三江線(1)INAKAイルミ

三江線にはこの夏に訪れたところですが、宇都井駅周辺で開催されるINAKAイルミが「INAKAイルミ@おおなん2017」~さよなら、銀河鉄道!最後の三江線~と銘打たれ、三江線の走る中では今年が最後と言うことでちょっと出かけてみました。

 
鹿賀駅で13:58発の426D江津行を撮ろうと思ったのですが間に合わず、遅い昼食を取ります。 
鹿賀駅の対岸にあるコインレストランかわもとです。トイレもあります。
営業時間は7:00~22:00らしいです。

 
ここには色々な自動販売機があるのですが、懐かしい麺類の自販機があります。
左がかしわうどんとラーメンの自販機です。
右が日清カップヌードルの自販機ですが、なぜかサッポロ一番カップスターも売っています。自販機に備え付けの給湯器は壊れているようで、横のポットでお湯を入れます。
今回はうどんとラーメンを買いました。ボタンを押して20秒ほど待ちます。(カウントダウン用のLEDが壊れていて正確な待ち時間が分かりませんでした。)
かしわうどんはゆず風味で、とろろ昆布がちょっとだけ入っていたのに驚きました。

 
お腹を満たして対岸の鹿賀駅に行きます。側に江の川を渡る鹿賀大橋が架かっています。
あいにくの雷を伴う大雨のために遠景で見る駅の姿が曇っています。


この夏に通過はしましたが、訪れたのは久し振りになる鹿賀駅です。
その当時は鹿賀大橋なんてなかったです。

 
簡素な駅舎です。45年前の洪水では窓の上まで浸かったそうです。

 
中は綺麗に保たれています。
1日5往復の列車が停まります。昔はもう少し列車の本数があったような気がします。 


ちゃんとお手洗いもあります。
このまま隣の因原駅に移動します。


因原駅に着きました。雨はかなりの強さで降り続いています。

 
鹿賀駅と違って立派な駅舎です。
この駅にも「洪水のあと」の看板が貼られています。

 
駅員さんはいません。中は一般的な駅という感じです。

 
江津方と三次方の写真です。昔は列車交換設備があったようです。
次は石見川本駅です。


石見川本駅に到着しました。

 
江津方と三次方の写真です。三江線では数少ない列車の交換設備が現存する駅です。

 
折角なので駅のスタンプを押させてもらおうと思ったのですが窓口が閉まってます。15:30まで休憩時間のようです。JR西日本のホームページにも窓口閉鎖時間が14:10~15:30と書いてあったので、しばらく待つことにします。

 
ところがいつまで経っても窓口が開かないのでよく見てみると・・・。
トラップが仕掛けてありました。45分だと?(*_*) 


まぁ、15:45には何事もなかったように窓口が開いて無事にスタンプを押せましたが。

 
夕闇迫る石見都賀駅にやってきました。この駅から乗車してINAKAイルミ会場の宇都井駅を目指します。
駅のホームは築堤の上にありますが入口が分かりづらいです。初めての人は少し戸惑うかもしれません。

 
珍しく交換設備のある駅です。通常は使われていないようです。
江津方にはマルタイらしき車両が停まっていました。
すぐに写真を撮るには限界の明るさになりました。今更ながら石見川本駅の15分間のトラップが痛かったです。


上り方と下り方の仕切は、なぜか壁でなく引き戸になっています。
日が落ちてしばらくすると幸運にも雨が上がってきました。


そんなこんなで429D三次行きが定刻の17:30にやってきました。本日初めて見た三江線の列車です。
2両編成(三次←キハ120-311 308)で、席は埋まっていましたが通路には十分余裕が有り、混んでて乗れないかもと思っていたので拍子抜けでした。

 
6~7分でイルミネーションが綺麗な宇都井駅に到着しました。
乗客はこの駅で半分ほどが降りましたが、同じだけ乗ってきて三次に向けて出発したようでした。

 
宇都井駅から見た昼と夜の様子を並べてみました。
INAKAイルミは1枚目の写真の右側の道路の500mを歩行者天国にしてのイベントになります。
出店も結構出ていますが、上手に写真が撮れていません。orz
昨日の25日(土)はかなりの人出だったらしいですが、今夜は程よい混雑でした。さっきまでの大雨の所為で人出が減ったのかも知れません。
昨晩は駐車場に入るのに1時間、シャトルバスに乗るのに1時間を要したらしいです。(シャトルバスに乗るより歩いた方が早かったということでした。)

