KATOから221系のリニューアル車が発売されましたが、その際に改良された先頭車(運転台側)のカプラーが別売されましたので、保有する旧製品に装着してみます。(もうすぐ再生産されますね。) フックが無くなったカプラー部分(74191-1C3)と、これに組み合わせる電連(Z04-9216)を用意します。 袋から出してみました。 74191-1C3は2組入りで、Z04-9216は10個入りです。 交換は難しくないので、作業中の写真は省略します。 各写真の右が交換前で、左が交換後です。 写真の撮り方が悪いのですが、もう少し斜め上から見ると元のカプラーのフックが電連に置き換わり、見栄えが向上しています。 連結もしっかりされます。 これで今回の作業は終わりです。 この後、223系,225系の交換も予定しています。 さらに2段の電連が入手できたら、他の車両も順次交換していきたいと思います。 では。<(_)> KATO 253系 先頭車カプラー交換へ
パワーパック(PWM) 製作
隔月刊誌のN(エヌ)の12月号でパワーパック(コントローラー)の製作記事がありましたので、まねて作ってみました。 記事では秋月電子通商の500円くらいのキットを使っていましたが、値段の通りの部品点数が少ないキットです。素組みなら10分程度で組めると思います。(組み立て前の写真を撮り忘れています。) 写真では放熱用のヒートシンクを追加して、ボリュームは別付けにするために取り付けていません。 また、キットのままだとPWMの周波数は10kHzということなので、発振用のコンデンサを1,000pFから510pFに置き換えて周波数のアップを試みましたが、オシロスコープを持っていないので波形が正常に出力されているのか検証ができていません。(^^; (2019.12.08追記 オシロスコープで観測すると約20kHzの矩形波が出力されていました。) このキットはボリュームを絞っても完全に出力をゼロにできないらしいので、ON/OFFスイッチ付きのボリュームで、絞りきったときに制御電源自体を切るようにしてみました。 つまみと電源スイッチ,方向選択スイッチ(と510pFのコンデンサ)はジャンク箱に転がっていたものです。 なお、スイッチのリングナットは2つとも紛失してしまっていたので、3Dプリンタで印刷しました。 ACアダプターは12V2.0Aのものを新たに購入しました。 運転中に短絡事故を起こしてACアダプターに内蔵されているヒューズを飛ばしてしまうと2度と使えなくなって被害が大きいので、パワーパックの回路にポリススイッチを付加します。(1度やってしまったことがあります。) ポリスイッチは1.1Aのもので、2.2Aで回路を遮断するらしいのですが、ACアダプターのデータシートを見ると3Aまでは流せそうなので、ポリスイッチが作動するまでの短時間の定格超えは大丈夫と判断しました。 あらためて、キットとは別に用意した別売り部品です。(ネジ類やヒートシンク、ケースのゴム足が写っていませんが・・・。) 写真のつまみとスイッチ,電源ランプ用のLED,DCジャック,プッシュターミナルはジャンク箱を漁ったら出てきたもので、つまみやスイッチの形状にこだわらなければ、必要な部材はすべて秋月電子通商で購入できます。 この手のキットは基板のハンダ付けよりも、ケースの準備(開口など)の方が面倒くさいのですが、今回は3Dプリンターで印刷しました。 印刷に半日はかかりますが、単純な形状なら設計も難しくなく、ケースの加工が不要なので圧倒的にラクです。 ちなみに印刷時のインフィルは100%です。中途半端に設定すると壁内のわずかな隙間を中空にするためにヘッドがガタガタと五月蠅く動いてかえって時間が掛かったり、出来上がったケースにタッピングネジが利かなくなったりします。 外付け部品の配線に少し時間がかかりましたが、無事に完成しました。 動力ユニットが意外となめらかに走行します。 最近はこの手の工作から少し疎遠になっていたので、勘を維持するのには良かったです。 それでは。<(_)>
FUSION360での躓き ネジ山編
祝!芸備線全線運転再開
本日、不通だった芸備線の中三田駅-狩留家駅間が復旧し、芸備線が全線開通しました。 被災したことについては残念でしたが、復旧はただただ嬉しいです。 写真は手持ちの西三次駅での後打ち写真です。(2017年の写真です。) 橋梁の流失等、赤字の芸備線にとっては致命的な被害と思われましたが、約1年3ヶ月ぶりにひとつながりになりました。ときどき出かけることがあるので、クルマの運転が苦手な私にとっては待ちに待った開通です。 災害復旧については、JR西日本の場合は頑張ってくれる印象があるのですが、他のローカルなJR線や会社線はそのまま廃線になってしまうことが多いような気がします。株式会社としてどの選択が正しいのかという話もありますが。 それでは。<(_)>
TOMIX キハ87系 トワイライトエクスプレス瑞風 入線
