グリーンマックス 近鉄22000系ACE(未更新車)のTNカプラー化の続きです。 今回は車両間部分のTNカプラー化です。 デフォルトのアーノルドカプラでの車両間隔です。ちょっと広いですね。 台車を引っぺがすと床板がボディーマウントTNカプラーを取り付けられるような形状になっていたので取り付けてみたところ、連結器が妻面より引っ込んでしまいました。 これでは前回の首長カプラーでも対応は難しそうです。 ボディーマウントはあきらめて台車マウントに方針を変更します。 0382 密連形TNカプラー(グレー)を使います。 素組みでカプラーポケットに放り込むとポケット内のバネの心棒に干渉するので、カプラーのおしりの突起を少しカットします。 カットしすぎると連結時にフニャフニャになって連結しづらくなります。 アーノルドカプラーをTNカプラーに入れ替えます。 なお、TNカプラーに付属するスペーサーを使用しています。 車両の間隔は良い感じです。が、少し走行試験を行ってみたところ脱線しました。(^^; どうやら元のバネを生かして遊びを作ったつもりだったことが仇になり、M車より前の推進運転になる車両では、カプラーが押し込まれてカプラーのおしりの突起とカプラーポケット内のバネの心棒が干渉して、カプラーがおかしな角度でロックされることが原因のようなので、元のバネを生かすことをあきらめることにします。 バネを撤去してしまうとカプラーがぶらぶらするので、代わりに透明プラ板片を挟み込みます。 写真のプラ板片は0.4mmのプラ板に1.2mmの穴を開けたものです。 なお、透明のプラ板片だと取り付け後に目立たなくなるので、タッチアップ等が省略できます。 まずスペーサー付きのTNカプラーをカプラーポケットの表(上)から収め、次にプラ板片をカプラーポケットの裏(下)から押し込みます。 仕上げにカプラーポケットからはみ出したプラ板片をニッパーで整形しておきます。 M車についても作業は同様なのですが、カプラーポケット兼ギアカバーと台車本体の嵌合が緩く連結時に台車が分解されてしまうので、写真の箇所に木工用ボンドを塗布しました。 連結間隔はとても良い感じです。 慎重に試運転を繰り返しましたが、今回はうまく行ったようです。 これですべての連結器のTNカプラー化が終わりました。 あとは付属品の取り付けと行き先表示シールの貼り付けが必要です。 最近は忙しくてなかなか模型をいじる暇がありませんが、少しずつ進めていきたいと思っています。 では。<(_)>