 
宇都井駅が綺麗にライトアップされています。


432D浜原行きがやって来ました。こちらもほぼ定刻でした。


地球外生命体のイルミマンの人文字(地球外生命体文字?)です。ww


433D三次行きの最終列車です。到着前に定刻ですという放送が聞こえました。遠目には出発時もそんなに混んでいる感じはしなかったです。


ピンぼけしていますが石見和牛の串焼きです。他にも店は違いますが豚串やら猪肉の焼きそばがありました。肉系ばかりを食べてしまってお腹がいっぱいになり、鮎の塩焼きが食べられなかったのが残念です。汁物系や甘い物系も有りますし、数が多いと言うことはないですが楽しめるだけの出店はありました。

 
灯籠の1つに三江線ありがとうと書かれていたのが、ちょっと寂しいです・・・。

 
写真のウデに問題があるのでアレですが、実際はもっと綺麗です。
狭い範囲ですが地元の特産品の物販も有り、ゆっくり回るなら1時間では足りないです。
三江線がなくなった来年は開催されるのでしょうか。


息を切らせて宇都井駅のホームに上がって待っていると、帰りの436D浜原行き20:41発の最終列車が定刻にやってきました。お客さんがいない状態で到着したので、当駅始発かと思ってしまいました。この駅から乗ったお客さんは30人くらいでしょうか。列車は2両編成で、車番は来るときに乗った列車と同じでした。

 
隣の駅の石見都賀駅で下車し、列車を見送ります。


今夜の宿は粕淵駅から徒歩10分のゴールデンユートピアおおちのコテージです。
スライダー付温水プール等の遊戯施設が有り、宿泊するだけではもったいないところですが、今回は時間がないので仕方がないです。江の川の対岸にはカヌーの里おおちもありますし、粕淵駅周辺は魅力のあるスポットです。近くには石見銀山もありますし、今度はゆっくりと来てみたいです。
それでは2日目に続きます。
2017年11月26日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人

山陰本線(西半分)乗車 おみやげ

昨日の「山陰本線(西半分)乗車」でのおみやげです。
すべて「○○のはなし」号で手に入れた物です。

 
パンフレット(リーフレット)と旗です。
パンフレットは列車だけでなく、観光スポットなどが簡単に紹介されています。
どちらも車内で配布してました。

 
続いて魚の串焼き?と飴ですが、こちらも車内での配布品です。
魚は真空パックされており、「賞味期限が長い」、「添加物が食塩のみ」となかなかの商品で、新製品ということです。
飴はきれいな女性が配っていたのですが、なんと言って配っていたのか忘れてしまいました。(^^;


唯一の購入品になる「ふく骨の焼きせんべい」(540円)です。パリパリでおいしいです。
以上、今回はこれだけです。<(_)>
2017年10月16日 | カテゴリー : 外出 | 投稿者 : 管理人

山陰本線(西半分)乗車(3)

山陰本線(西半分)乗車(3)です。
 

続いて長門市駅から益田駅方面に抜ける予定ですが、そこには「益田」と表示されたキハ120が停まっていました。キハ40だったらと淡い期待をしていたのですが・・・。まぁ、薄々予感はしていましたが、来るなら美祢線色かなとも思っていたところ、さらに裏をかかれて芸備線色でした。


この列車の列車番号は8594Dですが、列車番号が示すように不定期列車です。休日に運転かと思うと休日に運休して平日に運転していたりと、イマイチ読めない運転日です。とにかく本日が運転日で良かったです。12:57発のこの列車が運転されないと益田駅に抜けられる列車は夕方までなく、通常なら9:10発のあとは16:18発まで待たないと行けませんので、益田(東萩)-長門市間は三江線にも匹敵する通過難易度です。
なお、時刻表でもJR西日本のWeb列車検索上でも東萩駅行きですが、行き先表示は益田駅行きになっています。これは、東萩駅で定期列車の益田駅行きの1568Dに化けてそのまま走るからです。
混雑状況ですが、出発時には座席がそれなりに埋まっていました。

 
長門市駅から40分ほどで東萩駅に着きました。
ここで列車番号が変わりますが、乗客はそのままで20分間の停車です。

 
1番線には帰り(下関方面)の出発を待つ「○○のはなし」号が停まっていました。

 
東萩駅を出て50分ほど走り、江崎駅を過ぎるとやっと島根県です。


県境の江崎-飯浦間の写真ですが、長門市-益田間については、ときどき海が見えたりしながらも大体こんな感じの車窓風景です。

 
長門市駅から2時間かかって、やっと益田駅に着きました。現在の時間は15:06です。そろそろおしりが痛いです。途中、乗客の増減はありましたが、座席はたいてい埋まっていました。

 
益田駅に着いたときにトイレ部分の塞ぎ板の周りのゴムがはがされているのに気づきました。また、ステッカー類の位置も所属鉄道部によって異なるようなので、記録として撮っています。乗車した車両はキハ120-325です。


