TOMIX 581系 増結セット 入線・整備

保有する583系の編成組み替えのために、TOMIX 92770 国鉄581系特急電車(月光形)増結セット(M)を導入しました。現在、TOMIXの581系は市場在庫が枯渇している状態ですが、なんとか中古品を見つけてきました。


TOMIX 92327 国鉄583系特急電車 増結セット(M)の最新生産品と比較してみます。
屋根の色が583系セットが灰色、581系セットは銀色なのは分かっているので、各部の形状の違いを見てみます。

 
各写真の上がモハネ583、下がモハネ581です。
屋根以外には違いが見られません。車体、床下は同じです。


屋根の写真です。上がモハネ583、下がモハネ581です。ベンチレーターの配置が異なります。モハネ581には、前オーナーによって右端付近にアンテナが取り付けられています。

 
各写真の上がモハネ582、下がモハネ580です。
屋根、床下は同じですが、車体の非常扉の位置に違いが見られます。

 
屋根の写真です。各写真の上がモハネ582、下がモハネ580です。特に違いが見られません。強いて言うと交直切替器の切替位置が違います。TOMIX公式ホームページの写真ではモハネ582もモハネ580も交流位置なんですが、なぜか今回の583系の再生産品に関しては直流位置になっています。ただ、碍子パーツの刃受けの形状からは、直流位置が正解のような気がします。


それでは、581系の屋根の色を保有する583系の編成の屋根の色に合わせるために塗り替えます。
写真は塗り替えた後の屋根です。もとの銀色屋根の上にそのまま塗装をすると塗料の食いつきが悪いので、プライマー(ミッチャクロン)を吹き付けて下処理をしています。さらっと1枚の写真になっていますが、調色から塗装まで、徹夜2日を含めて4日間を要しました。(塗装は苦手です。orz)


上2両が583系、下2両が581系のモハユニットの写真です。
あとは、この581系のモハユニットと保有している583系編成のモハユニットを入れ替えて、方向幕・サボ・インレタの貼り替え作業を予定しています。結構手間が掛かりそうなので、暇を見つけてボチボチやっていきたいと思います。
<(_)>

(参考記事)
TOMIX 583系 車番変更

TOMIX キハ120形(三江線) 入線・整備

再生産された98037 JR キハ120-300形ディーゼルカー(三江線)セットが入線しました。
廃線を控えての需要増を見込んだ上での再生産でしょう。
廃線といっても、このカラーのキハ120は山陰本線の運用にも就いているので、仕事場が全く無くなってしまうわけではないのですが。


付属品はライトON/OFF用のドライバーが1本でした。

 
行き先は「江津」、車番は311(M)と317です。現行仕様と言うことでトイレ付きです。
行き先については、このあとサードパーティー製のステッカーを使って変更します。


屋根です。同じキハ120形でも、関西線の現行仕様のような変なアンテナは付いていません。

 
ヘッドライト、室内灯とも最初期の製品(ヘッドライトはオレンジ色LED、室内灯は電球)から改良されていますが、なぜかヘッドライトが白色です。これは行き先表示を変更するときにライトユニットを外しますので、一緒に改修します。

 
室内灯ユニットはライトプリズムが廃され、チップLEDが分散光源として用いられています。また、室内灯ユニットの基板は片側のみの支持になっており、もう一方は浮いているという思い切った(?)設計です。

 
ライトユニットの形状は昔のままですが、行き先とワンマン表示が印刷されています。

 
早速、製品をいじってみます。先ずは行き先表示の変更です。富士川車両工業製のステッカーを使います。キハ120用に数種類が発売されていますが、三江線用がラインナップされていますのでこれを使いました。
収録内容は、
前面ガラス全体(行き先・ワンマン表示共)
・出雲市,浜田,益田(ローマ字表記共) 各2個
行き先
・出雲市,太田市,江津,浜田,益田,三次,口羽,浜原,石見川本,試運転,回送 各5個
・出雲市,太田市,仁万,江津,浜田,益田,三次,口羽,浜原(ローマ字表記共) 各5個
その他
・優先座席 9個
・ステップに立たないで下さい。 24個
・指づめ喚起表示(左右) 各28個
です。細かな文字はつぶれて印刷されていますので、想像で書いています。
説明書にはステッカーを貼る位置が図示されていますが、不正確な部分があります。実車は指づめ喚起表示の指マークがドア中央側に向いています。(室内に貼るならドア外側向きですが、そんな人は少ないでしょう。)また、優先座席表示は窓の上半分の中央付近が正しい位置です。あと、細かい話ですが、三江線神楽号(キハ120-310)の指づめ喚起表示は指先に×印がなく三角印です。位置等は車両によって異なることがあるかもしれませんので、実車の調査が必要です。(追記:指づめ喚起表示ですが、車両によって外を向いていたり、中を向いていたり、×印だったり、三角印だったり、▲印が白だったり赤だったり、同じ車両でもドアによって異なったりしているので、実車の調査が必要です。優先座席表示の位置は一定のようですが・・・。)


