駅名標はスカイブルーで頑張っています。 これも撤去対象なんでしょう。 跨線橋の駅舎側にある案内表示です。石見川本・三次の表示があります。 以前に撮った写真と同じアングルですが、三江線への分岐はホームを出てすぐです。 長時間停車の後に379Dと列車番号を変えて浜田駅に出発しました。 浜田駅まではこれがおまえの本当の実力か!と叫んでしまうくらいにキハ120が疾走します。ww 併走するクルマを追い抜くという、三江線内では考えられない体験ができました。 途中の波子駅で、浜田方面から来る交換予定の快速列車が遅れたために、浜田駅には3分遅れでの到着となりました。遅れ時分を入れると三次駅を出て5時間1分の長旅でした。 さて、時間は10:40になっており、記念入場券の発売時間を過ぎています。 橋上駅舎に上がると300人位の長蛇の列でした。1人10セットまでの購入制限がありましたが、幼児やバイトを駆使してドカ買いする転売屋とかもいて本当に買えるのか不安になりつつ、1時間以上待って何とか買えました。最終的にお昼過ぎには列も解消し、売り切れにはなっていませんでしたが・・・。それでも、健康上の理由もあって(^^;朝の5時から並ぶよりかはマシだと思いました。あと、JRの人が並んでいる人に使い捨てカイロを配ってくれており恐縮しました。 2枚目の写真は家に帰ってから撮ったものです。台紙は3つ折りになっていて、それぞれの駅に設定されている神楽のイラストが描かれたきっぷを収める凹みが有り、これに入場券を差し込んでいきます。入場券にはキハ120のイラストが背景に描かれています。個人的には無地にしてくれた方が好みでした。 目的のモノが買えたので、駅スタンプを押してから浜田駅を見て回りました。 写真はそれぞれ益田方と米子方です。 ブルートレインに憧れを抱いていた世代なので、浜田駅というと寝台特急「出雲」がすぐに思い浮かびます。 寝台特急の終着駅になっていたくらいなのでもっと大きな駅を勝手にイメージしていたのですが、単純な2面3線の駅でした。Wikipediaによると駅の北側の医療センターは貨物駅の跡地と言うことなので、昔はもっと大きな構内だったようです。米子方の遠くに見えるのは浜田鉄道部の車両基地でしょうか。 浜田駅の駅舎と駅前広場の時計台です。12時になると時計台の人形が神楽を披露していました。 記念入場券の購入に時間がかかってしまって予定していた大阪行きの高速バスに乗れなかったので、広島駅経由で帰ることにします。広島駅行きの高速バスは駅前から毎時1本が出ています。浜田駅からは数人が乗車し、途中のバス停からも何人かが乗ってきましたが、それでもガラガラでした。混むときはかなり混雑する路線らしいのですが。ちなみに座席は自由席で、きっぷは浜田駅内のセブンイレブンやみどりの窓口で買えますし、降りるときに現金で払っても構いません。ICカードを使っている人もいましたが、何のカードに対応しているのか分かりませんでした。 写真は途中の県境のパーキングエリアで撮りました。さすがに雪がかなり残っています。 広島バスセンターから広島駅新幹線口までの交通渋滞(これも恒例かな?)で10分ほど遅れて到着しました。(というより道が空いていたにもかかわらず、途中の高速道のバス停の出発時間からしてちょっとずつ遅れていたのですが。)広島バスセンターの前に新白鳥駅の側を通るので、そこで降ろしてくれたら渋滞が回避できて便利なんですけどね。 おみやげは再びしまねっこになりましたが、ゆずっこなるモノも見つけました。 ただし、ゆずっこは商品名のようで、ラベルのキャラクターは空runちゃんとゆずきちゃんというみたいです。 これで今回の外出記録は終わりです。これを最後に今年度は遠出をせずに冬眠するつもりです。 それでは。<(_)>
三江線[1]江平駅他訪問
JR西日本のホームページで12月10日(日)に「ありがとう三江線記念入場券セット」という三江線全駅の入場券のセットが発売されるとアナウンスがありましたが、三次・江津・浜田の3駅でしか発売されないということで、買い出しに行ってきました。とりあえず、前日の9日(土)に現地入りしました。 高速バスの三次ワインライナーでお昼過ぎに三次駅に到着です。宝塚辺りの恒例の渋滞で西宮ICでは20分遅れでしたが、結局は3分遅れでの到着になりました。遅れの回復力は途中に停まる降車バス停の数(降りる人がいないと通過)や降りる人の数に大きく左右されそうなダイヤなので、いつもここまで回復できるとは限らないと思います。 自由通路から写真を撮ってみました。 