益田駅では1時間ほどの待ち合わせで鳥取駅行きのスーパーまつかぜに乗ります。
長門市駅で焼き鳥にありつけなかったのが悔しかったので、駅前のローソンで仕入れました。(^^;
しかし、長門市駅、仙崎駅と人影が少ないです。


スーパーまつかぜは「しまねっこ」がかわいいラッピング列車でした。
自由席は1両で出発時点では全員着席していました。終点の鳥取駅までどの駅からでも相席なら座れていたようです。

 
2つ目の停車駅の江津駅です。
1枚目の写真の奥には三江線の0キロポストが見えます。
2枚目の写真が三江線の三次駅方面の写真ですが分かりづらいですね。よく見ると25km/hと45km/hの速度制限標識の裏側に分岐する右曲線の線路が見えます。三江線にはもう1度くらいは行ってみたいのですが・・・。

 
やくも号で新幹線に乗り継ごうかと思ったのですが、酔うのが嫌だったので、時間が掛かってもいなば号を使うことにしました。
2両編成で自由席は1両でしたが、相席の人が何人かいるくらいの乗車率でした。反面、指定席は無人に近かったです。

 
やくも号と違って揺れも少なく、快適なまま夜の上郡駅に到着です。
駅前にタクシーが1台停まっていましたが、他には人影がありません。

 
22:02発の姫路駅行きを待ちます。同じようなルートを辿る人が7~8人と言ったところでしょうか。
程なく姫路行きがやってきました。3両編成でしたがガラガラでした。


途中の相生駅で降りて新幹線に乗り換えです。

 
新大阪行きのこだまとしては最終便のこだま762号に乗ります。500系でした。やっぱり格好良いですね。
自由席は2列席がぱらぱらと空いている状態でした。


他の新幹線に追い抜かれることもなく、新大阪に到着しました。
なかなか満足な1日でした。が、もうしばらくは乗り鉄は休憩したい気分です。ww
それでは。<(_)>
2017年10月15日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人

山陰本線(西半分)乗車(2)

山陰本線(西半分)乗車(2)です。


新下関駅を出発すると、幡生を通過して再び下関駅に到着です。
ここで方向転換をして幡生から山陰本線に入ります。

 
2号車の向こうの方で関係者の方がお出迎えの幕を広げていましたが、何だか位置が悪いですね。


下関駅を出発して山陰本線内に入ると、海側の大窓から美しい景色が頻繁に見られます。この日は雨でしたが、晴れていればかなり綺麗だったと思います。列車はところどころで小停車してくれます。

 
今回は取れたのは山側の席なのですが、ふと気付いたのは、座面が少し高くなっており海側の景色が見やすくなっていたことです。代わりに山側の窓を見ると中桟が丁度目線の高さになってしまい、景色を見るという点ではバッサリと割り切られていました。(1枚目が海側の大窓で、2枚目が山側の窓です。)


遅い朝ご飯ですが、下関駅のスーパーで買ったとり弁当です。この列車のパンフレットに載っている弁当を食べたかったのですが、乗車日の3日前までに予約しないと駄目ということで、食べられませんでした。


折角なので、売店カウンターで一番安そうだった「くじら入りレトロソーセージ」を仕入れてきました。ミンク鯨15%と書いていますが、食べても分からなかったです。ちょっとスパイシーなので、何か飲み物と一緒に食べた方が良いです。


車内では沿線マップが載っているパンフレットを配ってくれます。行ってみたいなと思ったスポットもあるのですが、車内のパンフレットでそれを知っても、どうしても次の機会にとなってしまいます。また、時間が取れたとしても、列車旅だと足の確保も課題です。


写真がピンぼけですが、難読駅のひとつの特牛(こっとい)駅にも停車します。先ほどのパンフレットに載っている角島大橋(1780m)へは、この駅からバスで15分とのこと。

 
途中駅で乗降する人もゼロではないようで、この列車の狙いは当たっているような気がしましたが、そんなこんなで長門市に到着しました。列車は東萩行きですが、ここで下車して仙崎支線に乗り換えます。
ちなみに、先のパンフレットで帰りの「○○のはなし」号が仙崎支線に乗り入れていることを知って、ちょっと驚きました。


また、パンフレットに長門市は焼き鳥の街と紹介があったので駅の外を覗いてみましたが、残念ながら売ってそうな店を見つけられませんでした。

 
長門市駅を出発すると、割と建物が建ち並ぶ中を抜けてすぐに仙崎駅につきました。

 
駅の先は行き止まりです。


長門市方です。


駅前は意外と広かったりします。

 
写真は仙崎支線の車窓風景の1枚です。
折り返しの列車で長門市駅に戻ってきました。乗り換えて益田駅方面に抜けます。
それでは「山陰本線(西半分)乗車(3)」につづきます。
2017年10月15日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人