前面ガラス用ステッカーをこんな感じで用意します。左右については、ボディの内寸似合わせてコンマ数ミリの余白を残して切り出しています。左右の余白はない方が見栄えが良くなります。行き先は「浜原(For Hamahara)」にしました。
追記 2018/07/11:後日、前面ガラス用ステッカーを他に転用したため「江津(For gotsu)」に戻しました。


次にヘッドライトのLEDを交換します。
ライトユニットを分解して基板上のチップLEDを白色から電球色に交換するだけです。といっても、チップLEDの光軸は前方に向ける必要がありますので、横倒しにしてハンダ付けします。今回は、TORM.製の室内灯基板の折り取った部分に付いていた電球色のチップLEDを再利用しました。当初、3mmの砲弾型LEDにしようと試みましたが、抵抗やコンデンサが邪魔でライトケース内に収まりませんでした。

 
以前に関西線仕様のキハ120をいじったときと同様に、ウレタンの切れ端を光の回り込み防止のためにライトユニット内の隙間に詰め込みます。このとき、ウレタンが基板より上にはみ出すと、ヘッドライトの光量が落ちてしまうので気をつける必要があります。

 
出来上がりはこんな形です。ヘッドライトが実車らしく電球色になりました。
なお、ステッカーはライトユニットには貼り付けずに、前面ガラスとライトユニットとの間に挟み込んで固定します。ライトユニットをボディーに戻すときにテールライトレンズがボディーの穴にうまく合わないときは、針の先で誘導してあげるとするりと入ります。


これで整備は終わりです。
来春には廃線になってしまう三江線ですが、当鉄道では末永く活躍してもらいたいと思います。
<(_)>

(参考記事)
TOMIX キハ120形(関西線) トイレ増設
TOMIX キハ120形(関西線) 室内灯・灯火類整備

GREENMAX キハ54形500番代 入線

マイクローエースのキハ53-504に引き続き、グリーンマックスの30205 JR北海道キハ54形(500番代・留萌本線・元急行仕様)が入線しました。どちらも発売日が変更されて、北海道形同士で偶然にも近い日になりました。

 
付属品は幌×2,ドローバー2×1,ドローバー5(ロングタイプ)×1,ステッカー×2,修理依頼票×1です。幌は接着剤で取り付けとなっています。ドローバー2とかドローバー5は説明書の記載通りの表現で、長さを数字化しているようです。


ステッカーは色々収録されおり、マイクロエースのステッカーよりも微細に印刷されています。
収録内容は、
マーク各種
 特別快速きたみ,礼文,大雪,ノサップ,しれとこ,はなさき ×各2
 PEPPERMINT TRAIN,花咲線,Sohya NORTH LINE,SPECIALTY-LINE ×各4
前面方向幕
 普通、急行,快速,釧路 ×各4
 快速ノサップ 根室,快速はなさき 根室,快速ノサップ 釧路,快速はなさき 釧路 ×各4
前面用車番
 501~529 (黒字)×各2
 501~513,527~529 (白字)×各2
ワンマン 無表示 標記
 無表示(黒地) ×4,ワンマン(白字緑地) ×6
在来車方向幕
 普通(青字),普通(白字青地),急行(赤字),快速(赤字) ×各2
 団体(青字),臨時(青字) ×各1
行先方向板
 深川 マイタウン列車 ユーカラ 旭川(オレンジ色地),旭川 特別快速きたみ 北見,釧路 ⇔ 厚岸,釧路 ⇔ 茶内(オレンジ色地),釧路 ⇔ 川湯温泉,深川 ⇔ 幌加内,名寄 ⇔ 朱鞠内,釧路 ⇔ 摩周,網走 ⇔ 緑,知床斜里 ⇔ 網走 ×逆向きとセットで1
 幌延,名寄,釧路,根室,留萌,網走,稚内,深川,増毛,上川,旭川 ×各2
 旭川、稚内,網走 [ローマ字表記共]×各2
架線注意
 架線注意 ×12
列車名愛称板
 快速(白字青地),快速(青字),ワンマン前乗前降,前乗前降,特別快速きたみ,礼文,大雪,急行 ×各4
となっています。

