マイクロエース 167系 修学旅行色 入線

マイクロエースのA-5320 国鉄167系 修学旅行色 非冷房「わかくさ」8両セットが入線しました。


中古品が安かったのでついポチッとしちゃったと言うパターンです。
TOMIX製のほうがモノは良さそうですが、プレ値がついていて欲しくても高価で手が出ません。


付属品はKATOカプラーアダプターと幌が2つ。
あとは写真の通りの「わかくさ」のヘッドマークとシールです。


お顔の写真です。
何故かタイフォンがフジツボ状態なのとダミーの連結器周りがスカスカなのが気になります。
けどタイフォンは見慣れてくると気にならなくなるのが不思議です。
修正するとしても大工事になって失敗しそうなのでそのままにしておきます。


標準のアーノルドカプラーだと連結面の間隔はこんな感じです。
KATOカプラーに替えても同じ位でした。


酷いのが先頭車同士の連結面です。プラレールの方がマシではと思ってしまいます。
実寸大に換算すると1.8mほどになりました。


KATOカプラーにするとこれくらいです。
切妻の中間車ならともかく折妻の先頭車同士では意外に気になります。

 
流石に我慢がならなかったのでTNカプラーに交換することにしました。
スカートとカプラーを慎重に外し、スカートはそのまま使ってTNカプラーに交換します。
TNカプラーは0374の6個入を使います。
結局のところ全車を交換してしまったので0374を3セット使いました。


交換前後の写真です。
実車との相違はともかく、交換後の方がカプラー周りが締まって見えます。


間隔が詰まりました。


と言うことで、中間車もTNカプラー化をしようとしたのですが、その途中で動力車のブレーキシリンダーの位置がおかしいことに気づきました。
写真の丸印のシリンダーがその矢印の先にあるのが正解だと思います。実際、実車の写真もそうですし、模型も動力車以外はそうなっています。


台車の前後を入れ替えてしまえばシリンダーの位置については解決するのですが、今度は丸印のKATOカプラー用の突き出しがTNカプラーと干渉してしまいます。
邪魔な突き出しを切断しようかとも考えましたが、ジャンク箱にブレーキシリンダーの位置が改善されている最近の製品から外した同じ形の台車がありましたので、それに交換しようと思いつきました。


しかしそう上手くいかないのがマイクロエースの製品です。
台車と床板の接続部分の形状が異なっていて、そのままポン替えができません。
そこで台車を分解し、床板と接続されるギアボックスはそのまま利用することにして、丸印のシリンダーのモールドが変更された部分だけを交換します。

 
無事に交換ができました。
台車と床板との嵌め合いにも問題はなく、通電時の車輪の動きもスムーズです。


外観の写真です。
シリンダーが正規の位置になっています。


次に動力車以外の車両です。
表向きは簡単にTN化が可能でしたが、実際に走行させてみると台車のカプラーソケットの突き出しがTNカプラーに干渉して、曲線通過時に脱線しました。
本当に手を焼かせてくれます。

 
とりあえずTNカプラーだけを削って凌ごうとしましたが、どうしても干渉は収まらず、結局は台車側の干渉部分もカットすることで落ち着きました。


加工後の写真です。台車の(上下左右の)首振り時の干渉はなくなりました。
何か面倒なことになってしまいましたが、よく考えるとアーノルドカプラーやKATOカプラーにしないのならば、潔くカプラーソケットの突き出し自体をカットする方が簡単でした。

 
一応、これで加工的な整備は終わりです。
あとは幕のシールの貼り付けと、ヘッドマークを両面テープで貼るだけでしょうか。
マイクロエース製品の年代物なので動力系の金属部分の経年劣化は相当なものですが、さすがに中古品の専門店で整備されているだけあって、台車をいじった前後とも意外とスムーズに走行しました。
気が向いたらその動力系の金属部分の分解洗浄と灯火類のLED化をする予定です。
本来ならば旧型国電を除いて乗車したことのない非冷房の電車は守備範囲外なのですが、見たことすらない修学旅行色をポチったのは、在来線の電車での修学旅行に一種の憧れを感じたからです。
すでに修学旅行は新幹線とか飛行機の世代ですので、一昔(二昔?)前の修学旅行の学生たちの様子を想像しながらこの模型を楽しんでいます。
それでは。<(_)>

