山陰めぐり旅行の4日目(その1)です。 いよいよ最終日です。 まだ薄暗いうちに出発します。 15分ほど歩いて浜原駅に到着です。すでに明るくなってきています。 まだ6時にもなっていないからか、駅の周囲に人の気配はありません。 1番のりばには昨日乗車した車両が江津方面浜田行きとして停まっていました。昨日下車した後、三次駅まで1往復してこの駅で夜を越したのでしょう。 反対の2番のりばには三次行きが停まっていました。 どちらも始発列車になります。 先に三次行きが421Dとして5:56に発車しました。 ちなみに車番はキハ120-315です。 次は浜田行きの420Dの番です。6:20発です。こちらに乗車して江津駅まで行きます。 こちらの車番は前からキハ120-310 309です。 ラッピング車両の車内には各駅の愛称が掲示してありました。ちなみに浜原駅は大蛇です。 車内は運転士さん以外は無人です。 ディスプレイ表示された運賃表です。まだ金額は表示されていません。 あと半年ちょっとで、この尾関山-江津本町間の33駅が一気になくなってしまうんですね。大赤字路線とは言え、寂しいものです。 いよいよ出発です。 発車の間際にカメラを抱えた方が1名乗ってきました。 また江の川沿いをゆっくりと走って行きます。 三江線は本当に車窓風景が抜群なんですが、残念ながらお客さんがいません。 かなり道路に近接して走る箇所も多く、撮影ポイントがたくさんありそうです。 途中の石見川本駅で、三江線内では唯一の列車の待ち合わせをします。 やってきたのは江津発三次行きの423Dで、こちらの列車とは対照的にカメラを持った方で満員御礼でした。 (423Dは、三次←キハ120-316 317(2両編成)でした。) ただ、こちらも石見川本駅を過ぎるとぱらぱらとお客さんが乗ってきました。 三江線は堤防を貫いて走る場所があり、写真のような陸閘が設置されています。 恐らく三江線の開通後に堤防がかさ上げされたために設置されたのだと思います。 Wikipwdiaによると三江線には5箇所あるそうです。 鹿賀駅です。大昔ですが、一度下車したことがあります。 次の列車まで何もすることがなくて、ボーっとしていた記憶が残っています。 対岸に渡る橋など無かった頃の話です。 山岳地帯っぽいところを抜けると、川幅が広くなり海が近いことを感じます。 山陰本線の鉄橋が見えてきました。いよいよ三江線の起点となる江津駅に到着します。 営業キロで50.1kmのところを1時間52分かけて、江津駅に到着しました。 列車は375Dと列車番号を変えて浜田駅を目指しますが、ここで出雲市方面に乗り換えです。 1枚目の写真の右上に分岐している線路が三江線です。この眺めが見られるのも残り僅かです。 (3日目その2へもどる) (その2へつづく)