山陰本線(西半分)乗車(1)

熾烈な争奪戦の中、運良く「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」に当選したので、日帰り旅行に行きました。


きっぷ本体より、ご案内や駅レンタカー利用券が大きいのはご愛敬です。
行き先としては、アルペンルート,三江線,SL「やまぐち」号を考えていたのですが、天気が悪いのでアルペンルートが脱落。三江線は激混み、やまぐち号は進行方向逆側の席しか確保できずということで、結局、当日の新幹線に乗る前に座席が確保できた「○○のはなし」号に乗車することになりました。(ちなみに「○○のはなし」号は全車指定席で今回のきっぷでは乗車できないので、指定券と乗車券が別途必要になります。)
今回は、ネームドトレインでの長門市-幡生間の乗車,仙崎支線の乗車,通過難易度の高い益田-長門市の乗車がポイントです。

 
新大阪駅から始発のみずほ601号に乗ります。発車15分前で自由席の2列席(窓側)は空いていなかったです。10分前だと3列席(窓側)も怪しかったです。最終的には座席に座れない人もたくさんいました。(指定席も満席というアナウンスがありました。)

 
いきなりですが九州に上陸です。(^^)v
駅のスタンプを稼いで在来線を使って下関まで戻りますが、新幹線と違って在来線はJR九州管内になるので、乗り放題きっぷの区間外になります。JR西日本の駅であるはずの下関駅はICOCAに対応していない割にはSUGOCAに対応しており、SUGOCAエリア(福岡・佐賀・大分・熊本エリア)内の乗降ということで、小倉-下関間はICOCAで乗車できました。

 
小倉駅の発着車両は賑やかです。


しばしの間、列車を眺めていました。


乗車するのは、交直流区間を走ることのできるこちらの415系です。

 
発車して右側に見える貨物ターミナルを眺めているとすぐに門司駅です。


ここから関門トンネルで再び本州に戻ります。
ちなみに関門トンネルに入る手前の構内に、交直流のデッドセクションがあります。

 
10分ちょっとで下関駅に着きました。門司方面を結ぶ列車が結構な頻度で発着しており、下関駅以東の列車本数の少なさとは対照的です。また、ICOCAでなくSUGOCAが使えることも考えると、下関は九州の一部と言っても良い感じがします。

 
10分くらいで新下関駅に到着しました。快速「○○のはなし」号はこの駅が始発になります。

 
発車は6番線(といっても在来線は4・6番線しかないのですが。)からですが、混雑を避けるためなのか、乗車位置が少し上り方(階段の裏)にあります。

 
定刻(9:59)の3分前くらいに神戸方から入線してきました。
列車は2両編成で、写真の下関方が1号車になり、順にキハ47-7004+キハ47-7003になります。
Wikipediaによると、今年の1月までは、「みすゞ潮彩」号に使われていた車両を再改造したとのことです。

 
まずは2号車からで、日本が憧れた西洋をモチーフとした洋風の内装になっています。こちらには売店カウンターが有り、下関駅から販売員が乗車し、準備を整えて営業開始となります。

  
なんと座席が全席海側に向かって配置されており、山側となる座席も海側に向かってすわることになります。(山側・海側は山陰本線内の向きです。)

 
次に、今回予約が取れた1号車です。こちらは西洋が憧れた日本がモチーフになっています。この車両には多目的スペースと物産等の展示ケース、トイレが設置されています。

 
座席には畳が使用されており、なんとなく落ちきます。また、足置きが畳なので、靴を脱いでホッとできます。
それでは「山陰本線(西半分)乗車(2)」につづきます。
2017年10月15日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人

山陰めぐり4日目(その2) 鳥取砂丘

山陰めぐり旅行の4日目(その2)です。

 
夏休み期間とは言え通勤時間帯ですが、人がいません。

 
次の目的地は鳥取砂丘です。まず、快速アクアライナーで出雲市駅へ向かいます。
2両編成でした。山側のボックス席は日差しがきつく、人気がないようで空いていました。

 
出雲市駅に着きました。三江線と同じ色のキハ120がここまで出張してきています。
325D浜田行きです。編成は、浜田←キハ120-312 311(2両編成)でした。


ダイヤが乱れており、東京駅からのサンライズエクスプレスが遅れてやってきました。


やくも14号で米子駅に向かいます。
自由席は1両でしたが、出雲市駅を出た時点では、それほど混んでいませんでした。


対向列車の遅れで10分ほど遅れて米子駅に着きました。

 
この時間の鳥取方面への接続は余り良くありません。この間にお弁当を仕入れました。
次にスーパーまつかぜに乗って鳥取駅へ向かいます。指定席を予約しておいたのですが、自由席の確保は楽勝だったようで、もったいないことをしました。