103系 みやこ路快速

本日、103系がみやこ路快速の運用に入ったようです。


写真は頂き物です。自分ではこんなに綺麗には撮れません。
私的には103系の快速にレア感を抱いているのでアップさせてもらいました。
それでは。<(_)>

奥出雲おろち号 故障

2023年度で運行終了というニュースが流れた「奥出雲おろち号」ですが、今日の運行中に故障したようです。


機関車のオーバーヒートが原因との話もありますが、真偽や詳細は不明です。
ネットの情報によると乗客に対しては代行バス等の措置が執られたようですね。


今日の写真ではありませんが、4日前の7月31日の三井野原-出雲坂根間を走行する木次行きの奥出雲おろち号です。
ツイッターに上がっている画像では、今日の奥出雲おろち号もこの写真のDE10-1161が牽いていたようです。

 
こちらはその翌日の8月1日の奥出雲おろち号です。木次駅から出雲市駅に回送列車として送り込まれる途中の姿で、早朝の6時21分頃の宍道駅到着時の撮影です。機関車は同じDE10-1161です。
ちなみに公式ページの山陰線内の運行位置表示では、乗車できませんが「臨」表示で位置を追えるようになっていました。
この写真は宍道駅の跨線橋の元々開いている窓の隙間から見下ろして撮ったのですが、別の団塊の世代くらいのテツが適当にあちこちの窓を全開にし始め、撮影が終わったらそのままにして去って行きました。ということで、私が窓を締めて回るという貧乏くじを引かされることになりましたが、こういうテツのマナーの悪さを何とかしないと、非テツからの反発を食らい、結局はみんなが肩身の狭い思いをすることになるので、おっさんテツ世代はもう少し良識のある行動を取って欲しいです。
実のところ私はこの日の奥出雲おろち号に乗車したのですが、先頭の展望窓に荷物を置いてさらに腰掛けて占有するおっさんテツや、自分の席に座らずに他人の席に座って、さらに両サイドを荷物で占領するおっさん(1Bを予約していたくせに1Cに座って両サイドの1Aと1Bを荷物置きにしていたおっさん)がいまして、やっと取った切符なのにと高校生が悔しそうにしていたので、さすがに(丁重に)注意をしました。注意されてもすいませんの一言も言わず、むすっとした感じだったのでかかと落としを食らわしてやろうかと思いましたが自重しました。しかし、このような理不尽に輪をかけたおっさんテツが多くて閉口していたところ、子連れの若いご夫婦?は隣の席(実は私の席)が空いているにもかかわらず、子供さんを膝の上にのせて行儀良くされていたのとはあまりにも対照的でした。
私はほとんどトロッコよりも客車の方に乗っていたので、その方にはトロッコの私の席は使ってもらって良いですよと声をかけさせてもらいましたが。
あと、荷物を隣の席に乱雑にばらまいているマスクなしおじさんも居ました。でっかい時刻表を見ながらの1人旅のようで、一言も話している姿を見なかったのでスルーしましたが、べらべらとしゃべっているようなら、喧嘩上等で文句を言っていたと思います。
しかし、今回はホントに最近のテツのマナー意識の低さは危機的だなと感じてしまう出来事が多かったです。
話が脱線しましたが、最後に1日でも早い奥出雲おろち号の復活を祈念しております。
では。<(_)>

KATO 阪急 6300系 標識灯点灯化

5年ぶりのKATO 阪急6300系のネタです。
この前は標識灯の点灯化の改造により破壊されたライトリムの再生を行いましたが、今度は内部のリード線とチップLEDの半田付けが甘くて標識灯と尾灯が点滅するようになってしまいました。(ほとんど走らせていないんですけど・・・。)
これをハンダ揚げで修繕しようと思ったのですが、他にもいろいろと不満点があったので、中古品のドナーを入手できたこともあり、ドナーの灯火系を使って点灯化の改造を行うことにしました。


元の状態を再現した写真です。
・ハンダ付けが甘く、内部配線の接触不良で標識灯と尾灯が点いたり点かなかったりする。
・前照灯はきれいな電球色だが、標識灯は黄緑色に見える。(写真よりも緑色っぽいです。)
・標識灯の導光材の先端が切りっぱなしのようで、ささくれている。
・ライトリムに修繕痕がある。(←以前の作業です。)
(標識灯を消灯させた写真の方がわかりやすかったですね。)
と、いくつか不満点があったので、今回はお金を払って作業を依頼するのではなく、自分の手で点灯化の改造を行うこととしました。(イズムワークスさんの点灯化キットを使いますが。)


中古で調達したドナーさんです。
残念ながら新マークのロットで、所有している車両と異なります。
よって、標識灯部分の銀色のパーツとライトユニットだけを提供してもらいます。