TOMIX 97912 JR 87系寝台ディーゼルカー「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」セットです。 やたらと豪華な装丁です。 正直なところ、いつも通りのスリーブで良いと思っています。 レビューは別のサイトに譲るとして、一番気になっていたのは連結器です。 競合するKATO製の瑞風はボディーマウント伸縮カプラーらしいのですが、対するTOMIX製の瑞風は台車マウント伸縮TNカプラーと呼んだら良いのでしょうか。 拡大すると連結器の軸につながれた復心用のスプリングが見えます。 正面を見ると密連形の連結器です。その下のパーツで通電用のワイヤーが接続されます。 車両間の牽引力は連結器のみで担っている様です。 直線レール上での連結の様子です。 台車マウントとは思えないほどの狭い連結間隔ですが、ボディーマウントには劣るような気がします。 ちょっと意地悪ですが、C280のC字カーブとS字カーブで試してみます。 車両間隔には意外と余裕があり、当然ですがぶつかることはありません。 写真の状態で停車させると違和感がありありですが、普通はこの状態では停めませんし、Nゲージ車両全般に言えることですので気にしても仕方がありません。 室内灯が標準装備なので、その点灯状態を安定させるためにどうしても通電カプラーを使いたかったのでしょうが、結果として伸縮式と言えども台車マウントカプラーの採用になってしまいました。この方針と製品価格がKATO製の瑞風と比較する大きなポイントになりそうです。 線路状態が悪いと思われるお座敷レイアウトでの安定した運転を重視するTOMIXの姿勢は、らしいといえばそうなのかもしれませんが。 それでは。<(_)> 2019.12.8 追記 先日、TOMIX製の瑞風の発売から2ヶ月遅れで、KATO製の瑞風が発売されました。 気になっていた連結面の間隔は、両者を比較しても変わりがあるようには見えませんでした。 走行時のスタイリングに大差が無いなら、両者の選択ポイントは車内の作り込みや室内灯の有無なのでしょうが、オプションの室内灯の価格差分を考慮してもKATO製はかなり安価ですので、KATOさんは良い仕事をされているように思います。 (と言いつつ、さすがにTOMIX製を先に導入していますので、KATO製の導入の予定はありません。) 2020.3.15 追記 見れば見るほどTOMIX製の室内の作り込みに感心しています。価格も相応のものだと思います。
TOMIX キハ183系 特急大雪 セットB 入線
トレンドを全く無視した入線が続きますが、TOMIX 98262 JRキハ183系特急ディーゼルカー(大雪)セットBが入線しました。 店頭在庫を調べると、同じような車種の特急サロベツのセットがたまに売れ残っているようです。 4両セットです。両端が貫通型先頭車のセットBです。 今のところ購入してはいませんが、セットAは片側がスラントノーズ型になります。 収録車両は、キハ183-1550 キハ182-500(M) キロハ182 キハ183-1500(トイレ付)です。 4両とも実車に習って窓の補強のモールドがあります。 転写シートはセットA・B共通で、キハ183-1551~1556,キロハ182-2・3・4・6・10,キハ183-1501~3,キハ182-501~503,キハ182-3・11・21・31,キハ183-213・214,キハ182-406・413・502が収録されています。 ヘッドマークは大雪のほかに共通運用だったオホーツク(OKマーク)が同梱されています。 キハ183-1550とキハ182-500(M) です。シート色はキハ183-1550が暗いベージュ色(灰色?)で、キハ182-500が緑色で成形されています。キハ183-1550のスカートは青色です。 キハ183-1550はシートの色から1551~1554だと思います。実車の写真を調べると1555と1556のシートは青色でした。(時期によって異なるかもしれません。)なお、発電装置が付いているとのこと。 キハ182-500は元サロベツ用がモデルになっているらしいので、501~503でしょうか。シートの色を気にしなければ、転写シートに収録されている400番台に仕立てても良いかもしれません。 キロハ182です。0番台車です。シート色はグリーン座席が赤みのあるベージュ色で、普通座席がエンジ色での成形です。 転写シートの収録車番通りの2・3・4・6・10が該当すると思います。 元はキロ182で、車販準備室が普通座席に置き換えられて形式変更されています。 キハ183-1500(トイレ付)です。シート色は赤色での成形です。スカートは青色です。こちらのモデルも元サロベツ用だったらしく、1501~1503番になります。 客窓が埋められた部分にトイレと自販機があるらしいのですが、実車の中の様子は知りません。 こちらにも発電装置が付いているとのことです。 思い返すと客車急行時代の「大雪」は乗り倒したのですが、この模型の時代は乗ったことがありません。 思い入れはないはずなのですが、正直なところヘッドマーク買いですね。 ただ、半室ですがグリーン車もつないでおり、短い編成にかかわらず特急の風格を保っているように見えますので気に入っております。 唯一「ん~っ」と思うのは、相変わらずのバナナ車体が直っていないことです。orz とりあえず、車番はネットで調べて、 遠軽←1号車 キハ183-1552 キハ182-501 キロハ182-6 キハ183-1503 にする予定です。(他にもいろいろな組み合わせが検索で引っ掛かってきます。) ヘッドマークは、以前に発売されたオホーツクセットを持っている関係で大雪のままにします。 それでは。<(_)>
