KATO 251系 床下機器取付

KATOの251系スーパービュー踊り子に床下機器を取り付けてみました。

 
先日発売されたASSYパーツを使います。
M車用は1個しか使わないのに10個入り600円というコスパの悪さ・・・。orz

 
1枚目が6号車と7号車、2枚目が8号車と9号車の写真です。
取り付けは簡単ですが、ジャンパ付KATOカプラーである必要がありますので、最初期の製品はカプラー交換の必要があります。


ちょっとだけ足下が引き締まったよという話でした。
<(_)>

KATO オハフ33 ベンチレーター別パーツ化他

今回はKATOの35系客車をいじります。代表としてオハフ33についてベンチレーターの別パーツ化と色の塗り替え等をしてみます。

 
種車はKATO 5128-1 オハフ33茶 一般形です。ご存じの通りKATOのオハ35系はベンチレーターが屋根と一体化しており、一昔前のモデルのニオイを醸し出しております。


いきなりですが、ベンチレーターの切除とヤスリ掛けをして塗装を終えた屋根が写真の一番右に並べてあります。つや消しクリアを吹くと屋根布のような感じになり好印象です。これにTOMIXのPB6018 ガーラントベンチレーター(旧型客車用・8個入)を取り付けます。少々きついですが切除後の屋根の穴にベンチレーターの取付けダボがちょうど収まります。ついでに台車もTR23のコロ軸受けタイプに交換します。


写真の上から
・ベンチレータを取り付けた屋根(ベンチレーターは無塗装です。)
・青15号に塗り替えたボディー
・便所窓と洗面所窓を上段中折れ式でイメージして塗装した窓ガラスパーツ
・台車をTR23のコロ軸受けタイプに変更した床下
です。
ボディーは妻面の梯子を外して標記類を薄め液で消し、元の茶色の塗装の上から塗装しました。梯子(材質不明)は軟質プラだとやっかいなので、ミッチャクロンで下処理をしてから塗装しました。
今回は訳あってボディーの色を塗り替えていますが、仮にTOMIX製のオハ35系を塗り替える場合は窓ガラスに窓枠が印刷されているのでボディーと窓ガラスパーツの両方に塗装をする必要があり、今回のKATO製のようにお手軽にはできません。
塗料はF MODELSのFARBE010 青15号を使いましたが、KATO製の青色の旧型客車と並べるともう少し鮮やかに青みが出るように調色をした方が良かったかもしれません。艶はエアブラシで吹いたままの状態で問題はなかったです。

 
各パーツを組み上げた写真です。1枚目の写真の手前が洗面所窓ですが、上段は透明ガラス、下段を白色ガラスにしています。写っていませんが裏側の便所窓は上下段とも白色にしています。台車もコロ軸受けになっています。(交換前の台車は軸受箱が□形になっています。)あとはインレタを貼れば出来上がりです。
以上、天リウのオハフ33-7を作ったつもりです。このほかにも特定の車番をイメージしてあと何両か手を加える予定の車両がありますが、それはまた別の機会に・・・。
<(_)>

GREENMAX キハ54形500番代 入線

マイクローエースのキハ53-504に引き続き、グリーンマックスの30205 JR北海道キハ54形(500番代・留萌本線・元急行仕様)が入線しました。どちらも発売日が変更されて、北海道形同士で偶然にも近い日になりました。

 
付属品は幌×2,ドローバー2×1,ドローバー5(ロングタイプ)×1,ステッカー×2,修理依頼票×1です。幌は接着剤で取り付けとなっています。ドローバー2とかドローバー5は説明書の記載通りの表現で、長さを数字化しているようです。


