KATO 10-408,409 253系 成田エクスプレスの灯火類をLED化します。 元の光源はすべて電球です。これが悪いというわけではないですが・・・。 それでは作業に取りかかります。 まずはボディーを外します。 ライトユニットから施工します。 床板から外して、基板の電子部品を除去します。 電球色LEDと赤色LEDに取り替えます。 短絡防止のために、黒色のチューブは再利用します。 LEDのリード線は電球より太いのでちょっとキツいですが、何とか通せます。 1枚目の写真には写っていませんが、1kΩの電流制限抵抗も取り付けます。 部品のリード線は既存の穴を通しますが、キツい場合は1.0mmから1.2mmのキリで広げます。 また、床板に組み付けたときに電球色LEDが左上を向くようにすれば、種別表示灯の明るさの左右差が少しだけ改善されます。 次に室内灯です。 白いベースパーツから電球を外します。 先日購入した無極性LEDを使います。これに電流制限抵抗を足すだけで、整流は不要です。 普通のLEDとブリッジダイオードの組み合わせでも良いのですが、ブリッジダイオードの設置スペースと電圧降下がもったいないので使いません。 とりあえず、写真のようにLEDと電流制限抵抗(1kΩ)をベースパーツに取り付けます。 なお、このLEDはツバ付きでしたが、実装するのにツバが邪魔になったので、ニッパーで削ぎ落としています。 車両本体に組み付けるとこんな感じです。 出来上がりの写真です。 種別表示灯の明るさに若干の左右差が見られますが、目をつむりました。 室内灯は全車両を白色としましたが、もしかしたらグリーン車は電球色だったかもしれません。 253系のグリーン車は1度きりの乗車なので記憶が曖昧です。 ちなみに、コンデンサを取り付けていませんが、走行させてみると常点灯は効きます。 後方の前照灯のちらつきは観測していませんが、そのときはサージキラーを施工します。 それでは。<(_)>
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TOMIX キハ82-96 整備
お金がないと言いつつも、結局のところTOMIXのくろしお98313増結セットBを買ってしまったですのが、このセットにはスリットタイフォンのキハ82の初期車が入っています。スリットタイフォンについては後期車も存在したようで、ウェブを漁ったところ車番がわかる写真(記事)でキハ82-96だけが特定できました。キハ82-96は、ちょうど向日町の配属で私の守備範囲でもあり、せっかくのくろしおセットですが、バラして作ってみようと思い立ちました。 基本セットのキハ82と並べてみました。右がスリットタイフォン車ですが、言われないとわからないです。一方、屋根は後期車と初期車との違いがわかりやすいです。というか、模型的には屋根とタイフォンの差しかありません。 目当てのキハ82-96は屋根が後期車なので、この2両の屋根を入れ替えてみます。 早速、分解します。 ライトユニットを外す前にヘッドマークをリリースしておきます。 分解は比較的簡単です。 2両とも分解できたら、屋根を交換します。 組み立てについては、ライトユニットの取り付けが難しいです。1度やればコツがわかるのですが、初めてだと壊しそうでなかなか取り付けられなかったです。(浅い角度でテールライトレンズをテールライトの穴に差し込み、ライトユニットの下部を押さえながら、前に押します。) できあがりです。 キハ82-96のほかに、シャッタータイフォンの初期車もできました。くろしおに入れるならキハ82-3か8なのですが、ウェブに画像が落ちていないですね。 ところで、TOMIXのキハ82系はDT31A(TR68)をはいているみたいですが、キハ82-96は製造時期から考えるとDT31B(TR68A)だと思うので、引き続き、これを再現してみます。 台車枠はジャンクなフラノエクスプレス(TOMIX)より調達しました。 昔の製品なので、さすがに旧集電・銀車輪です。 ハイグレード仕様に合わせるために、黒い集電バネはキハ82-96の台車のものをそのまま使うとして、旧集電の黒染め車輪を購入しました。 