 
お昼は蟹寿し弁当です。


車窓からは、やたらと風力発電の風車が見えました。


対向列車の遅れのために、20分以上遅れて鳥取駅に着きました。
最速の快速よりも遅い所要時間で特急料金を取られたのが何だか悔しいです。また、あらかじめ調べておいた路線バスの乗り継ぎの計画が台無しで、泣きっ面に蜂です。


鳥取駅の観光案内所で路線バスの時刻表をもらって、鳥取砂丘に向かいました。
終点の鳥取砂丘の手前の砂丘センター・展望台というところで降りましたが、大きなお土産屋さんと、?な展望台があり、順序としては砂丘に行ってから最後にここへ立ち寄るのが良いと思いました。
ここからは砂丘に降りるリフトが出ていますので、折角ですのでこれに乗ってみます。(歩いて降りても大した距離ではないです。また、リフトで上ることもできます。)

 
砂丘です。雨が降った後なので、砂が少し暗い色になっています。
砂丘自体はなかなかのものです。私の写真のウデではこの雄大さがお伝えできません。
雷が鳴り、スコールに降られたりして、余り写真が撮れていませんが、一番の心残りはラクダに乗れなかったことです。(天気が悪いとラクダが撤収してしまいます。)

 
なんだかんだと言いつつ砂丘を堪能して鳥取駅に戻ってきました。
写真は今回訪問を見送った若桜鉄道のWT-3301 3004です。(1枚目がWT-3301です。)
次回はラクダのリベンジとともに、若桜鉄道も訪問してみたいと思います。

 
帰りはスーパーはくとに乗りました。鳥取駅を出た時点では定刻でした。

 
HOT7000系の1番前に乗るときは1C席がお勧めです。1A席は目の前に衝立があるので避けた方が良いです。
車窓からは大きな虹が見えていました。要は天気が不安定と言うことなのですが、智頭急行線内の信号トラブル(たぶん落雷が原因だと思います。)で、最終的には30分ほど遅れて運転されました。


さてお土産ですが、最近はご当地お茶漬けに嵌まっています。

 
あとは出雲蕎麦としじみごはんの素、梨ゼリーと梨キャラメルです。
あとでゆっくりと味わってみたいと思います。
これで3泊4日の山陰(一部山陽)めぐり旅行は終わりです。
<(_)>

(その1へもどる)
2017年8月22日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人

山陰めぐり4日目(その1) 三江線2

山陰めぐり旅行の4日目(その1)です。
いよいよ最終日です。


まだ薄暗いうちに出発します。

 
15分ほど歩いて浜原駅に到着です。すでに明るくなってきています。
まだ6時にもなっていないからか、駅の周囲に人の気配はありません。

 
1番のりばには昨日乗車した車両が江津方面浜田行きとして停まっていました。昨日下車した後、三次駅まで1往復してこの駅で夜を越したのでしょう。
反対の2番のりばには三次行きが停まっていました。
どちらも始発列車になります。


先に三次行きが421Dとして5:56に発車しました。
ちなみに車番はキハ120-315です。


次は浜田行きの420Dの番です。6:20発です。こちらに乗車して江津駅まで行きます。
こちらの車番は前からキハ120-310 309です。

 
ラッピング車両の車内には各駅の愛称が掲示してありました。ちなみに浜原駅は大蛇です。

 
車内は運転士さん以外は無人です。


ディスプレイ表示された運賃表です。まだ金額は表示されていません。
あと半年ちょっとで、この尾関山-江津本町間の33駅が一気になくなってしまうんですね。大赤字路線とは言え、寂しいものです。


いよいよ出発です。
発車の間際にカメラを抱えた方が1名乗ってきました。


また江の川沿いをゆっくりと走って行きます。
三江線は本当に車窓風景が抜群なんですが、残念ながらお客さんがいません。

 
かなり道路に近接して走る箇所も多く、撮影ポイントがたくさんありそうです。

 
途中の石見川本駅で、三江線内では唯一の列車の待ち合わせをします。
やってきたのは江津発三次行きの423Dで、こちらの列車とは対照的にカメラを持った方で満員御礼でした。
(423Dは、三次←キハ120-316 317(2両編成)でした。)
ただ、こちらも石見川本駅を過ぎるとぱらぱらとお客さんが乗ってきました。


三江線は堤防を貫いて走る場所があり、写真のような陸閘が設置されています。
恐らく三江線の開通後に堤防がかさ上げされたために設置されたのだと思います。
Wikipwdiaによると三江線には5箇所あるそうです。