ステッカーは色々収録されおり、マイクロエースのステッカーよりも微細に印刷されています。
収録内容は、
マーク各種
 特別快速きたみ,礼文,大雪,ノサップ,しれとこ,はなさき ×各2
 PEPPERMINT TRAIN,花咲線,Sohya NORTH LINE,SPECIALTY-LINE ×各4
前面方向幕
 普通、急行,快速,釧路 ×各4
 快速ノサップ 根室,快速はなさき 根室,快速ノサップ 釧路,快速はなさき 釧路 ×各4
前面用車番
 501~529 (黒字)×各2
 501~513,527~529 (白字)×各2
ワンマン 無表示 標記
 無表示(黒地) ×4,ワンマン(白字緑地) ×6
在来車方向幕
 普通(青字),普通(白字青地),急行(赤字),快速(赤字) ×各2
 団体(青字),臨時(青字) ×各1
行先方向板
 深川 マイタウン列車 ユーカラ 旭川(オレンジ色地),旭川 特別快速きたみ 北見,釧路 ⇔ 厚岸,釧路 ⇔ 茶内(オレンジ色地),釧路 ⇔ 川湯温泉,深川 ⇔ 幌加内,名寄 ⇔ 朱鞠内,釧路 ⇔ 摩周,網走 ⇔ 緑,知床斜里 ⇔ 網走 ×逆向きとセットで1
 幌延,名寄,釧路,根室,留萌,網走,稚内,深川,増毛,上川,旭川 ×各2
 旭川、稚内,網走 [ローマ字表記共]×各2
架線注意
 架線注意 ×12
列車名愛称板
 快速(白字青地),快速(青字),ワンマン前乗前降,前乗前降,特別快速きたみ,礼文,大雪,急行 ×各4
となっています。

 
車番はキハ54-527と528です。M車はキハ54-528に設定されています。
屋根上の部品は全て取り付け済みです。

 
床下機器は板状のパーツで一体表現されており、若干ですが立体感が乏しいです。
床下と床下機器パーツの接着が弱いので、取り扱いには気をつける必要があります。

 
1位側と2位側の前面です。連結器まわりはスカスカです。


鉄道コレクションのキハ54です。こちらの方が連結器まわりが賑やかです。orz

 
鉄コレと比べてみます。各写真の上が鉄コレ、下がグリーンマックス製です。
各部への色入れや、JRマークの形、帯の太さや色が異なります。
(鉄コレには列車無線アンテナをまだ取り付けていません。)


左がグリーンマック製です。グリーンマックス製の方が大ぶりな感じです。


ヘッドライトは綺麗な電球色です。
動力の音はディーゼルカーらしく大きめですが、スムーズに走ります。


ドローバーを使用しなくて済むようにTN化を考えたのですが、スカートとカプラーベースが接着されていて断念しました。ダミーカプラーが装備されている側も同様で、連結可能なカプラーへの変更ができず、このセットの2両編成から編成両数を増やすことも難しいです。また、ライト類は各車両の片エンドしか点灯しないので、単行運転にも向きません。カプラーまわりの表現もかなり稚拙で、もう少し頑張って欲しかったです。
それでは。<(_)>

参考記事:GREENMAX キハ54形500番代 TNカプラー化

MicroAce キハ53-504 入線

マイクローエースの「A6187 キハ53-504・急行色・縦雨樋なし」が入線しました。

 
付属品はシールが1枚と、ボディマウント伸縮アーノルドカプラーが1個です。
シールの収録内容は、種別表示が、
普通(紺地白文字),普通(黒文字),快速(赤文字),急行(赤文字),臨時(黒文字) 各3個
側面サボが、
深川-朱鞠内(白地黒文字),名寄-朱鞠内(白地黒文字),深川-朱鞠内-名寄(紺地白文字) 左右各3個
です。


2エンジン車だからか床下のエンジンまわりは両側とも同じですね。

 
それぞれ、左がキハ53-504、右がキハ53-507です。キハ53-507は同じくマイクロエースから以前に発売された製品です。
キハ53-504のヘッドライトリムには銀色が入っています。
カプラーは両端ともダミーで、スノープロウは複線用です。

 
同じくそれぞれ、手前がキハ53-504、奥がキハ53-507です。
縦樋の有無が分かるでしょうか。2枚目の写真の臭気窓の位置も違います。
キハ53-500番台には微妙に形態差があるので面白いです。
(違いが細かすぎて模型で再現し切れていない部分もあるようですが。)