KATO 101系 関西線色 入線
消費税が10%になる前にあわてて注文した品が届きました。 10-289 101系 関西線色 6両セットです。 原形ヘッドライト、非冷房に惹かれて買ってしまいました。 かなり以前に発売されたと思いますが、よほど人気が無いのか新品で買えました。 付属品は方向幕パーツとジャンパ栓です。 方向幕は、奈良ー湊町,88Aが取り付けられています。 別に、柏原-湊町,王子ー湊町,91A,86Aが付属しています。 写真には撮っていませんが、ジャンパ栓はケーブルが黒く塗り分けられており、色入れの必要がありません。 警戒色の帯は、もう少しオレンジ寄りの色が実車に近いかもしれません。 窓の中桟に取っ手のモールドがしてあり、芸が細かいです。 パンタグラフが載っていないサハ100にあるパンタ台座やランボードに萌えてしまいます。ちなみにクモハとモハに載っているパンタグラフはPS13です。 実はTOMIXの103系非冷房の編成が品切れで入手できなくてこちらを購入したのですが、安かったですし、とても良い感じで結果オーライでした。京都駅だけでなく、新大阪駅でもウグイス色の車両を見かけるようになり、この色の車両にも親近感が湧くようになったところでしたし・・・。 レールに載せてあげたかったのですが、今週はずっと忙しい予定なので、しばらくは叶いそうにないです。 では。<(_)>
3Dプリンター 故障
じゃじゃ馬過ぎて手に負えない3Dプリンターですが、また故障しました。 フィラメントの吐出状態が悪くなって、まともに印刷できなくなったのですが、エクストルーダーを分解してみるとフィラメントをモーターのギヤに押しつける部品が木っ端みじんになっていました。 HICTOPに部品を売ってくれとメールを送るとすぐに発送してくれました。 (Amazonの注文番号を一緒に書くとやりとりがスムーズになります。) メーカーの対応は良いのですが、なにぶん中国からの発送なので到着までに2週間が経過しています・・・。 そのまま部品を交換してもステッピングモータが振動するだけでフィラメントが吐出されなかったので、エクストルーダーのマザーボード上のポートをE0からE1(空きポート)に振り替えて、ファームウェアもE1に対応したものに書き換えると無事に印刷ができるようになりました。(文章にすると数行ですが1日つぶしました。(^^;) それでは。<(_)>
TOMIX 583系 きたぐに 床下機器修正(改)2
TOMIX 583系 きたぐに 床下機器修正(改)
TOMIX 97911 JR583系電車(きたぐに・JR西日本旧塗装)セットにはクハネ581とクハネ583とが収録されていますが、96年と98年の電車編成表を見ると、クハネ581とクハネ583を先頭車とした編成は、 B5編成 クハネ581-33 モハネ583-102 モハネ582-102 サロネ581-5 サロネ581-16 モハネ583-66 モハネ582-66 モハネ583-89 モハネ582-89 クハネ583-28 →大阪 B6編成 クハネ583-27 モハネ583-101 モハネ582-101 サロネ581-1 サロネ581-25 モハネ583-70 モハネ582-70 モハネ583-88 モハネ582-88 クハネ581-36 →大阪 の2つです。(98年はさらに新塗色に変更された後ですが、この間の編成は固定されていたようです。) しかし、どちらもモハネ582-88か89をつないでいますので、床下を修正することにします。 (今回はB6編成に仕立てる予定です。) 前回の新塗色の「きたぐに」にも床下機器の修正を施しましたが、今回はその方法を改良します。 2M化するのに必要な別売りの動力ユニット(0676)には前期形と後期形の床下が付属していますが、前期形の床下をベースにし、そのうちの片側だけを加工します。写真の1枚目がそのまま使う側で、2枚目が修正する側です。 まずはこんな感じになります。(写真を撮った後に機器の配置を少しずらしました。) 機器の移動や切削で穴が空くところは光硬化パテで埋めています。 移植した後期形の機器は型想いとプラリペアでコピーしたものです。 あとはタンクを取り付けるのですが、サハネ581のタンクをコピーして、半分に割ったタンクを作ります。 空いたスペースにタンクを取り付けて造形ができました。 (写真を撮った後に機器の配置を少しずらしています。) 仕上げにブラックで塗装して、つや消しクリアを吹きました。 これで、モハネ582-88の床下のできあがりです。 ちなみに相棒のモハネ583-88は後期形の床下です。 あとパンタグラフですが、編成表を見ているとこの塗色とシューの先が細いパンタグラフとの組み合わせは、ごく短期間だけですがあったようです。ということで交換しようかどうしようか検討中です。 では。<(_)> 追記:「TOMIX 583系 きたぐに 床下機器修正(改)2」(2019/09/17)