 
車番はキハ54-527と528です。M車はキハ54-528に設定されています。
屋根上の部品は全て取り付け済みです。

 
床下機器は板状のパーツで一体表現されており、若干ですが立体感が乏しいです。
床下と床下機器パーツの接着が弱いので、取り扱いには気をつける必要があります。

 
1位側と2位側の前面です。連結器まわりはスカスカです。


鉄道コレクションのキハ54です。こちらの方が連結器まわりが賑やかです。orz

 
鉄コレと比べてみます。各写真の上が鉄コレ、下がグリーンマックス製です。
各部への色入れや、JRマークの形、帯の太さや色が異なります。
(鉄コレには列車無線アンテナをまだ取り付けていません。)


左がグリーンマック製です。グリーンマックス製の方が大ぶりな感じです。


ヘッドライトは綺麗な電球色です。
動力の音はディーゼルカーらしく大きめですが、スムーズに走ります。


ドローバーを使用しなくて済むようにTN化を考えたのですが、スカートとカプラーベースが接着されていて断念しました。ダミーカプラーが装備されている側も同様で、連結可能なカプラーへの変更ができず、このセットの2両編成から編成両数を増やすことも難しいです。また、ライト類は各車両の片エンドしか点灯しないので、単行運転にも向きません。カプラーまわりの表現もかなり稚拙で、もう少し頑張って欲しかったです。
それでは。<(_)>

参考記事:GREENMAX キハ54形500番代 TNカプラー化

MicroAce キハ53-504 入線

マイクローエースの「A6187 キハ53-504・急行色・縦雨樋なし」が入線しました。

 
付属品はシールが1枚と、ボディマウント伸縮アーノルドカプラーが1個です。
シールの収録内容は、種別表示が、
普通(紺地白文字),普通(黒文字),快速(赤文字),急行(赤文字),臨時(黒文字) 各3個
側面サボが、
深川-朱鞠内(白地黒文字),名寄-朱鞠内(白地黒文字),深川-朱鞠内-名寄(紺地白文字) 左右各3個
です。


2エンジン車だからか床下のエンジンまわりは両側とも同じですね。

 
それぞれ、左がキハ53-504、右がキハ53-507です。キハ53-507は同じくマイクロエースから以前に発売された製品です。
キハ53-504のヘッドライトリムには銀色が入っています。
カプラーは両端ともダミーで、スノープロウは複線用です。

 
同じくそれぞれ、手前がキハ53-504、奥がキハ53-507です。
縦樋の有無が分かるでしょうか。2枚目の写真の臭気窓の位置も違います。
キハ53-500番台には微妙に形態差があるので面白いです。
(違いが細かすぎて模型で再現し切れていない部分もあるようですが。)

 
奥と左がキハ53-504です。
ベンチレーターの塗り分け、屋根のねずみ色の部分の大きさと縁取りの朱色線も目立ちます。


前面表示器は明るすぎる白色です。ヘッドライトは電球色ではなく黄色に近いです。
走行は鈍重な感じがしますが、きちんとスローが効きます。


TOMIX車両との色の違いを比べてみました。左が今回のキハ53-504で、右がTOMIX車両です。
TOMIX車両の方がクリーム色も朱色も暗い感じがします。マイクロエース車は保存車両としてきれいに塗装された色で、一方、TOMIX車は働き続けて煤けた現役車両の色でしょうか。


現役時代は急行運用すら1両でこなした孤高の車両ですが、ときどきお世話になった深名線深川駅の朝一番の3両編成も記憶に残っています。
それでは。<(_)>

MicroAce タキ11000 前期型 手摺りの違い

MicroAce A-1354 タキ11000 前期型ですが、もう1セットが増備のために入線して、それを眺めていて今更ながら気付いたことがあるので書き残しておきます。


前期型セットは8両編成で、車番は11061 11007 11065 11020 11046 11042 11054 11066です。
そのうち11046と11042なのですが・・・、

 
それぞれの写真の左側の車両が11046(11042)なのですが、側面の手摺りが内側(車体中心側)に折れているのが分かるでしょうか。最初は手摺りを壊してしまったかと思ったのですが、保有するもう1セットも同じでしたので、これが正解なようです。
ネット上の実車の写真でも、折れている手摺りと折れていない手摺りが確認できました。