 
改造をすると言っても最初から細工をし始めると手間なので、ここは割り切ってイズムワークスさんの点灯化キットの標識灯と尾灯部分を拝借します。
後で写真が出てきますが、イズムワークスさんの導光材は先端に丸め処理をしてあり、これだけでも見栄えが格段に良くなります。


まずは、標識灯の加工から始めます。
ドナーからもらったパーツには標識灯の穴が開いていません。


ピンバイスで標識灯の穴を開けますが、その前にポンチを打ちます。
しかし、丸く盛り上がったモールドにポンチを打つことになるので、そのままでは滑って位置が定まりません。
なので、セロハンテープを貼って滑り止めにします。


ポンチを打った後は、キリでφ0.4mmから順にφ0.8mmまでズレを修正しながら穴を広げていきます。

 
元のライトレンズのサポートパーツを上下に切断して上の前照灯の部分だけを使います。
切断できたら標識灯のパーツ、サポートパーツ、前面ガラスを木工用ボンドで固定します。


点灯化キットのライト基板にも軽加工を施します。
このまま取り付けると導光材が外に突き出てしまうので、点灯化キットに付属している白いプラ棒で控えを取ります。
プラ棒の断面の長手方向を進行方向に向けてライト基板の導光材のある側に木工用ボンドで貼り付けました。

 
今回は作業終了後の手直しとして取り付けたのですが、この段階で光漏れ対策としてプラ棒と一緒にライトユニットの上側に長細いウレタンを貼り付けておくべきでした。
2枚目の写真は先ほどの写真との合成写真です。イメージとしてはこんな感じです。
実は気がついたのが最終の試験点灯時でライト基板を固定してしまっており、縫い針を使って隙間からウレタンをボディー(前面ガラス下)とライト基板の間に挿入しました。なので接着は出来ていませんが、上手く固定されて大丈夫なようです。

 
ドナーから提供してもらったライトユニットを加工します。
ライト基板を抜き出します。

 
ライト基板から電球を取り外して、ダイオードを1本だけ撤去し、穴を3カ所、パターンカットを1カ所の加工を行います。

 
新たに電球色LEDと1kΩの抵抗器を半田付けし、加工の終わったライト基板をライトケースに戻します。(ハンダブリッジも忘れないようにしておきますが、後で導電テープを貼るので、ちょこっとブリッジしてパターン面の平らな部分をなるべく残すようにします。)
基板をライトケースに取り付け、標識灯と尾灯のライト基板へ電源を供給するための導電テープをライトユニット脇に巻きます。


ライトユニットを床板に取り付けた写真です。こんな感じになりました。

 
ライト基板をボディーに取り付け、基板の左右の電極に5mm×24mmの導電テープを貼ります。
その後、側面ガラスパーツのツメ(2枚目の写真の丸印内)を覆うように導電テープを左右共に貼ります。当然、先に貼った導電テープと重なるように貼って、電気的に接続しておきます。
これでボディーと床板を組んだときに、ボディーのライト基板と床板のライトユニットが電気的に接続されるようになります。


ボディーと床板を組んで試験通電をしてみました。
気になっていた標識灯の色はきれいな電球色になっています。
その他の見た目もすべて改善され、これで長年気になっていた問題が解決しました。
当時はイズムワークスさんから点灯化キットが発売されていたのかは定かではないのですが、発売されていたなら最初から頼っておくべきでした。
それでは。<(_)>

KATO 285系 スノープロウ取付

KATOのASSYパーツ Z04-7633 クモハ313飯田線 スノープロウが発売されました。

 
1袋に6個入っています。


特段の理由はないのですが、お試しで285系 サンライズエクスプレスに取り付けます。
この模型の詳しい発売日やロットは不明です。(最新ロットではないです。)


先頭の台車を外します。

 
スノープロウをワンタッチで取り付けるだけのお手軽作業です。

 
1枚目の写真の手前の写真が取り付け後です。取り付け前のスカスカの空間が締まって見えます。
少しスノープロウの厚みが薄いようですが、勾配区間の始まりや終わりで台車が傾くとスノープロウがカプラーケースと接触するので、これくらいの厚みが限界なようです。
計算をしてみると0‰⇔40‰の勾配変化点で接触するようなので、レイアウトに緩和勾配を設けるか、カプラーケースを削り込んで解決できそうですが、緊急性がないので今回はそのままにしておきます。