1枚目の写真の分岐後に坂を上がって、右に曲がっている線路が三江線です。 2枚目の写真は留置線でお休みしているキハ120-315です。夏に来たときのように午後の口羽行きの428Dに充当されるのかと思いましたが、本日は違いました。 428Dの先回りをするために、備北交通バスの都賀都橋行きに乗り、丹渡バス停で降車しました。バス停の標識は背の低いポール状になっており、初見だと見落としそうです。降りてすぐの江の川を渡る橋の向こうに江平駅が見えます。 国道54号から便坂トンネルを抜けてすぐは雪国状態になっており、雪中装備を持ってこなかったのでどうしようかと思いましたが、江の川まで下りてくると降雪の痕跡はほとんど分からなくなっており一安心しました。 江平駅です。ちなみに橋は赤いトラス橋です。 駅の写真を撮っていると口羽方面からの臨時列車が通過しました。車番は312の単行です。方向幕をよく見ると団体と表示されています。駅に居合わせた人の情報によると、さっきもキハ120が口羽方面に走って行ったそうです。その折り返しなのかも知れません。 歩いて作木口駅に移動している途中に川の駅がありました。トイレもあり便利そうです。場所は便坂から下りてきて江の川に出たところになります。最寄りのバス停は港別です。ここがこの辺りの集落の中心部のようです。 江の川沿いに少し歩くとまた赤い橋が見えました。その渡った先に作木口駅があります。 作木口駅です。汲み取り式のトイレもあります。 名所案内がありました。 「ハイキングキャンプによい」とコメントが入っており、本当に案内してくれています。(こういうのって場所と距離だけ書いているという印象が強くてそう思いました。) 橋を渡り直して対岸で待ち構えていると、口羽行きの428Dがやってきました。写真は作木口駅を出発した直後です。今日は2両編成でした。お客さんはあまり乗っていないようです。 後打ち写真です。速度制限がかかっているようで、かなりゆっくりと走って行きました。 20分ほどで427Dになって戻ってきました。これに乗って三次駅に戻ります。 本当はこの列車を撮影してからバスで三次駅に戻るつもりでしたが、余りにもゆっくり走っている姿を見て気が変わりました。 人にはおすすめできませんが、シャッターを切ってから作木口駅まで激走したら何とか間に合ってしまいました。(^^; 427Dはキハ120-313 315→三次の2両編成です。ボックス席は空いていませんでしたが座るのは余裕でした。 降りるときに気がついたのですが、同じ区間でも三江線よりバスの方が運賃が高かったです。こんな感じでバス転換をされると三江線を使っている人は大変だなと思いました。(利用者は少数かも知れませんが・・・。) 途中の式敷駅では先ほど江平駅を通過したキハ120-312に会いました。方向幕は回送表示になっています。 三次駅からの回送でしょうか。三次駅ですぐに折り返せば時間的には矛盾はないですが、本当のところはどうなんでしょう・・・。 先日の夜明け前に下車した船佐駅を通りました。真っ暗だったのでまったく分かりませんでしたが、こうして見るとかなり広い駅前ですね。 三次駅に到着しました。すぐに427Dと同じ乗り場の三次方に広島行きの1869Dが入線してきました。思わず連結するのか?と思うくらい近くまで接近しましたが違っていました。 1869Dはキハ120-326 333→広島でした。おめでたい?333のぞろ目です。 よく見ると、どちらも車番の書体を変更した痕跡が残っています。 三次駅を出発すると、すぐにお隣の西三次駅に到着です。 広島方と三次方です。だだっ広い構内です。 Wikipediaによるとこの西三次駅は1915年に東広島からの芸備鉄道の終端駅として三次駅を名乗って開業し、1922年に塩町駅まで延伸され途中駅になり、1954年に隣の備後十日市駅に三次駅の名前を譲り東三次駅へと改称し、1986年まで芸備線内において最後の貨物駅として残っていたとのことです。とても歴史のある駅で、構内が広いことにも納得がいきます。 ホームの三次方に広島方面行きの線路を渡る形で駅舎への踏切がありますが、広島方面行きの列車が踏切上を通ってホームに入線しても鳴り止まず、列車が発車してホームにいなくなった後に鳴り止むので、食パンをくわえてぎりぎりで広島方面行きの列車に乗りたい人にとっては困ったことになっています。 無人駅ですが立派な駅舎です。 今夜はこの駅の近くで宿を取り、明日は三次駅で記念入場券を買う予定です。
三江線(2)長谷駅他訪問
