マイクロエース 255系 動力更新(1)

KATOの255系が再販されてそわそわしていたのですが、手持ちのマイクロエース製の255系も捨てたものではなく、今回は動力ユニットの更新で済ますことにしました。(節約、節約…。)
(いじっているのは、A0740 255系・1次型ビューわかしお9両セットの初期ロットです。)

 
動力車は7号車のモハ254-1です。
実写を余り見たことがなく、造形にはそれほどこだわりがなかったのですが、動力の微妙なカクツキやモーターケースとレールとのクリアランスが気になっていました。


そこで、各店舗で在庫僅少のE0005 20m級 完成動力ユニット DT33(黒)を改造して交換してみます。
KATO製の255系の動力の移植も検討したのですが、台車・床下機器の色や造形の違いと、カプラー問題(KATO製はボディーマウントカプラー)をクリアすることが面倒で、マイクロエース製の動力への交換に落ち着きました。


先ずは、旧動力ユニットの元の台車を分解しておきます。
そのうち、丸印の部品を使います。

 
次に、新しい動力ユニットの台車を分解します。

 
写真のように新旧の部品を入れ替えて、組み立てます。

 
このとき、カプラーポケットを固定するビス穴がずれているので開け直します。
(元の穴を埋めて開け直すのではなく、単純に細いキリでカプラーポケット側の穴を長穴にしました。空いた隙間には、プラ片でも突っ込んでおけば何とかなるでしょう。(適当・・・。))


元々の車両のシートパーツを再利用のために外してきます。
集電板はカッターで固定ダボを削って外しておきます。
(酸化が進んでいるので再利用はしません。)
あと、丸印の余計な出っ張りが台車と干渉して邪魔なので削ります。


台車のウォームギアカバーのボルスター用に、1.6mmのプラ棒を挿入する穴を開けます。
穴の位置は、T車の台車位置から測って合わせるようにします。
(写真の位置は不正解です。実際は位置調整のために何度も開け直しています。)

 
プラ棒を挿入するとこんな感じです。台車のウォームギアカバーのボルスター穴に引っかかるように1.5mm程度を突き出して、瞬間接着剤で固定しています。
集電板は新しい動力ユニットのものを外してきて、両面テープで固定しています。


シートパーツの表側(客室側)は、挿入したプラ棒の断面を適当な色でタッチアップしておきます。
今日はここまでです。
では。<(_)>