視点を変えて前方から撮ってみましたがあまり代わり映えはしませんね。
やはり側面からの見た目に効果があるようです。
今回はこれで終わりです。
では。<(_)>

今年の初ナマズ 2021年 2

昨日の6時頃に連れてきてから、夜も更けて2時頃です。


なかなか出てこなかったのですが、やっと出てきました。


30分後には全部出てきました。


朝にはすっかりセミの姿になり、大空に飛んで行きました。

今年の初ナマズ 2021年

今年はじめて見つけたナマズです。
抜け殻がたくさんあったり、鳴き声はするけど見つけられないでいました。


雷雨がやんだ後に、落ち葉の上でじっと佇んでいました。
クマゼミのようです。
では。<(_)>

KATO 151系 入線

KATOの10-530 151系「こだま・つばめ」8両基本セットと10-531 151系「こだま・つばめ」4両増結セットが入線しました。再生産品だそうです。(知らなかったです。)

 
基本セットの付属品はヘッドマークと行先表示シールです。増結セットは行先表示シールのみです。
ヘッドマークは「つばめ」(ローマ字部灰色),「はと」,「富士」,「うずしお」です。
「こだま」は製品に取り付けられています。
行先表示シール1枚につき、
愛称サボ:「つばめ」,「はと」,「富士」,「うずしお」が各18コマです。
「こだま」は製品に印刷済みです。
行先表示サボ:「神戸-東京」,「東京-神戸」,「大阪-宇野」,「宇野-大阪」が各10コマです。
「大阪-東京」,「東京-大阪」は製品に印刷済みです。
説明書での編成の指定は、大阪・宇野←クロ151-5,モロ151-5,モロ150-5,サロ151-5,サシ151-5,モハシ150-5,モハ151-5,サハ150-17,サハ150-5,モハ150-5,モハ151-15,クハ151-5です。
モハ151-5がM車で、サロ151-5,サシ151-5,モハ150-5,モハ151-15→東京 が増結セットに収められています。


表記類はこのような感じです。
基本的に1等標記時代は守備範囲外なのですが、すっかり忘れていました。
グリーンマークに比べると地味に感じるのです。
本当なら181系に改番された「しおじ」「はと」がストライクです。


各車の車体長の違いも正しく表現されているようです。

 
連結器はフックつきの伸縮カプラーで、連結面の間隔も狭くなっています。


1号車は特徴的なパーラーカーです。
特殊な窓形状で、昔の車両としては思い切った設計だったのでしょう。


眺めていて気がついたのですが、サイドミラーの鏡面に銀色が入っており、芸が細かいです。


欲を言えばベンチレーターが従前通りの屋根と同じで、一体成形なのが残念なところです。


最後に動力関係のASSYパーツです。
4648-1B モハ151-3 動力ユニットと、4648-2D1 動力台車DT23です。
流石に12両編成で1Mはきついかなと思って用意しました。
増結セットのモハ151-15に組み込む予定です。
それでは。<(_)>

奥出雲おろち号 運行終了?

JR西日本が2023年までで奥出雲おろち号の運行を終了する方針を示しました。
あと2年ということですね。


とういことで、事前予約で夏休み中の予約を試みましたが爆死しました。
18きっぷシーズンはいつでも競争率が高いので予測はしていましたが。


2018年4月1日の写真ですが、木次駅を備後落合方面に出発した奥出雲おろち号です。
備後落合駅での芸備線との接続が悪すぎるのが玉に瑕です。


前の写真と同じ日の出雲坂根駅の時刻表です。
さすがに札沼線の1日1往復というあからさまな事態にはなっていませんが、奥出雲おろち号を除くと1日に3本しかなく、旧三江線の口羽-浜原間と同じ本数です。
こうなると木次線自体の存続も怪しいので、近いうちには行っておきたくなります。
それでは。<(_)>

TOMIX 急行貨物列車セット 入線

TOMIX 98735 国鉄急行貨物列車セットが入線しました。衝動買いです。
前回のD.C.フィーダーの不調で入線時のチェックが遅れてしまいました。

 
ワム60000は7両、ワム70000は2両,ヨ3500が1両で、全部で10両です。


付属品はヨ3500の床下機器のみです。
TOMIX製の車掌車については以前の記事に書いてあるので参考にどうそ。
(ヨ5000の記事です。←リンク先に飛びます。
模型はこんな感じです。

 
急行の文字が特別感を醸し出します。


車掌車は尾灯が点灯し、室内灯も標準装備です。

 
2軸貨車が10両ですが、全長はS280レール2本分くらいに意外と格好が付きます。
ウレタンにも14両分の空きがありますし、物足りなければ2枚目の写真のように車両を足していくことになりますが、どういうレイアウトで運転するかによって変えていく必要がありそうですね。
では。<(_)>