 
奥と左がキハ53-504です。
ベンチレーターの塗り分け、屋根のねずみ色の部分の大きさと縁取りの朱色線も目立ちます。


前面表示器は明るすぎる白色です。ヘッドライトは電球色ではなく黄色に近いです。
走行は鈍重な感じがしますが、きちんとスローが効きます。


TOMIX車両との色の違いを比べてみました。左が今回のキハ53-504で、右がTOMIX車両です。
TOMIX車両の方がクリーム色も朱色も暗い感じがします。マイクロエース車は保存車両としてきれいに塗装された色で、一方、TOMIX車は働き続けて煤けた現役車両の色でしょうか。


現役時代は急行運用すら1両でこなした孤高の車両ですが、ときどきお世話になった深名線深川駅の朝一番の3両編成も記憶に残っています。
それでは。<(_)>

MicroAce タキ11000 前期型 手摺りの違い

MicroAce A-1354 タキ11000 前期型ですが、もう1セットが増備のために入線して、それを眺めていて今更ながら気付いたことがあるので書き残しておきます。


前期型セットは8両編成で、車番は11061 11007 11065 11020 11046 11042 11054 11066です。
そのうち11046と11042なのですが・・・、

 
それぞれの写真の左側の車両が11046(11042)なのですが、側面の手摺りが内側(車体中心側)に折れているのが分かるでしょうか。最初は手摺りを壊してしまったかと思ったのですが、保有するもう1セットも同じでしたので、これが正解なようです。
ネット上の実車の写真でも、折れている手摺りと折れていない手摺りが確認できました。


車番の設定次第では、すべて折れていない手摺りに揃えることもできたはずなのに、実に細かい造り分けをしています。マイクロエースらしいと言えばらしいのですが。
それでは。<(_)>

MicroAce 名鉄キハ8000系 入線・TNカプラー化

マイクロエースからキハ8000系がリニューアル発売となりました。
旧製品では急行色がラインナップされてましたが、今回は特急色だけの発売です。

 
6両編成セットで付属品はシールのみです。
編成は、
←神宮前・新名古屋(1号車) 8202 8201 8002 8204 8051 8001 高山・富山→
です。ケースの収納方向に合わせると5号車の客用ドアは神宮前・新名古屋方になりますが、Wikipediaの8052の写真では逆のようにも見えます。どちらが本当なのでしょうか。(いい加減、マイクロエースは説明書の編成例に車両の方向が分かるように記載を加えて欲しいものです。)
シールの内容は、
側面サボ(各左右7組) 神宮前←北アルプス指定席→立山,神宮前←北アルプス自由席→立山,宇奈月温泉←→立山,神宮前←特急指定席→飛騨古川,神宮前←特急自由席→飛騨古川,新名古屋←特急指定席→高山,新名古屋←特急自由席→高山
ヘッドマーク(各7個) 準急たかやま,急行たかやま,特急北アルプス,北アルプス(イラスト),アルペン特急 立山,犬山 うかい号 鵜沼
になります。
あと、修理申込票と印刷された紙が入ってます。できれば使いたくはないですが・・・。

 
前面形状が改良されたとのことですが、どこが改良されたのかは旧製品を持っていないので分かりません。旧製品は似ていないとの噂もありましたが、この改良品に至っては心配がないようです。前面のジャンパーホースについては追加になったようです。比較用の国鉄車両を並べれば良かったのですが、ほっそりとした車体断面が特徴的です。


屋根はこんな感じです。
また、車両同士の長さが異なることが分かります。明らかに車長の異なる車両が編成を組むのもこの形式の面白いところです。


M車は唯一運転台のない8051に設定されています。
この車両セット全体の話ですが、シートの色はエンジというかピンクというか微妙な色です。ヘッドレストの部分には白色で色が入れてあり、このあたりはマイクロエース製品らしいです。窓ガラスは薄いブルーのプラスチックで成形されています。


側面の行先サボは白色に塗られています。虫眼鏡がないと読めませんが、客用ドア左下の名古屋鉄道の文字がこの車両の所有権を主張しています。

 
さてTNカプラー化を行いますが、交換前(アーノルドカプラー時)の連結面間隔は写真の通りです。運転台のない側同士は許容範囲なのですが、運転台側は???です。

 
なんで?と思ってカプラー部分を比べてみました。左が運転台側で、右が非運転台側です。運転台側のアーノルドカプラーの首が異様に長いことがわかります。どうしてこんな設定にしているのかは、全くもって不明です。