フラノエクスプレスとキハ82(ハイグレード)の台車の比較です。 上がフラノエクスプレス、下がキハ82の台車になります。 大きくはブレーキシリンダーの位置が違いますが、言われないと気づかない範囲ですね。 フラノエクスプレスの台車枠に、黒い車輪と集電バネを組み込んで、キハ82-96用の台車(DT31B(TR68A))の調達ができました。 黒染め車輪化した台車を取り付けると、キハ82-96の本当のできあがりです。 ヘッドマークは何にしようか思案中です。 なお、恐ろしく転がりの悪い車両になってしまいましたが、今後の新集電台車の発売に期待したいと思います。 それでは。<(_)>
TOMIX キハ81・82系 くろしお 入線
先日に発売になりましたTOMIXの国鉄キハ81・82系 特急ディーゼルカー(くろしお)です。 98311基本セットと98312増結セットA,98270増結セットです。 98311基本セットと98270増結セットで7両の基本編成を、98312増結セットAで3両の付属編成を組成し、すべてつなげると両端がキハ81で組成される10両編成になります。片端をキハ82にするための98313増結セットBも発売されていますが、手が(財布が)回っていません。(^^; 今回の製品では、やはり特徴的なのはキハ81ですね。 右が基本セット、左が増結セットのキハ81です。スカートの切り欠きが異なっています。 ぞれぞれキハ81-3とキハ81-5を再現しているそうですが、よく見ないと違いはわかりません。 以前にTOMIX製とKATO製のキハ82系を比べてみましたが、屋根上のディティールの差は大きいです。 キハ81系のくろしおはKATOからも発売されていますが、TOMIX製の方がアンテナ跡やベンチレーターが別パーツ化されており、上から見下ろすことの多いNゲージでは、クーラー以外が一体成形のKATO製とは細密感に差が出ます。 こちらは基本編成のキハ82です。シャッター式のタイフォンですが、増結セットBではスリット式のタイフォンで初期車のキハ82が収録されているとのことです。和歌山区に配属されていたキハ82の1/3はスリット式だったので、欲しいと言えば欲しいのですが、資金があればと言うことになっています。 そう言えば今回のセットのウレタンは10両対応になっています。 いろいろと使い回しが利きそうなので、今後もこれを標準にしてほしいですね。 それでは。<(_)>
TOMIX KTR8000 丹後の海 整備
TOMIX 98017 KTR8000(丹後の海)セットの整備を行います。 整備と言っても信号煙管を取り付けるだけになります。 昨年発売の最新ロットですが、曰く付きのC39AHロットです。 このロットの発売当初は、エラーでねずみ色の信号煙管が入っていたようですが、最近購入した製品では既に販売店で差し替えられているようで、正しい青色の信号煙管が入っていました。 早速、取り付けます。 見にくいですが、取り付け後の写真です。 けどこれで終わりではありません。 取り付け穴が大きいのかひっくり返しただけで信号煙管が落ちてしまうので、運転台パーツを外して裏から木工用ボンドで固定します。 できあがりです。 丹後の海は深い青色の車体がなかなか渋いです。 それでは。<(_)>
TOMIX KTR8000 丹後の海 T車化
TOMIX 98017 KTR8000(丹後の海)セット(2両セット)のT車化を行います。 T車化といっても旧塗装の増結セットと床板を入れ替えるだけですが・・・。 旧塗装のセットにはT車だけの増結セットが用意されていましたが、丹後の海セットには増結セットがありませんので、写真のような6両編成にすると動力車が3両となり、パワーパックの容量が心配になってきます。 それでは、旧塗装の増結セット(92160)を用意します。 まず、動力車の奇数車です。 動力ユニット(床板)を入れ替えます。 次に偶数車です。 ライトユニットを丹後の海から旧塗装に移設します。 これで出来上がりです。 これで6両編成のときに動力車が2両にできます。(それでもちょっと多いですが。) それでは。<(_)>