昨日はINAKAイルミに行きましたが、折角なのでもう少し三江線を撮っておこうとウロウロしました。 3時に起きて尾関山駅までやってきました。 今朝は結構な霧が出ています。 5:41分発浜田行きの422Dが狙いです。狙いと言っても撮影ではなくて乗車です。 乗客は40人足らずで、席は空いていました。編成は、浜田←キハ120-321 313でした。 列車は自転車と良い勝負ではと思うくらいゆっくりと走り、20分足らずで船佐駅に到着です。 船佐駅の駅前の写真を撮りましたが、何も写りません。(^^; さて、江の川沿いを三次方面に歩いて戻ります。 30分ほど歩くと目的地の長谷駅に着きました。さっき乗った列車は長谷駅を通過してしまうのです。 着いたときはまだ暗かったので、写真は明るくなってから撮りました。 想像していたよりも立派な佇まいです。 待合室です。かなり広いです。Wikipediaに依ると、このあたりの廃校になった学校に通っていた生徒が三次方面の学校に通うために設置された駅ということで、当時のこの待合室にはこども達がたくさんいたのかもしれません。(設置は昭和44年とのこと。)昔のダイヤは調べていませんが、現在は1日5本しか停まりません。三江線内で唯一通過列車が設定されている駅で、最も列車本数が少ない駅です。 三次方と江津方です。 ホームの江津方には床に木の板を敷いた箇所があります。穴でも開いたのでしょうか。 さらに江津方には、フェンスの向こうに昔のホームと思われる構造物があります。 だとしたら元は結構な有効長だったようです。 浜原始発の421Dが定刻の7:19にキハ120-312の単行でやってきました。これに乗車します。 平日の朝なのにこの駅から乗った人は他にはいませんでした。残念ながらこの駅の役割はもう終わっているのかもしれません。 乗客は15人くらいで、学生さんがちらほらと行った感じです。半分以上は観光客だと思います。 尾関山駅に戻ってきました。 尾関山駅の駅舎の写真です。玄関側とホーム側です。 次は香淀駅まで北上します。 香淀駅に着きました。おしゃれな駅舎です。 ホーム上の待合スペースは古びています。これが昔の姿だったのでしょう。 三次方と江津方です。 しばらくすると江津5:53発の423Dが鉄橋を渡ってやってきました。車番は前から309と314でした。 写真は残念ながら電線が被ってしまいました。 三次駅に向けて香淀駅を定刻に出発した423Dです。 さらに北上して浜原駅にやってきました。 途中、色づいた山々の間を流れる江の川の景色を楽しみました。 (綺麗すぎて写真を撮るのも忘れていました。) 江津方と三次方です。車両の姿はありません。 駅前の全通記念の碑とホームの「ありがとう」横断幕です。何だか対照的です。 少し逆戻りになりますが、近くの浜原ダムにやってきました。 地元の人の話では、このダムができてから鮎が捕れなくなったとのことでしたが・・・。 近くに行くと明塚発電所竣工記念碑がありました。なんだかんだ言ってもこのダムにもそれなりの使命があったのでしょう。(明塚発電所には浜原ダムから送水しています。) 粕淵駅まで戻ってきました。 商工会館が併設されており立派な建物です。 窓口の営業も委託されているようで、平日の日中はきっぷが買えます。 三次方と江津方です。駅はカーブの途中に位置します。 ホームの駅舎側です。昔は交換可能駅だったようです。 歩いてすぐのところに江川第一橋梁があります。 この鉄橋は歩道が併設されており、線路の横を歩いて川を渡れます。 歩道は鉄板製で、ところどころに穴が開いていたりしますが・・・。 待っていると最混雑列車で名高い石見川本行きの424Dがやってきました。 遅れて来ることを覚悟していましたが意外にも定刻でした。 車番は前から314と309です。先ほど香淀駅で撮った423Dの折り返しです。 車内は寿司詰めという感じではなかったようですが、詳しくは分かりませんでした。 帰りは出雲大社に寄りました。 しめ縄がデカい。ww しまねっこの頭についているのはこれみたいですね。 所々にかわいらしいウサギさんがいます。探して上げて下さい。 最後に一畑電車の電鉄出雲市駅で撮った最新車両の7000系です。 前から7002と7001のペアでした。 さてさてお土産ですが、梅しそ番茶とねこまんまの味噌味と野菜白湯味です。 ねこまんまはアルファ化米使用と書いてあるのでお湯で戻して食べるようですね。 後は定番の出雲そばです。 最後にINAKAイルミ会場で買った日和高原ミルクジャムと紫蘇羊羹です。 羊羹には「ありがとう三江線 さようなら三江線」と書いた紙が入っており、もうすぐ廃線になるんだなぁと改めて思います。仕方ないこととは言え、記憶のピースが消えていくのは寂しいものですね。 これで今回の三江線紀行?は終わりです。 それでは。<(_)>