 
さっさとボディーマウントTNカプラーに交換してしまおうと思ったのですが、そのまま交換したのでは、TNカプラーと台車のカプラーポケット支持用の腕が干渉して台車の回転時に引っかかります。そこで、2枚目の写真のようにTNカプラーの台車が干渉する部分をカッターナイフで削ってしまいます。


削った後の写真です。


ちなみにTNカプラーを削る必要があるのはT車のみです。写真のように台車の構造が異なるM車は、カプラーポケットを外すだけで、TNカプラーを削る必要はありません。

 
交換後の連結面間隔は満足のできるものになりました。

 
ところで、影が薄いというか消えて無くなりそうなのですが、マイクロエースにはマイクロカプラーなるものが存在します。試してみましたが、さすがに純正品と言うことで無加工で取り付けが可能でした。しかし連結面間隔はアーノルドカプラーのときと変わらないという・・・。orz

 
最後になりますが、さすがにヘッドマークが真っ白なのは寂しかったので貼り付けてみました。文字だけのヘッドマークも捨てがたかったのですが、イラストの「北アルプス」にしています。側面の行先サボは、「神宮前-立山」です。指定席は1・2・6号車にしています。

 
このキハ8000系ですが、特急色化とキハ91系の引退のタイミングの関係で、厳密には顔を合わせたことがないかもしれないのですが、レイアウトではキハ91系と並べて走らせたいと思っています。(ヘッドマークがイラストだと明らかに時代が違うのですが。(^^;)
それでは。(^^)/~

KATO キハ85系 室内灯・灯火類整備

前回に続いてKATO キハ85系(旧製品)の室内灯の交換を行います。また、前照灯・尾灯のLED化を行います。


旧製品の室内灯については電球式のものが標準装備となっており、これのLED化改造を行っても良かったのですが、KATOから再生産品専用に発売されたLED室内灯ユニットが旧製品にも使えるということだったので、素直にこれを使うことにしました。

 
この室内灯ユニットは旧製品にも無加工で取り付けることができます。なお、動力車への取り付けには多少の分解作業が伴いますが、付随車への取り付け作業はとても簡単です。(ちなみに照明板(プリズム)と集電シューは元々取り付けられていたものを流用できます。)
写真は取り付け前と取り付け後の普通車の様子です。前回と同様に普通車には付属のカラーフィルターを取り付けています。

 
キロハ84については照明板(プリズム)に半分だけマッキーのライトブラウンを直接塗って試してみましたが、普通席側(右側)にまで黄色光が掛かってしまい失敗でした。また、色が濃くなり電球色とは言えない室内の色になってしまった点も頂けません。

 
そこで、前回のキロ85と同じようにプラ板をライトブラウンで着色し、グリーン席部分の照明板(プリズム)の下面に両面テープで貼り付けてみたところ、グリーン席と普通席の照明の色の違いとグリーン席部分の電球色の色味が良好に表現できました。(先に照明板(プリズム)に塗ったマッキーはアルコールで落としました。)


前回のキロ85,キハ84と、今回のキロハ84です。まぁ、良い感じではないでしょうか。

 
次に、前照灯と尾灯をLED化します。
写真はLED化前の点灯状態です。光源が電球ですのでトレインマークがオレンジ色になってしまっています。また、前照灯と尾灯間の遮光が不完全であることが分かります。

 
とにかくライト基板にアクセスしないとけませんので分解します。
ボディーを外して台車のビスを外します。次に室内灯の照明板(プリズム)を外し、2枚目の写真の(1)のビスを外します。最後に灰色の床板とクリーム色の座席板を止める(2)のツメを外すのですが、灰色の床板のツメの根元の両外側を指先(爪先)で押さえながらクリーム色の座席板を分離すると簡単に外れます。座席板を外すとライト基板が剥き出しになります。(写真はキハ85-0ですが、キハ85-100も同じです。以降、特に記載がなければ方法は同じです。)

 
ライト基板は半田ゴテで部品を外して、パターン上の半田も吸い取り線で綺麗に除去しておきます。

 
LEDと抵抗(とジャンパ線)をハンダ付けします。1穴に2本のリード線が入るところは少し穴を広げておきます。回路図は上の通りです。
なお、前照灯用、尾灯用とも白色LEDを使います。