車番の設定次第では、すべて折れていない手摺りに揃えることもできたはずなのに、実に細かい造り分けをしています。マイクロエースらしいと言えばらしいのですが。
それでは。<(_)>

MicroAce 名鉄キハ8000系 入線・TNカプラー化

マイクロエースからキハ8000系がリニューアル発売となりました。
旧製品では急行色がラインナップされてましたが、今回は特急色だけの発売です。

 
6両編成セットで付属品はシールのみです。
編成は、
←神宮前・新名古屋(1号車) 8202 8201 8002 8204 8051 8001 高山・富山→
です。ケースの収納方向に合わせると5号車の客用ドアは神宮前・新名古屋方になりますが、Wikipediaの8052の写真では逆のようにも見えます。どちらが本当なのでしょうか。(いい加減、マイクロエースは説明書の編成例に車両の方向が分かるように記載を加えて欲しいものです。)
シールの内容は、
側面サボ(各左右7組) 神宮前←北アルプス指定席→立山,神宮前←北アルプス自由席→立山,宇奈月温泉←→立山,神宮前←特急指定席→飛騨古川,神宮前←特急自由席→飛騨古川,新名古屋←特急指定席→高山,新名古屋←特急自由席→高山
ヘッドマーク(各7個) 準急たかやま,急行たかやま,特急北アルプス,北アルプス(イラスト),アルペン特急 立山,犬山 うかい号 鵜沼
になります。
あと、修理申込票と印刷された紙が入ってます。できれば使いたくはないですが・・・。

 
前面形状が改良されたとのことですが、どこが改良されたのかは旧製品を持っていないので分かりません。旧製品は似ていないとの噂もありましたが、この改良品に至っては心配がないようです。前面のジャンパーホースについては追加になったようです。比較用の国鉄車両を並べれば良かったのですが、ほっそりとした車体断面が特徴的です。


屋根はこんな感じです。
また、車両同士の長さが異なることが分かります。明らかに車長の異なる車両が編成を組むのもこの形式の面白いところです。


M車は唯一運転台のない8051に設定されています。
この車両セット全体の話ですが、シートの色はエンジというかピンクというか微妙な色です。ヘッドレストの部分には白色で色が入れてあり、このあたりはマイクロエース製品らしいです。窓ガラスは薄いブルーのプラスチックで成形されています。


側面の行先サボは白色に塗られています。虫眼鏡がないと読めませんが、客用ドア左下の名古屋鉄道の文字がこの車両の所有権を主張しています。

 
さてTNカプラー化を行いますが、交換前(アーノルドカプラー時)の連結面間隔は写真の通りです。運転台のない側同士は許容範囲なのですが、運転台側は???です。

 
なんで?と思ってカプラー部分を比べてみました。左が運転台側で、右が非運転台側です。運転台側のアーノルドカプラーの首が異様に長いことがわかります。どうしてこんな設定にしているのかは、全くもって不明です。

 
さっさとボディーマウントTNカプラーに交換してしまおうと思ったのですが、そのまま交換したのでは、TNカプラーと台車のカプラーポケット支持用の腕が干渉して台車の回転時に引っかかります。そこで、2枚目の写真のようにTNカプラーの台車が干渉する部分をカッターナイフで削ってしまいます。


削った後の写真です。


ちなみにTNカプラーを削る必要があるのはT車のみです。写真のように台車の構造が異なるM車は、カプラーポケットを外すだけで、TNカプラーを削る必要はありません。

 
交換後の連結面間隔は満足のできるものになりました。

 
ところで、影が薄いというか消えて無くなりそうなのですが、マイクロエースにはマイクロカプラーなるものが存在します。試してみましたが、さすがに純正品と言うことで無加工で取り付けが可能でした。しかし連結面間隔はアーノルドカプラーのときと変わらないという・・・。orz

 
最後になりますが、さすがにヘッドマークが真っ白なのは寂しかったので貼り付けてみました。文字だけのヘッドマークも捨てがたかったのですが、イラストの「北アルプス」にしています。側面の行先サボは、「神宮前-立山」です。指定席は1・2・6号車にしています。

 
このキハ8000系ですが、特急色化とキハ91系の引退のタイミングの関係で、厳密には顔を合わせたことがないかもしれないのですが、レイアウトではキハ91系と並べて走らせたいと思っています。(ヘッドマークがイラストだと明らかに時代が違うのですが。(^^;)
それでは。(^^)/~

