マイクロエース キハ281系/283系のカプラーをTNカプラーに交換します。 この模型は、281系をベースに札幌方に283系の2両が増結されるようになっています。 (1~7号車に8・9号車を増結します。) カプラーの交換に関しては別紙で説明する等、意欲的なのですが・・・。 付属の増結用アーノルドカプラーをキハ281に取り付けると、写真の通りで車両間の間隔が開きすぎます。 もう1つ説明書に紹介されている台車マウントTNカプラーを使う方法だと、今度は首振りがうまくいかなくて走行が不安定になります。 仕方がないので車両を改造してボディーマウントTNカプラーを使用することにします。 使用するのは1段電連付き密連形カプラーのJC6335です。 まずは作業が簡単なキハ282からです。 床板にTNカプラーとスカートを取り付ければ終わりですが、床板のダボ穴は1.1mmのキリで広げておきます。 説明書では0339のジャンパ栓を落としたTNカプラーを使い、スカートをカプラーに取り付けるように見えますが、説明書の通りにするとスカートの下部がレールに当たり話になりません。 次はキハ281です。 スカートを切り込みます。 スカート内側の幅はTNカプラー本体(胴受け)の幅にしておきます。 TNカプラーのつめ(黄色丸部)は切り取っておきます。 TNカプラーをφ1.4×2mmのビスで床板に固定します。 TNカプラーの位置はスカートを仮付けして決めておきます。 スカートは木工用ボンドでTNカプラーに固定します。 続いてTNカプラーに被せるようにスノープロウを木工用ボンドで取り付けます。スノープロウは適当にプラ板を噛ませて高さを調節します。 連結面の間隔はバッチリです。 ほかの連結面についても、アーノルドカプラーのままだと余りにも間隔が広すぎますので、TNカプラーに交換します。 しかし、説明書のままポン替えすると連結器が首振り時に排気筒にぶつかって脱線します。 こんな感じで排気筒の下部を削り取ります。 走行条件によってはもう少し大きく削り取らないとカプラーの頭が引っかかるので、現物合わせをします。 カプラー交換後の写真です。 ここでもJC6335を使っています。 これでカプラー交換がすべて終わりました。 では。<(_)>