 
ここまでは、キハ85-0の場合でしたが、消灯スイッチが組み込まれているキハ85-100番台のライト基板についても、ほぼ同じ加工になります。
(キハ85-100のライト基板は基本編成側のみに組み込まれています。)


ライト基板を床下に収めます。そのままではLEDのリード線が座席板に当たって収まりませんので、各LEDの中央側のリード線が下になるように捻っておきます。


このままではライトプリズムの左右非対称性とLEDの光の指向性のために各灯火の左右の光量に差が出てしまうので、LEDの光軸合わせを行います。各LEDを中央に向けるようにすればよいのですが、キハ85-0の尾灯については、尾灯用のLEDを下に向けるように意識しないと光量が落ちます。(写真の右側のLEDです。)

 
それでも左右の光量差の改善ができなかったので、ライトユニット内のプリズムの半分に、黒く塗った紙片を両面テープで貼り付けます。(黄色丸印内) 当然、灯火の明るい側の光を遮るように貼り付けます。(作業順序は後に書く前照灯と尾灯の遮光作業の後になります。)

 
LEDへの交換が済んだら遮光作業を行います。
ライトユニットから、前照灯,尾灯,トレインマークのプリズムを外して銀色に塗ってしまいます。前照灯のプリズムのLED側にはクリアオレンジを塗って電球色を表現します。(塗り厚さで色温度を調節できます。)
2021/05/12追記
プリズムに塗装するとプリズムが脆くなって破損しやすくなりますので、塗装しない方法を考えた方が良いかもしれません。また、光量も落ちますが、元々LEDが明るすぎたので今回は問題になっていません。


プリズムの塗装ができたら、ボディーに収めます。
この後、先に書いた光量差を改善するための紙片を貼ります。


試験点灯の様子です。
前照灯が電球色、尾灯が赤色、トレインマークが白色になりました。


写真では分かりづらいですが、キロハ84のグリーン席の照明が良いアクセントになっています。
これでキハ85は一通りの整備が終わりました。行先シール類は気が向いたら貼っていきます。
それでは。<(_)>

(2024/04/24追記)
キハ85の旧製品の前照灯と尾灯のLED化を再度行いました。(←クリック)

KATO キハ85系 増備・室内灯整備

1ヶ月ほど前に手を付けた話になりますが、KATO キハ85系の増備と室内灯整備を行いました。
正直なところ、今回のKATO キハ85系のリニューアル再生産についてはスルーを予定していたのですが、旧製品に設定のないキロ85の誘惑に負けて単品で増備を行ってしまいました。


増備車は10-1405増結セットのキロ85-5とお供のキハ84-303です。  


キロ85は旧製品と違ってライト類はLEDになっています。また、旧製品の課題であったヘッドライトとテールライト間の遮光についても、対策がなされたようです。一方、室内灯はキハ84とともにオプションとなり、旧製品からダウングレードとなっています。

 
保有する旧製品は室内灯付きですので、増備車にも室内灯の取り付けを行います。
室内灯は専用品(11-223)を使います。2セット(5両分×2)あるのは、旧製品の室内灯の取り替えも予定しているからです。

 
プリズム(照明板)は先頭車用と中間車用が、基板カバーは付随車用と動力車用があることに気をつけていれば、取り付けは難しくないようです。


取り付けてみました。キロ85には付属のオレンジ色のカラーフィルタも取り付けています。
キハ84は昼光色、キロ85はカラーフィルタを付けたにもかかわらず昼白色といった感じです。
しかし、両車両とも実車はもっと色温度が低かった記憶があるので色味を調整してみます。

 
キハ84にはオレンジ色のカラーフィルタを取り付けることにして、キロ85はカラーフィルタに加えて色を塗ったプラ板をプリズム(照明板)の下面に貼り付けます。
色はマッキーのライトブラウンで適当に塗っています。(写真1枚目) 貼り付けは両面テープを使用しました。(写真2枚目) 


かなり雰囲気が改善されました。旧製品の室内灯の取り替えもこの方法で行おうと思います。
しかし今回のリニューアル再生産については、「南紀」の再現のためにキハ84-200番台も製品化をお願いしたかったところですが、数年後には発売されそうな気もしますので気長に待つとします。
それでは。<(_)>