三江線(1)INAKAイルミ
三江線にはこの夏に訪れたところですが、宇都井駅周辺で開催されるINAKAイルミが「INAKAイルミ@おおなん2017」~さよなら、銀河鉄道!最後の三江線~と銘打たれ、三江線の走る中では今年が最後と言うことでちょっと出かけてみました。 鹿賀駅で13:58発の426D江津行を撮ろうと思ったのですが間に合わず、遅い昼食を取ります。 鹿賀駅の対岸にあるコインレストランかわもとです。トイレもあります。 営業時間は7:00~22:00らしいです。 ここには色々な自動販売機があるのですが、懐かしい麺類の自販機があります。 左がかしわうどんとラーメンの自販機です。 右が日清カップヌードルの自販機ですが、なぜかサッポロ一番カップスターも売っています。自販機に備え付けの給湯器は壊れているようで、横のポットでお湯を入れます。 今回はうどんとラーメンを買いました。ボタンを押して20秒ほど待ちます。(カウントダウン用のLEDが壊れていて正確な待ち時間が分かりませんでした。) かしわうどんはゆず風味で、とろろ昆布がちょっとだけ入っていたのに驚きました。 お腹を満たして対岸の鹿賀駅に行きます。側に江の川を渡る鹿賀大橋が架かっています。 あいにくの雷を伴う大雨のために遠景で見る駅の姿が曇っています。 この夏に通過はしましたが、訪れたのは久し振りになる鹿賀駅です。 その当時は鹿賀大橋なんてなかったです。 簡素な駅舎です。45年前の洪水では窓の上まで浸かったそうです。 中は綺麗に保たれています。 1日5往復の列車が停まります。昔はもう少し列車の本数があったような気がします。 ちゃんとお手洗いもあります。 このまま隣の因原駅に移動します。 因原駅に着きました。雨はかなりの強さで降り続いています。 鹿賀駅と違って立派な駅舎です。 この駅にも「洪水のあと」の看板が貼られています。 駅員さんはいません。中は一般的な駅という感じです。 江津方と三次方の写真です。昔は列車交換設備があったようです。 次は石見川本駅です。 石見川本駅に到着しました。 江津方と三次方の写真です。三江線では数少ない列車の交換設備が現存する駅です。 折角なので駅のスタンプを押させてもらおうと思ったのですが窓口が閉まってます。15:30まで休憩時間のようです。JR西日本のホームページにも窓口閉鎖時間が14:10~15:30と書いてあったので、しばらく待つことにします。 ところがいつまで経っても窓口が開かないのでよく見てみると・・・。 トラップが仕掛けてありました。45分だと?(*_*) まぁ、15:45には何事もなかったように窓口が開いて無事にスタンプを押せましたが。 夕闇迫る石見都賀駅にやってきました。この駅から乗車してINAKAイルミ会場の宇都井駅を目指します。 駅のホームは築堤の上にありますが入口が分かりづらいです。初めての人は少し戸惑うかもしれません。 珍しく交換設備のある駅です。通常は使われていないようです。 江津方にはマルタイらしき車両が停まっていました。 すぐに写真を撮るには限界の明るさになりました。今更ながら石見川本駅の15分間のトラップが痛かったです。 上り方と下り方の仕切は、なぜか壁でなく引き戸になっています。 日が落ちてしばらくすると幸運にも雨が上がってきました。 そんなこんなで429D三次行きが定刻の17:30にやってきました。本日初めて見た三江線の列車です。 2両編成(三次←キハ120-311 308)で、席は埋まっていましたが通路には十分余裕が有り、混んでて乗れないかもと思っていたので拍子抜けでした。 6~7分でイルミネーションが綺麗な宇都井駅に到着しました。 乗客はこの駅で半分ほどが降りましたが、同じだけ乗ってきて三次に向けて出発したようでした。 宇都井駅から見た昼と夜の様子を並べてみました。 INAKAイルミは1枚目の写真の右側の道路の500mを歩行者天国にしてのイベントになります。 出店も結構出ていますが、上手に写真が撮れていません。orz 昨日の25日(土)はかなりの人出だったらしいですが、今夜は程よい混雑でした。さっきまでの大雨の所為で人出が減ったのかも知れません。 昨晩は駐車場に入るのに1時間、シャトルバスに乗るのに1時間を要したらしいです。(シャトルバスに乗るより歩いた方が早かったということでした。) 宇都井駅が綺麗にライトアップされています。 432D浜原行きがやって来ました。