マイクロエース 201系 更新車 大阪環状線 整備2
先週の続きです。 ジャンクなA-2591 マイクロエース 201系 体質改善工事施工車・オレンジ 8両セットを整備しています。 今週は屋根の塗装からです。 丸1日かけて調色をして、エアブラシで塗装します。 パンタグラフと避雷器,クーラーを取り付けて一段落です。 行き先が「高尾」になっていたので、「大阪環状線」に貼り直します。 シールは同梱されていたのでこれを使いましたが、マイクロエースのシールは脆くて貼りにくいです。 できあがりました。 カメラを通して見るとモハ201だけ屋根が暗い感じですが、見た目にはそうでもありません。 残念ながら?購入時点でマイクロエースお得意の吊革が付いていませんでしたが、あったらあったで五月蠅く感じるのでまぁいいでしょう。 走行関係は快調なので今回はいじりません。 というか、マイクロエース製品はできる限り分解したくありません・・・。(^^; それでは。<(_)>
マイクロエース 201系 更新車 大阪環状線 整備1
ジャンクなA-2591 マイクロエース 201系 体質改善工事施工車・オレンジ 8両セットを仕入れてきましたので、整備を行いたいと思います。 ケースはオレンジで、スリーブはベージュです。少し前の製品のようです。 俯瞰するとパンタグラフ回りが変な感じです。 なぜかシングルアームパンタです。1両に避雷器が2つあるし・・・。 加えて避雷器回りは接着剤がはみ出しています。これはひどい。(^^; 仕方が無いのでパンタグラフと避雷器をトミックス製に交換します。 パンタグラフの台座は何故かトミックスやカトーのPS16と脚の幅が合わないのでザックリと削りました。 避雷器は写真のものを選びましたが、種類が合っているかわかりません。 また、ダボが太いのでデザインナイフで削って取り付けます。 パンタグラフはシューを0262、台を0289から部分取りをして使います。 パンタグラフを1枚目の写真のように分解してそれぞれを合体させると2枚目の写真のようになります。要は2本ホーンタイプにしたかっただけなんですが・・・。 台座は富士川車輌工業所のパーツが欲しかったのですが店頭在庫が無く、手元にあったボナ製を使いました。 ボナ製の台座はエッチングの平板なので、0.1mmのプラペーパーを片側に貼り付けて屋根のカーブに合わせます。 台座を取り付けた写真とパンタグラフと避雷器を取り付けた写真です。 後は塗装です。最初は屋根を1編成丸ごと調色なしで塗装しようと思ったのですが、ボディーと屋根が一体成形なのでマスキングが面倒そうです。マスキングが甘くてボディーを痛めてしまうと元も子もありませんし・・・。ということで、屋根の色を調色して2両分の塗装で済ますことにします。 とりあえず、今日はここまでです。<(_)>
マイクロエース 721系 カプラー交換
以前から在籍している A0865 721系3000番台 半室uシート6両セット のカプラーを交換します。 uシートが半室でパンタグラフが下枠交差形です。 模型化の対象となる年代は2000年の終わりから2003年頃でしょうか。結構、短期間ですね。 カプラー交換といっても3両+3両の先頭車突き合わせ部分だけです。 マイクロエースお得意の伸縮タイプのアーノルドカプラーが付いていますが、これをKATOの新型カプラー(フック無しタイプ)に取り替えます。 カプラーを取り外す際には、スカートがカプラーと床板の両方に噛んでいますので、無理な力がかからないように慎重にカプラーのダボを外していきます。 取り替えるカプラーセットは写真のものを選びましたが、店頭在庫があったからと言う理由だけのなので、これでなければダメと言うことではないです。 今回のカプラーセットは首が短いタイプだったので、先日使った首が長いタイプに取り替えます。 カプラーセット上部の爪は邪魔なのでカットして、平滑にしておきます。 加工したカプラーセットを両面テープで貼り付けますが、カプラーセットはスカートのダボとダボの間に納めます。また、両面テープを何枚か重ねて厚みを出すことで、床板の段差を躱します。今回は両面テープを8枚重ねました。 