MicroAce 名鉄キハ8500系 室内灯取付

気が向いたので、マイクロエースのA7190 名鉄キハ8500系5両セットに室内灯を取り付けます。


併結相手のKATOのキハ85には室内灯が取り付けてありますので、こちらの車内が真っ暗だと釣り合いが取れません。


使ったのはTORM.のTL-001狭幅A・白色です。便所までしっかりと照らしたければBタイプでも良いのですが、その必要は感じませんでした。(Aタイプでも客扉側は照らせます。)基板のカットですが、先頭車は2コマカットで、中間車は1コマカットとなります。
取り付けてから初めて気付いたのですが、窓ガラスパーツがかなり青っぽいのでLEDが白色では陰気な感じになってしまいました。そこで、LEDチップにマッキーのライトブラウンで着色しました。写真の上が着色前で、下が着色後です。非点灯時には違いが分かりづらいのですが、点灯させるとそこそこ色味が変わります。


素直に室内灯ユニットを取り付けてみたのですが、室内灯ユニットが車両の前後で傾きます。よく見ると車両中央付近の室内灯ユニット用の支持棒が、集電部よりも少し低くなっています。さすがにマイクロース製品と言った感じで、簡単には作業が進められません。


そこで、室内灯ユニットの支持棒が当たりそうなところに1mmのプラ板片を両面テープで貼り付けました。これで室内灯ユニットが水平になります。プラ板片が長細いのは両面テープの接着面積を稼ぎたかったからです。

 
こんな感じになりました。2枚目の写真の左側は友情出演のキハ85です。
なお、乗務員扉の窓ガラスが単独パーツになっていて、車両の分解時に脱落しやすいので気をつけて下さい。
それでは。<(_)>

TOMIX 近鉄50000系 しまかぜ 室内灯取付

保有するTOMIX 92499 92500 近畿日本鉄道50000系(しまかぜ)に室内灯を取り付けました。

 
今回は純正品ではなく、TORM.ブランドの室内照明ユニットを使います。この製品は光源が分散式になっており、車内をムラ無く照らすことができます。(構造上、小部屋が連続する車内は苦手です。)
購入したのはTL-001 幅狭A白色×2,TL-021 幅狭B白色×2,TL-003 幅狭A暖色×2です。ただ、実際に乗車した印象から白色が気に入らなくてLEDに着色を施してしまったので、TL-001 幅狭A白色はTL-003 幅狭A暖色、TL-021 幅狭B白色はTL-023 幅狭B暖色でも良かったです。(幅狭タイプの幅は約9mm(基板は約8mm)です。)


この室内ユニットはスプリングの真下から長さの短い側にかけてもLEDが取り付けられており、純正品では苦手な部分も照らすことができます。
また、長すぎる部分をLEDごと折り取る仕様になっており、導光材と基板部分が簡単に分かれますので、折り取るときは別々に行います。
なお、写真はBタイプです。Aタイプはスプリングの位置が基板の端になります。

 
それでは、先頭車のク50101とク50601から始めます。TL-021 幅狭B白色を使います。運転席部分の2コマ分をカットします。

 
モ50201です。TL-001 幅狭A白色を使います。1コマ分をカットします。

 
モ50501です。TL-001 幅狭A白色を使います。これも1コマ分をカットします。

 
モ50301です。TL-003 幅狭A暖色を使います。同じく1コマ分をカットします。

 
最後にサ50401です。TL-003 幅狭A暖色を使います。クーラーが邪魔になるので3コマ分をカットします。他の中間車より多めにカットすることになりましたが、写真のように気になるほどは光量が落ちませんでした。

 
ちなみにプレミアムシートの1・2・5・6号車については、走行中は電球色、停車中は白色です。今回は実際に乗車したときの様子からその中間くらいの色合いを目指したのですが、結局、LEDに色を塗って電球色にしてしまいました。クリアイエローとクリアレッドを混ぜたものを、白色LEDにうっすらと塗って電球色にします。

 
試験点灯時の写真です。綺麗に光っています。
実際に乗車したことで、現在のところ密かにしまかぜブームがやってきています。
<(_)>