こちらもほぼ定刻でした。 地球外生命体のイルミマンの人文字(地球外生命体文字?)です。ww 433D三次行きの最終列車です。到着前に定刻ですという放送が聞こえました。遠目には出発時もそんなに混んでいる感じはしなかったです。 ピンぼけしていますが石見和牛の串焼きです。他にも店は違いますが豚串やら猪肉の焼きそばがありました。肉系ばかりを食べてしまってお腹がいっぱいになり、鮎の塩焼きが食べられなかったのが残念です。汁物系や甘い物系も有りますし、数が多いと言うことはないですが楽しめるだけの出店はありました。 灯籠の1つに三江線ありがとうと書かれていたのが、ちょっと寂しいです・・・。 写真のウデに問題があるのでアレですが、実際はもっと綺麗です。 狭い範囲ですが地元の特産品の物販も有り、ゆっくり回るなら1時間では足りないです。 三江線がなくなった来年は開催されるのでしょうか。 息を切らせて宇都井駅のホームに上がって待っていると、帰りの436D浜原行き20:41発の最終列車が定刻にやってきました。お客さんがいない状態で到着したので、当駅始発かと思ってしまいました。この駅から乗ったお客さんは30人くらいでしょうか。列車は2両編成で、車番は来るときに乗った列車と同じでした。 隣の駅の石見都賀駅で下車し、列車を見送ります。 今夜の宿は粕淵駅から徒歩10分のゴールデンユートピアおおちのコテージです。 スライダー付温水プール等の遊戯施設が有り、宿泊するだけではもったいないところですが、今回は時間がないので仕方がないです。江の川の対岸にはカヌーの里おおちもありますし、粕淵駅周辺は魅力のあるスポットです。近くには石見銀山もありますし、今度はゆっくりと来てみたいです。 それでは2日目に続きます。
TOTO エアインシャワー 修繕
3年位前に導入したTOTOのエアインシャワーが壊れました。 これが普段の止水状態です。ボタンの位置を見ていて下さい。 で、これが吐水状態の正常なボタンの位置です。 3年くらい経つと、1度ボタンを押すとこんな風にボタンがロックされて操作ができなくなります。 (注:修理後に故障状態を再現した写真です。) ボタン部分をよく見てみると、内部の機構がボタンごと上にずれて、筐体(外装ケース)に強く当たって動きが悪くなっているようです。 分解しての修繕を試みましたが、嵌め合いがかなり頑固で分解することができずあきらめました。 買い替えるにしても1万円以上もする高価な商品です。そうそう買い替える気になれません。 そこで、かなり乱暴ですがボタンの当たりのある部分をヤスリで削ってみました。 写真では分かりづらいですが、押し込んだときに隙間ができるように削っています。 これで無事にボタンがスムーズに動くようになりました。 原因としては機構部分を固定するスペーサー的なモノが経年でやせたのか、もともとの設計がダメだったのかは謎ですが、値段から考えると3年でお陀仏になるのは勘弁して欲しいです。 どういう理由にしろ、これで使えなくなったら次は別のメーカーのシャワーヘッドにすると思います。(^^;
TOMIX キハ120形(福塩線) 入線・整備
TOMIX 92145 JR キハ120形ディーゼルカー(福塩線)セットが入線しました。 備後落合駅で津山線色(岡山色)とが、ひっそりと並んで停まっていた姿が忘れられずに、わざわざ中古品を探してきての増備です。 付属品はライトスイッチ用ドライバーが1本だけです。車番はキハ120-323とキハ120-327で、323がM車になっています。(中古品なので動力ユニットが入れ替わっているかもしれません。)行き先は印刷済みで「三次」になっています。室内灯は電球式,前照灯はオレンジ色のLEDです。また、便所は未設置です。 前照灯のLEDを電球色に取り替えるためにライトユニットを取り外して分解します。 今回のライト基板は古いタイプです。(けど常点灯対応です。) 角形LEDが基板の両面にハンダ付けされていますが、抵抗器のある面のLEDが前照灯のオレンジ色LEDですので、これを手持ちのΦ3mmの砲弾型電球色LEDに取り替えます。前照灯のLEDは基板の右側(抵抗器側)がアノード(+)極になります。 取り替えの方法は2通りを考えましたが、方法1は元のオレンジ色LEDのリード線を途中で切断して砲弾型電球色LEDを継ぎ足すようにハンダ付けする方法で、方法2は両面のLEDを取り外し、オレンジ色LEDと砲弾型電球色LEDを再度取り付ける方法です。