 
鹿賀駅です。大昔ですが、一度下車したことがあります。
次の列車まで何もすることがなくて、ボーっとしていた記憶が残っています。
対岸に渡る橋など無かった頃の話です。

 
山岳地帯っぽいところを抜けると、川幅が広くなり海が近いことを感じます。


山陰本線の鉄橋が見えてきました。いよいよ三江線の起点となる江津駅に到着します。

 
営業キロで50.1kmのところを1時間52分かけて、江津駅に到着しました。
列車は375Dと列車番号を変えて浜田駅を目指しますが、ここで出雲市方面に乗り換えです。

 
1枚目の写真の右上に分岐している線路が三江線です。この眺めが見られるのも残り僅かです。

(3日目その2へもどる) (その2へつづく)
2017年8月22日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人

山陰めぐり3日目(その2) 三江線1

山陰めぐり旅行の3日目(その2)です。

 
次の三江線の口羽行きに乗ります。
きっぷはこの駅で買いました。江津までで1,940円でした。
江津までは108.1kmもあるので2日間有効となっています。
あと、途中の折り返し乗車用の宇都井→口羽間のきっぷも買いました。


先ほど撮影したキハ120-321が定刻の10分位前に入線してきました。
ボックス席には各々2人で、ロングシートに何人か座ってと言った感じで、混雑はしていませんでした。

 
三次駅を出発すると、列車は江の川沿いをゆっくりと進んでいきます。

 
作木口駅から島根県に入ります。やっと山陰めぐりに復帰です。ww
まもなく口羽駅です。

 
終点の口羽駅に着きました。
列車は折り返しの三次行きになりますが、江津方面行きホームで出発を待ちます。


一旦、この駅で途中下車して、歩いて宇都井駅に向かいます。
今日のような平日は路線バスを乗り継ぐと口羽駅から宇都井駅までつながるのですが、時間があるので徒歩を選択しました。


江の川に向かって歩き出すと、すぐに三江線全通記念碑がありました。三江線は全通が昭和50年ですから、ローカル線としてはかなり新しい部類に入るのではないでしょうか。


江の川に架かる大きな橋を渡ります。

 
橋の途中が県境になっており、島根県から広島県に渡ります。


しばらく歩くと三江線の鉄橋が見えます。三江線はここで県境を越えます。


畑仕事中のお母さんに声をかけられたりしながら少し歩くと、伊賀和志駅が見えてきました。

 
普通の一面一線の駅です。


先はまだまだ長いので、休憩もそこそこに伊賀和志駅を後にします。


ひたすら江の川沿いを歩きます。


途中、三江線はほとんどトンネルの中を走っていますが、ときどきトンネルの合間の構造物が顔を出してます。


いきなりですが、宇都井駅近くの鉄橋までワープしました。(地元の方がクルマに乗せてくれました。ありがとうございました。)
三江線はこの鉄橋で再び島根県に入ります。(第3江川橋梁です。下部に歩道の遺構があります。この歩道ができる前は渡し船があったそうです。現在は近くに立派な橋があります。(2018/3/4追記))

 
道路上の県境は鉄橋の少し先にあります。ここからまた島根県に入ります。
宇都井駅は1枚目の写真に写っている橋で江の川を渡った先にあります。


宇都井駅に着きました。
この時点で雨が降り出してきました。本当にクルマに乗せてくれた方に感謝です。

 
高いですね。エレベータはないです。入口の右にある建物はトイレです。ホームに上がる前に用を足しておきましょう。ホームに上がってから催すと偉い目に遭います。(経験者。。。www)

 
階段は116段だそうです。(面倒だったので数えていません。(^^;)
頑張って上ります。


階段の最上階の踊り場が待合室です。小綺麗な感じがします。どなたかが掃除をしているのでしょうか。


ダイヤは1日4往復の発着です。それでも芸備線や木次線の超閑散区間の3往復よりかは多いです。

 
それぞれ江津方と三次方です。

 
西側と東側です。集落があります。わざわざここに駅を作る理由はあったようです。
2枚目の写真の右側から小川にかかる小さな橋を渡ってこの駅に来ました。


ホームの端から下を見下ろすと、結構高くて怖かったです。天空の駅は伊達ではありません。


しばらく待っていると、三次行きが2両編成でやってきました。これで口羽駅に戻ります。
この429Dは、江津駅から三次駅まで乗り通せる貴重な列車ですので、かなりの乗客数でした。
編成は、三次←キハ120-309 310になります。

 
再び口羽駅にやってきました。列車だと汗だくで歩いた区間があっという間でした。 
429Dはこの駅で浜原行きの432Dを待ち合わせます。2両編成の後ろはラッピング車両でした。