KATO キハ85系 増備・室内灯整備

1ヶ月ほど前に手を付けた話になりますが、KATO キハ85系の増備と室内灯整備を行いました。
正直なところ、今回のKATO キハ85系のリニューアル再生産についてはスルーを予定していたのですが、旧製品に設定のないキロ85の誘惑に負けて単品で増備を行ってしまいました。


増備車は10-1405増結セットのキロ85-5とお供のキハ84-303です。  


キロ85は旧製品と違ってライト類はLEDになっています。また、旧製品の課題であったヘッドライトとテールライト間の遮光についても、対策がなされたようです。一方、室内灯はキハ84とともにオプションとなり、旧製品からダウングレードとなっています。

 
保有する旧製品は室内灯付きですので、増備車にも室内灯の取り付けを行います。
室内灯は専用品(11-223)を使います。2セット(5両分×2)あるのは、旧製品の室内灯の取り替えも予定しているからです。

 
プリズム(照明板)は先頭車用と中間車用が、基板カバーは付随車用と動力車用があることに気をつけていれば、取り付けは難しくないようです。


取り付けてみました。キロ85には付属のオレンジ色のカラーフィルタも取り付けています。
キハ84は昼光色、キロ85はカラーフィルタを付けたにもかかわらず昼白色といった感じです。
しかし、両車両とも実車はもっと色温度が低かった記憶があるので色味を調整してみます。

 
キハ84にはオレンジ色のカラーフィルタを取り付けることにして、キロ85はカラーフィルタに加えて色を塗ったプラ板をプリズム(照明板)の下面に貼り付けます。
色はマッキーのライトブラウンで適当に塗っています。(写真1枚目) 貼り付けは両面テープを使用しました。(写真2枚目) 


かなり雰囲気が改善されました。旧製品の室内灯の取り替えもこの方法で行おうと思います。
しかし今回のリニューアル再生産については、「南紀」の再現のためにキハ84-200番台も製品化をお願いしたかったところですが、数年後には発売されそうな気もしますので気長に待つとします。
それでは。<(_)>

鉄道コレクション 国鉄419系A 入線

鉄道コレクション 国鉄419系(北陸本線・旧塗装)3両セットAが入線しました。両端が食パン顔のセットです。


オープンパッケージの3両編成です。編成は、クモハ419-1 モハ418-1 クハ418-1 です。
検電アンテナと列車無線アンテナが別パーツで付属します。

 
クモハ419-1です。2枚目の写真は比較用のマイクロエースのクモハ419-10です。マイクロエースの方は床下機器の表記が目立ちますが、それよりも鉄コレとマイクローエスでは何故か床下機器がかなり違います。これはモハ418も同じ傾向でした。

 
1枚目の写真は左が鉄コレ、右がマイクロエースです。ボディーはマイクロエースの方が少しだけ明るいです。帯の色は鉄コレの方がクリーム色に近いです。逆にマイクローエースの方は白帯にみえますが、私にはマイクロエースの方が実車っぽく見えます。
2枚目の写真は上がマイクロエース、下が鉄コレです。鉄コレの検電アンテナは後付けです。鉄コレはホイッスルと信号炎管が屋根と一体型です。鉄コレの方が屋根と屋根上機器が僅かに明るい色に見えます。

 
いずれの写真も左が鉄コレで、右がマイクロエースです。
標記類はマイクロエースの勝ちですね。相変わらずの腰高ですが。

 
引き続いて、鉄コレのモハ418-1とクハ418-1です。
今回は幸運なことに当たりを引いたみたいで、綺麗な塗装でした。帯色さえもう少し白ければ、何も言うことがなかったのですが。

 
せっかく写真を撮ったので屋根表現を見てみます。各写真の上がマイクロエースで、下が鉄コレです。並べても違和感はないですが、流石に鉄コレの高圧機器は簡素なものです。あと、鉄コレのパンタグラフはシングルホーンタイプですが、ダプルシュータイプが正解ではないでしょうか。ということで、Nゲージ化の時にはパンタグラフを取り替えることにします。


最後に鉄コレの妻面です。ホロはありません。また、妻面扉がある側とない側があります。ちなみにマイクローエースはどちらの側にも妻面扉があります。


いずれはこんな感じで、マイクロエースの419系(実はお気に入り)に連結させるつもりです。
しかし商品名の「3両セットA」の「A」が気になります。もしかしたら「B」が発売されるのでしょうか。
ではでは。<(_)>

MicroAce 近鉄8000系 入線2

気がついたら裾帯なしセットに続いて、マイクロエース A3463「近鉄8000系 冷房改造車(裾帯あり) 4両セット」と A3465「近鉄8000系 冷房改造車(裾帯あり) 2両増結セット」が入線していました。ww