方法2は基板の余分な半田を吸い取り線等で除去する必要があるので手間が掛かると思って、今回は方法1を採用したのですが、実のところ裏表を貫通しているリード線のハンダが溶けてズレたり脱落して赤色LEDが不点灯になってしまい、意外と難易度が高かったりしました。(基板はコストダウンのためなのか、スルーホール(穴で表裏導通)になっていません。)なので、次に取り替える機会があるなら方法2を選択すると思います。 追記:後日あらためて作業を行って比較を行いましたが、方法2のほうが簡単で綺麗にできます。って、どんだけキハ120を持ってんだよと言う話もありますが・・・。(^^; 基板をケースに収めますが、前照灯と尾灯間の遮光のために隙間にウレタンを詰めます。 先日整備した三江線や津山線のようなチップLEDの基板の時よりもシビアではないですが、ウレタンが基板より上に出っ張ると前照灯の光量が落ちるので、写真のようにケースの枠より下になるように詰めます。 蓋をビスで閉めると出来上がりです。 ライトユニットをボディーに装着するときですが、赤色の導光材が車体の側面側に逃げて前面の穴にうまく入らないときがあります。そのときは縫い針のような先の細い針を使って誘導すると簡単に入ります。 かなり迷ったのですが方向幕は「備後落合」にすることにします。 変更作業には定番の富士川車両工業のステッカーを使用します。 収録内容は、 前面ガラス全体(行き先・ワンマン表示共) ・府中,三次,快速広島 各2個 行き先 ・回送,試運転 各5個 ・府中,河佐,上下,吉舎,備後落合,備後西城,備後庄原,三次,広島 各8個 ・快速広島 各4個,府中⇔三次,備後落合⇔三次 各4個 ・府中⇔三次,備後落合⇔三次(細矢印) 各3個 その他 ・優先座席 9個 ・ステップに立たないで下さい。 24個 ・指づめ喚起表示(左右) 各28個 です。 上が323で下が327です。 実車の写真を見ていると323と327では各ステッカーの位置が違うようで、写真に合わせて貼りました。 整備が終わりました。 白色室内灯ユニットと便所のために閉塞された窓ガラスパーツは、最新ロットのキハ120(大糸線)を部品取り用に購入して調達しています。ですが、キハ120(大糸線)用の窓ガラスは便所付近の閉塞された2枚の窓のうち、小窓のHゴムが銀色で塗装されており、わざわざ黒色のペイントマーカーで色入れをする羽目になりました。 なお、実車については323が下関に転属して美祢線他の運用に入っているようですが、時代設定が異なると言うことで気にしないことにします。 次は美祢線色か、木次線色か・・・。もう少しキハ120スパイラルが続きそうな予感がします。 では。<(_)> (参考記事) TOMIX キハ120形(関西線) トイレ増設 TOMIX キハ120形(関西線) 室内灯・灯火類整備 TOMIX キハ120形(津山線) 入線・整備 TOMIX キハ120形(三江線) 入線・整備
TOMIX キハ120形(津山線) 入線・整備
TOMIX 98008 JR キハ120形ディーゼルカー(津山線)セットが入線しました。 芸備線で運用されている車両が欲しかったので、先日発売された大糸線セットではなく2015年に発売されたこちらを購入しました。おかげで室内灯の白色化にお金と手間がかかりましたが・・・。 付属品はドライバー1本です。 暖かい感じのカラーリングです。便所付近の窓は2箇所が閉塞されています。 車番は330と342です。330がM車でした。 側面と屋根です。 カプラーとスカートは専用のものでしょうか。 特にカプラーは省スペースな感じで、何かに応用できるかもしれません。 (カプラーはJC6364で分売されていますね。) さて、ヘッドライトはオレンジ色、室内灯は電球色(というか電球)ですので、これを修正します。 最初にヘッドライトの光源のLEDを電球色に変更します。 導光材を折らないようにボディーからライトユニットを慎重に取り外しますが、少しだけ慣れが必要です。 写真は関西線色のキハ120を分解したときの写真です。 ライトユニットのビスを外して分解します。 ライト基板です。「L1」の位置にあるLEDを交換します。基板に「+」と印刷されている側(右側)がLEDのアノード極になります。ちなみに基板の裏には赤色に光るLEDがあります。 電球色LEDに交換しました。 光軸を基板と平行にしておく必要があるので、LEDは横倒しにハンダ付けします。LEDは両面テープを巻いた楊枝と半田ゴテの先で位置調整を行いながら、片側の電極ずつハンダ付けをしていきます。 チップLEDは極性がわかりにくいので、間違いが無いかこの時点で試験点灯をしました。 