15分待ちで432Dがやってきました。(三次駅から乗車した車両と同じキハ120-321でした。)こちらの432Dも浜原駅で乗り換えるとその日のうちに江津駅まで出られるのですが、1両編成なのに意外にも座席には空きがありました。と言うかカメラを持って自主的に立っている人が多かっただけだったのかもしれませんが。ただ、浜原駅以遠は暗くなってしまうので、429Dよりかは人気がないのかもしれません。

 
口羽駅-浜原駅間は鉄道建設公団が完成させて三江線を全通させた区間らしく、味も素っ気もなくトンネルが多くなるのですが、それでもほぼ江の川沿いを走ります。また、列車の速度も若干速い気がします。
途中の石見都賀駅は思い出の駅で、昔この駅で降りて宿を取ったのですが、お茶を飲もうとしてポットの注ぎ口から蜘蛛が出てきたのはショッキングでした。


口羽駅から約40分で終点の浜原駅です。ここで途中下車して今日の行程は終わりです。


本日の宿はこんなところです。(カヌーの里おおち)
明日は三江線を江津駅に向かって乗車します。

(その1へもどる) (4日目へつづく)
2017年8月21日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人

山陰めぐり3日目(その1) 芸備線

山陰めぐり旅行の3日目(その1)です。
今日は芸備線と三江線が目的です。


朝5時頃の新見駅です。真っ暗です。
駅の窓口は開いていませんので、きっぷは前の日に買っておきました。

 
芸備線の始発列車の5:18発の快速です。(キハ120-334)今朝は終点の備後落合駅まで乗車します。
ちなみに「ワンマン」の表示の下に「快速」と書いた小さなプレートが取り付けられており、これは東城駅で運転士さんによって取り外されます。余りにも目立たないので、乗車時に気付く人がいたらすごいなと思いました。私は東城駅で取り外されるときにやっと気がつきました。
車内に地元の人らしき姿はなく、3人ほどカメラを持った方がいるだけでした。
昨日の大混雑は何だったんでしょう。


発車時は薄暗かったのですが、しばらくすると明るくなってきました。


途中、矢神駅に停車し、2つめの停車駅の東城駅で広島県に入ます。
東城駅を出ると、各駅に停まりながら終点の備後落合駅まで険しい山の中をゆっくりと進みます。

 
往年の要衝、備後落合駅に着きました。ここで芸備線の三次行きに乗り換えです。
(キハ120-320)

 
乗り換え時間は9分でした。その間に駅舎の写真を撮りました。
人影は見えず、昨日の賑やかさが嘘のようです。

 
備後落合からまた山の中を通りますが、こちらはそれほどでもなく、間もなく山間の田園風景となります。
備後落合を出たときはガラガラでしたが、三次に着くまでにはそれなりに乗客がいました。
三次駅では3分で広島行きの快速みよしライナーに乗り換えです。


いきなりですが広島駅に着きました。ww
すでに方向幕が変わっていますが、キハ120の2両編成での運行でした。先頭は美祢線色のキハ120-17で、2両目は芸備・福塩線色のキハ120-322でした。三次から車内はかなりの混雑で、途中で写真を撮る余裕はなかったです。
結局、芸備線全線をキハ120で乗り通すことになってしまいました。

 
次の予定の列車までに時間があったので、路面電車で原爆ドームへ。
この記事のタイトルは山陰めぐりですが、気にしない、気にしない。(^^;

 
再び広島駅に戻ってきました。次の目的地は三江線です。
三江線のきっぷを買っておこうと思ったのですが、みどりの窓口は長蛇の列であきらめました。
三江線に乗るために、11:05発の普通列車で三次駅へ移動します。
編成は、1826D 三次← キハ47-95 キハ47-1103 キハ40-2122 でした。
この旅行で初めてキハ40系の首都圏色に乗れてちょっと嬉しかったです。
広島を出発した時点では、車内はそんなに混んでいる印象がなかったです。

 
朝と違ってゆっくりと景色を楽しみながら、再び三次駅にやってきました。
次の三江線の列車の出発まで1時間半ほどあったので、自由通路で駅の裏側(南側)にやってきました。

 
目的は留置されている浜田鉄道部色のキハ120-321を撮るためです。
おそらく次に乗る三江線の列車に充当されると思われます。
この留置線の向こう側には転車台があったと思うのですが、撤去されたようです。

(2日目その3へもどる) (その2へつづく)
2017年8月21日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人

山陰めぐり2日目(その3) 出雲坂根駅,布原駅他

山陰めぐり旅行の2日目(その3)です。

 
バスを出雲坂根駅前で降りて駅の向かい側に湧き出ている延命水を汲みに行きます。結構な水量で湧き出ています。(実を言うと駅舎の横にも延命水が出ているところがあります。)