今回も中古品です。

 
付属品は、4両セットは行先シールとボディーマウントアーノルドカプラー×2,KATOカプラーアダプターT車用×6,M車用×2で、2両増結セットはボディーマウントアーノルドカプラー×1,ダミーカプラー×1,KATOカプラーアダプターT車用×2,M車用×2です。4両セットの先頭車両にはダミーカプラーが、2両増結セットにはダミーカプラーとボディーマウントアーノルドカプラーがあらかじめ取り付けられています。
なお、大きな特徴として2両増結セットにM車が設定されていますので、ローカルな雰囲気の2編成で楽しめます。


行先シールは、普通 西大寺,普通 京都,普通 平端,普通 瓢箪山,準急 難波,急行 橿原神宮前,急行 奈良が前面用3個,側面用9個の付属となります。

 
1枚目の写真の左4両と右2両がそれぞれのセットです。4両セットの中間車の幌の大きさが違うことが見て取れます。
編成は4両セットと2両増結セットを順に、
難波・京都 ←モ8066 サ8716 モ8216(M) ク8566→,←モ8063(M) ク8563→ 奈良・天理・橿原神宮
となっています。
いずれもモxxxxの奈良・天理・橿原神宮方にパンタグラフが設置されています。
2枚目の写真は幌のない側のお顔を写したものです。

 
行先表示器の裏側とパンタグラフ付近のアップです。行先表示器が付け足しっぽいです。


裾帯ありも良いですね。というか、よく利用していた時期はこの時代なんですけどね。


記憶を辿るともっぱら4両編成の運用だったので、6両編成だと長く感じます。


現在の状況は知りませんが、昔は京都線でも早朝に2両編成での運用を見たことがあります。普段は長編成が走る路線を2両編成でトコトコと走る姿は、さすがにかわいらしく見えたものです。先ほども書きましたが、この模型は2両増結セットにもモーターが付いているので、それが再現できます。


ちなみに左が裾帯なし、右が裾帯ありです。塗装の色味が若干違うことがわかります。実車がそうなのか、製品の仕様なのかは分かりません。(^^;
さてさて、どちらかを売却するか両方残そうか、悩みどころです。それでは。<(_)>

MicroAce 近鉄8000系 入線1

マイクロエース A3463「近鉄8000系 新塗装 冷房車 基本4両セット」と A3467「新塗装・冷房車 2両増結セット」が入線しました。

 
中古での入線です。最近、私の中で近鉄ブームがやってきており、思わずポチってしまいました。マイクロエースからは8000系の裾帯ありのタイプも発売されており、時代的にはストライクゾーンだったのですが、裾帯がないほうがすっきりして好ましかったのでこちらにしました。(説明書には1999年(平成11年)頃から裾帯のない簡易塗装が採用されたとあります。)

 
基本セットの編成図と編成の並びです。中間車の方向は側面車端の窓(写真参照)や幌の大きさで判断できます。前面ホロ枠は一番上のク8728(難波・京都方)に付きます。


増結セットの編成図です。前面ホロ枠はモ8075(難波・京都方)に付きます。

 
それぞれ基本セットと増結セットの付属品です。基本セット用はボディーマウントアーノルドカプラー×2,中間台車用のKATOカプラーアダプターです。増結セット用はボディーマウントアーノルドカプラー×1,ダミーカプラー×1,中間台車用のKATOカプラーアダプターです。


行き先シールは基本セットと増結セットに各1枚が付属します。
1枚分の内容は、
前面用-普通 東生駒,普通 大和西大寺,準急 天理 ,急行 奈良,急行 橿原神宮,快速急行 難波,快速急行 京都 各×3個
側面用-上記 各10個 になります。

 
基本セットの車両です。説明書にはラインデリア車の冷改後、界磁位相制御、簡易塗装の姿を再現とあります。

 
増結セットの車両です。説明書にはラインデリア車の冷改後、抵抗制御、簡易塗装の姿を再現とあります。
増結セットに動力の設定があれば、昔見た2両編成での運転を再現できたのに残念です。(裾帯有りの増結セットには動力が設定されているのに後から気づきました。)

 
増結セットの屋根とパンタグラフまわりです。

 
この車両を初めて見たときにはいかにも取って付けたような前面行先表示器に心を奪われてしまいました。私にとって近鉄の車両とはこの8000系の顔です。最近はかなり数を減らしているようですが、少しでも長く走っていてもらいたいです。