カプラーセットを貼り付けるとこのようになります。 強度が不足するようならネジ止めも有りかもしれません。 できた!と思ったのですが、両面テープが柔らかく連結時にカプラーが後退してしまい、うまく連結ができませんでした。KATOの731系やキハ201系の編成に準じて片幌仕様にすると何とか連結できるので、幌を1つ外しました。(カプラーセットを削り込んだりすれば何とかなるかもしれませんが、面倒なのでやめました。) 連結面はこのような感じになり、完成です。 けど、やりたかった本命は731系との併結です。 模型の731系はパンタグラフ交換後の姿ですので、実際にはこのような編成はなかったと思いますが、気にしないことにします。(^^; それでは。<(_)>
KATO 731系 キハ201系 カプラー交換
KATO 10-498 731系 3両セットと10-499 キハ201系 3両セットのカプラーを交換します。 元のカプラーはフック付きのKATOカプラーです。写真はキハ201系ですが、731系も同様です。 フックのない新型のカプラーに交換します。 運転台下と中間連結部では使うカプラーの種類が異なります。 それぞれの写真の左が運転台下に、右が中間連結部に使います。 ところで、このカプラーに変更すると車両に元から付属するカプラーカバーが使えなくなりますが、それはまた別の機会に考えることにします。 バネを飛ばして悪戦苦闘するものの、作業全体は難しくないのですが、カプラーベースから胴受けを外すのにコツが分からず苦労をしました。胴受けを外すには、写真のようにカプラーの後ろから大きめのマイナスの精密ドライバーを突っ込んでひねると簡単に外れます。 ちなみに運転台下のカプラーの胴受けは、新型のカプラーに同梱されている胴受けと形状が異なりますので、元から車両に取り付けられている胴受けを再使用しています。 交換後の写真です。フックがなくなりスッキリしました。 しかし、中間連結部は見えない部分なので、自己満足以外の何物でもないような・・・。 また、元々のカプラーは濃いグレー色でしたが、黒色になって引き締まった感じがします。 先頭車同士の突き合わせもバッチリです。 併結時はともかく、解結時に車両をレールから浮かす必要がありません。♪ こうなるとマイクロエースの721系も何とかしたいと思うのですが面倒そうです。 それでは。<(_)>
KATO 731系 入線
KATO 10-498 731系 3両セットが入線しました。 先日、大手量販店で売れ残っていたものを迎え入れました。 付属品はカプラーカバーがモールドされたドライバーと行先表示シールです。 行先表示シールをルーペで見ても印刷がつぶれて判読しにくいのですが、種別表示は普通と区間快速が収録されているように見えます。 735系なども含めて札幌近郊ではこのお顔をよく見かけるので、いずれは入手したいと思っていました。 前面に編成番号のG-103が印刷されています。(助士席側です。) 車番は手前から(小樽方)クハ731-203 モハ731-103 クハ731-103です。 パンタグラフが下枠交差式からシングルアーム式に交換された後の姿です。 731系と言えばこれでしょう。キハ201系との併結協調運転・・・。 実のところキハ201系が一足先に入線しており、相棒を待ち焦がれていました。 ところで写真のキハ201系はD-102編成で、キハ201-302が写っています。 車番は、(蘭越方)キハ201-302 キハ201-202 キハ201-102です。 ついでですが、キハ201系に付属の行先表示シールです。 種別は普通と快速の2種類で、行先には函館本線の各駅のほか、今は運用がない札沼線のあいの里公園や北海道医療大学が収録されています。 最後に先輩の721系と並んで記念撮影です。 並べると721系の屋根の賑やかさが目を引きます。逆に731系はあっさり系です。 この後、731系とキハ201系は時間を見つけてフックなしのカプラーにグレードアップ?する予定です。 実車では731系と721系とが併結している姿も見られますが、模型ではちょっと難しそうですね。 それでは。<(_)>