基板をケースに収めますが、遮光のためにウレタンの切れ端を前方の隙間に詰めます。 2枚目の写真の矢印から上側にウレタンがはみ出すと光量が落ちますので注意が必要です。 ウレタンを詰めた後の写真です。これに蓋を取り付けて完成です。 蓋を閉めるときに半分の確率でネジの穴がバカになっており、いくらネジを回しても締まった感触が得られないときがありますが、とりあえず蓋は閉まるのであきらめます。 次に室内灯を白色に変更します。TORM.の室内灯のTL-011(幅広 白色)を使います。 残念ながらポン付けはできず、加工が必要です。その際、この室内灯ユニットは基板とプリズムが簡単に分離できるので、適宜付け外しを行いながら作業を進めます。 まず、集電スプリング付近の加工です。室内灯ユニットを支持するステーの先の爪を引っかける溝を作ります。 プリズムを先の細い角ヤスリで上から彫り込んでいきます。 ある程度彫り込んだら載せてみます。すると、集電スプリングとは反対側のステーにも当たりがあることが分かります。 プリズムの当たりのある箇所を、さっきよりも細いヤスリで横から彫り込んでいきます。 室内灯ユニットが床板と平行になるように、集電スプリング側の彫り込みを調整します。 室内灯ユニットが床板と平行になるように彫り込めたら、元の室内灯ユニットの長さに合わせてレザーソーでカットします。 出来上がりです。集電スプリングが若干長めなので、スプリングの歪みがなるべく少なくなるように室内灯ユニットを取り付けます。 ヘッドライトと室内灯の色の変更ができました。 (2019/01/02 停車・常点灯状態でしばらく放っておくと、この室内灯ユニットの素子の1つが焼損してしまいました。常点灯を使用するときは目を離さない方が良いです。) 最後にステッカーを貼り付けます。 富士川車両工業の製品を使いますが、方向幕が「白幕」と「黒幕」の2製品があります。 便所設置の時代は「黒幕」の方が良いようです。 「白幕」の収録内容は、 前面ガラス全体(行き先・ワンマン表示共) ・岡山,津山,智頭(智頭は種別枠付) 各2個 行き先 ・快速 岡山,快速 津山 各2個 ・総社,上月,備中高松,美作江見,岡山,中国勝山,法界院,新見,金川,美作加茂,福渡,那岐,津山,智頭,姫路,鳥取,佐用,東城,備後落合,試運転 各4個 ・回送 5個 その他 ・快速(赤字) 4個 ・優先座席 10個 ・ステップに立たないで下さい。 18個 ・後乗り前降り 11個 ・指づめ喚起表示(左右) 各42個 です。 「黒幕」の収録内容は、 前面ガラス全体(行き先・ワンマン表示共) ・岡山,津山,糸魚川⇔南小谷(ローマ字表記共,岡山・津山は種別枠付) 各2個 行き先 ・総社,上月,備中高松,美作江見,岡山,中国勝山,法界院,新見,金川,美作加茂,福渡,那岐,津山,智頭,姫路,鳥取,佐用,東城,備後落合,糸魚川⇔平岩,糸魚川⇔南小谷(ローマ字表記共) 各4個 ・回送 2個,試運転 3個 その他 ・快速(赤字) 4個 ・優先座席 10個 ・ステップに立たないで下さい。 18個 ・後乗り前降り 11個 ・指づめ喚起表示(左右) 各42個 です。 前面ガラス全体が印刷された部分に方向幕を貼り付けて、ライトユニットとガラスの間に挟み込みます。 作例では左右の余白を残していますが、斜め前から見たときにとても目立つので、余白は綺麗に切り取った方が良いです。 ドア部分にもステッカーを貼り付けるとこんな感じになりました。 方向幕は「新見」にしています。余り目立ちませんが「ワンマン」の下にある種別札差しに自己満足しています。側面の各ステッカー位置は、同封されてる説明書よりも実車の写真を見て決めた方が良いです。 キハ120形(津山線)の整備はこれで終了です。 それでは。<(_)> 参考記事:TOMIX キハ120形(三江線) 入線・整備
TOMIX DE10 きのくにシーサイド 入線