 
出雲坂根駅では、乗車予定の備後落合行きが、先ほど撮影した奥出雲おろち号の交換待ちで停車していました。
車番はキハ120-2でした。

 
奥出雲おろち号が到着したら、奥出雲おろち号からの乗り換え客を確認して出発します。
乗車した列車はかなりの混雑で座れませんでした。

 
2度目のスイッチバックになります。


三井野原駅くらいから下り急勾配になります。下りだから速いかというとそういうわけではなかったです。(むしろ遅かったです。)
写真は三井野原駅の次の油木駅です。県境は三井野原駅(島根県)と油木駅(広島県)の間にあります。次が終点の備後落合駅になります。


やっと備後落合駅に入線します。なんだかカメラを抱えた人で賑わっています。イメージではもっと寂れた感じだったんですけど。まぁ、乗車している列車の混雑具合から予想はできたのですが。
前方には三次行きと新見行きの列車が見えます。時間があればキハ120の3色揃い踏みを取りたかったのですが、乗車していた列車の到着時刻が遅れていたようで、乗り換え時間が少なくて断念しました。


新見行きに乗り換えます。席はほぼ埋まっていて、立っている人もいました。(キハ120-340)


岡山県との県境の東城駅に至る途中4駅はなかなかの山間の秘境駅っ振りでしたが、車内が混雑していてロングシートに座っていたので写真が撮れていません。(東城駅は比較的大きな集落の中にあります。)
列車は岡山県内に入ると山間の狭い平地を縫うように進んでいきます。
いきなりですが、写真は新見駅のひとつ手前の布原駅まで飛びます。

 
布原駅は乗車人員の割に有名な駅で、伯備線にありながら伯備線の列車では乗り降りできず、芸備線の列車でしか利用することができないからです。
駅の付近には数件の民家がありますが、大きな集落との行き来には細い道で山を越える必要があります。
よっぽど利用者が少ないのか、運転士さんに「降ります。」と伝えると、「降りるんですか?」と言われてしまいました。他に乗降した人はいませんでしたが、畑や民家の庭に人影を見ることができました。牛の声も聞こえてきたので、牛舎もあるのかもしれません。
写真は順に新見方と備中神代方を写しています。2面2線の対向式ホームですが、有効長がそれぞれ1両しかありません。

 
布原駅の全景です。ホーム長は短いですが、上下線の有効長はそれなりにあるので、サンライズエクスプレスが運転停車を行ったりと重要な駅なようです。
時刻表を見てみると結構本数は有ります。(三井野原駅の時刻表を見て感覚が麻痺しているのかもしれませんが。)

 
新見駅から折り返してきた東城行きの列車で隣の備中神代駅に到着です。
駅舎っぽいものはありますが、2面3線の無人駅です。3線のうち3番線は芸備線専用で、新見方で伯備線に合流しています。(新見方から進入してくると、まず芸備線が3番線に分岐し、その後、伯備線は1・2番線に分岐します。)

 
駅前の丸ポストと停車中の貨物列車です。貨物列車は堂々と1番線に停まっています。(2番線が上下本線になっているようです。)

 
さらに伯備線を米子方面に北上し、本日最後の(途中)訪問駅の上石見駅に着きました。一般的な2面3線の無人駅です。
伯備線で最も標高が高い場所にある駅で、ひとつ手前の新郷駅との間が県境と分水嶺になっています。見たも新しく、かなり立派な駅舎です。電気自動車の充電ステーションがあったり、駅前も広いです。駅舎に食堂みたいな店舗がくっついている関係かもしれません。営業しているのかは不明ですが。
しかし、先ほどの備中神代駅もそうでしたが人影は見えず生活感がありません。山の中の仮乗降場のような布原駅の方が見かけた地元の人の数が多かったという・・・。
ちなみに、県境の駅マニアの人(いるのか?)で秘境駅が好きな人は、隣の新里駅の方が雰囲気は良いです。
(乗車したのはG04編成で、西出雲←クモハ114-1173 クモハ115-1515でした。)

 
やっと、本日の宿がある新見駅に到着です。
やっぱり駅名標には「ぬのはら」の文字はないですね。けど、芸備線乗り場には「ぬのはら」の文字がある駅名標があるはずですが、探し忘れました。
2枚目の写真は乗車したクモハ115-1194です。編成はG06編成で、先頭はクモハ115-1517でした。


(2017/11/26追記)
1・2番線は芸備線と姫新線のホームになっているので、駅名標の次駅が布原と姫新線の岩山になっています。

 
新見駅と本日の宿です。宿は駅から徒歩1分と近いです。明日は朝が早いので丁度良いです。
明日は芸備線の乗り通しと三江線に行きます。

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2017年8月20日 | カテゴリー : 外出, 旅行 | 投稿者 : 管理人