KATO 7007-1 DF200です。赤スカートの0番台です。実を言うと入線はずいぶん昔になります。気が向いたので今更ですが手すり等を付けてみました。TOMIX製に買い換えようか悩みましたが、TOMIX製だと車番がブロック式みたいになってしまうので思いとどまりました。 0番台なのでスカートは赤色です。個人的には赤熊には赤スカートが似合うと勝手に思い込んでいます。 カッター付属品は、ホイッスル4個(使用2個)、解放テコ2個(使用2個)、手すり6個(使用4個)、転写シール(ナンバープレート)1枚、アーノルドカプラーアダプター2個です。ちなみに、転写シール(ナンバープレート)はDF200-1,4,7,12 前面用・側面用各3個が収録されてます。 パーツ類を取り付けてみました。ゲート処理をヤスリで行うと白化するので、手すりと解放テコは新しい刃のカッターで丁寧に切り出しています。予想はしていましたが、ナンバープレートのメタルインレタは糊が死んでいて使い物にならなかったので、くろま屋さんからインレタを購入して転写しています。今回はメタリック銀のインレタを使いましたが、そもそもの転写方法を間違えているのか、仕上げ時に裏紙を当ててバニッシャーでこするとマット銀になってしまいまいました。かえってそのほうが本物らしくていい感じなんですけどね。ちなみに車番はカシオペア紀行を牽いた4番にしています。 あと、このままでは常点灯が効かないのでライト基板のコンデンサを外します。 まず、ボディーを外して1枚目の写真のねずみ色のパーツを引っこ抜き、半田ごての熱が悪さをしないようにライト基板を外します。ライト基板を外した上で、2枚目の写真のチップコンデンサに半田ごてを当てて取り外します。 作業後の基板です。コンデンサを外すだけでは進行方向逆側のLEDがちらつくので、もともとのコンデンサ(約1.5μF(安物のテスターによる簡易計測値なので誤差が大きいかも。))の代わりに、サージ吸収用として0.01μFのコンデンサを2個並列に載せています。実験したところ進行方向逆側のLEDのちらつきを無くすには少なくとも0.1μF位が必要だったのですが、常点灯が効くか効かないかの境目が0.03μFだったのであきらめました。従って、進行方向逆側のLEDのちらつきについてはほとんど対策が出来ていません。常点灯を効かしてちらつき対策をしようとすると、コンデンサと抵抗を直列につないだもの(サージキラー)をモーターと並列に追加する必要があると思います。ちなみにパワーユニットはTOMIXのN-1000-CLを使っています。 常点灯は効くようになりました。けど、もともとヘッドライトはオレンジ色っぽい色で光り、お世辞にも実感的とは言えませんね。このヘッドライトですが、白色LEDの光をオレンジ色の導光材を通して光らせており、光色変更の方法が思いつかなかったので今回は触りませんでした。蛇足になりますが、いじっているうちに導光材を壊してしまってアクリル棒で自作しています。写真を見ても分かりませんよね?(右下のライトです。orz) これで一先ずの整備は終わりです。触るとしたら残るはカプラーまわりです。(保有するカシオペア編成がTNカプラーなので・・・。) この製品が発売されてから数年経ちますが、何となく50・100番台も欲しいので再生産待ちです。再生産されるときはライトが電球色になると思うので、そのときはボディー(導光材だけ交換)とライト基板のASSYパーツも仕入れたいです。そういう意味でも再生産待ちですね。 しかし、かつてはDF50などで活躍していた電気式のディーゼル機関車は、重くて低出力ということで日本に於いてほぼ淘汰されていましたが、現代になって本格的に復活するとは、この電気式のDF200が登場したときはちょっとわくわくしてしまいました。それでは。<(_)> 「KATO DF200 整備2」へ(←クリックして下さい。)