AKB的な商法で物議を醸しているトミックスの「TOMIX DE 選挙」ですが、そのメンバーの1台である2236 DE10 1000形ディーゼル機関車(1152号機・きのくにシーサイド)が入線しました。 中間発表まで様子見をしても良かったのですが、待ち望んでいた車両でしたし、上位に食い込む予感はしていたので比較的早期に予約して投票に参加してしまいました。 いつものパッケージです。 説明書は2235(JR東海仕様),2236(きのくにシーサイド),2237(アイランドエクスプレス四国),2239(JR貨物新更新車B)とで共用です。 付属品にトレインマークがないですね。 ナンバープレートとメーカーズプレートも何種類か付属しますが、金型を共用している関係のようで、実際には「DE10-1152」「川崎重工」だけを使います。 側面です。特徴のある塗り分けです。 青色がフラッシュ光の関係で明るく見えますが、実際にはもう少し深い青色です。 写真で見るよりかは、ファンのモールドは緻密にできています。 写真のウデが悪いので、細かなモールド表現が飛んでしまっています。orz 問題の投票券です。 「TOMIX DE 選挙」については一切触れられていませんが、指示されたURLからアンケートページに入ります。 アンケートの最終質問で投票します。複数回答ですので、これも欲しいなと思うものに投票できます。さてさて、あとは神に祈るだけです。 中間発表ではハイパーサルーンが4位と振るわなかったことが予想外でしたが、あとは概ねこんなものかなと思います。潜在需要がありそうなオリエントサルーンが5位になっていますが、DE10-1705が対象機でしたし、他力本願的な人が多いような気がしたので順当ではないでしょうか。投票対象の牽引機関車が違っていれば、結果はひっくり返っていたかもしれませんが。 しかし、きのくにシーサイドが逆転されたらと思うと気が気ではないので、こんな馬鹿げたイベントはこれで最後にして欲しいと思います。(と言いつつ、買ってしまった自分もだらしがないですが・・・。) それでは。<(_)> 参考記事1:祝 きのくにシーサイド 製品化決定 参考記事2:TOMIX JR12・24系客車 きのくにシーサイド 入線
TOMIX キハ181系 紹介
先日の台風のおかげで何もする気がせず、今週はまったりとしています。 ふと、先週にKATOから10-836他のキハ181系が再生産されたことを思い出し、自社で保有するTOMIXのキハ181系を眺めてみました。 品番は92723他です。発売からずいぶん経ちますが、いまだにカタログ落ちしていない製品です。リニューアルはまだかと待っていたのですが、先にKATOから現在の製品水準で発売されてしまい、陳腐化が否めない状態になっています。そこで当社では色々と手を入れて、少しでも見栄えを良くしようとしています。 実のところTOMIX製のほかにKATO製(10-836他)の前回生産品を併せて保有しており、各写真の左がKATO製で、右がTOMIX製になります。(KATO製は運転台上の信号炎管と屋根の煙突が未取り付けです。)TOMIX製は元々クリーム色だった前面窓枠・ライトリム・特急マーク・ヘッドマーク枠に銀色、貫通扉窓枠に灰色を入れています。TOMIX製は窓ガラスが枠より少し内側に控えているだけ銀色部分がどうしても厚くなるのですが、KATO製の方も窓ガラスパーツの厚みの分が銀色に見えるので、ぱっと見の印象が同じに見えます。 各写真の下がKATO製で、上がTOMIX製です。クーラー頂部のネットの有無が違いますが、プロトタイプの違いなのか表現の省略なのかは把握していません。大きな違いはそれくらいで、TOMIX製の方が少しモールドが甘く表現がぬるいところがありますが、言われないと気が付かない位です。ただ、塗装に関しては、TOMIX製の方が明らかに凹部に色が回っていません。連結器はKATO製がボディーマウント伸縮タイプです。TOMIX製についてはアーノルドカプラーが標準ですが、台車マウントTNカプラー化しています。ボディーマウントTNカプラーは予算の関係で採用しませんでした。また、KATO製では幌が標準装備になっていますが、TOMIX製は幌枠のモールド表現のみで貧相なので、分売パーツの気動車用幌を木工用ボンドで取り付けています。あと、写真では分かりづらいですが、座席の成形色はKATO製が青色で、TOMIX製が茶色です。 ライトを点灯させてみました。 1枚目の写真がKATO製です。ヘッドマークは綺麗な白色ですが、ヘッドライトは黄色っぽいです。 2枚目の写真がTOMIX製ですが、KATO製にくらべると散々な感じで各ライト類の相互遮光ができていないとか、ヘッドマークが電球色だとかで劣っていることが分かります。ただ、ヘッドマークだけは標準のシールを使わずガチョウハウスさんのピタサボを採用しており、細密な印刷で気を吐いています。(ヘッドマークが「はくと」になっていますが、当社の車両はATS-P非装備です。(^^;) しかし比べてみると発売時期の差は如何ともし難く、色々と物足りなさが目に付くTOMIX製ですが、それでも愛着があってKATO製を導入した現在でも手放せずにいます。 それでは。<(_)>