前回のDD51-798の前照灯を電球色LEDに打ち替えます。 もともとの照光色は暗いトミックスオレンジで、ちょっともの寂しい感じがします。 まずはライト基板を露出させていきます。 最初にキャブを外しますが、2枚目の写真のガラスパーツの窓下のツメで止まっているので、キャブを広げるような形で引き抜きます。 次にエンジンカバーを外しますが、1枚目の写真の○印のダボに引っ掛かっているので、カバーを横にずらした後に上に抜きます。 無事にライト基板が露出できました。 LED部分の拡大写真です。 側面照光タイプのチップLEDです。 いつもの通りに普通のチップLEDを横倒しにしてもよかったのですが、今回はエルパラさんで側面照光タイプのチップLEDを購入して、使ってみることにしました。 2枚目がLEDを前から見た写真です。 本当は写真の左がアノード、右がカソードだったら良かったのですが、販売していたのは左右逆のチップだったので、上下逆さまにハンダ付けして使います。 ハンダ付けするとこうなります。 チップを逆さまにすると電極が基板から僅かに離れますが、ハンダで容易にブリッジできます。 それよりもこのLEDのケーシングが熱に非常に弱く、手早くハンダ付けを終わらさないと、簡単にチップがばらばらに溶けてスプラッタなことになります。 前後とも仕上がった基板です。 なお、1枚目の写真は遮光処理前のエンジンカバーですが、元々遮光処理はしてあるもののLEDが明るくなってボディーから光が透けてしまいます。 そこで、2枚目の写真のようにエンジンカバーの先の内側を黒く塗りましたが、塗装時に導光材を取り外そうとして、導光材のヘッドライト部分の出っ張りを折ってしまいました。 しかし、もともと導光材の嵌め合いがきつく、壊さず外すのは至難の業なので、破損が怖い場合は光漏れを我慢する必要があります。 今回は導光材が折れても余り光量に違いはなかったので、導光材をバキバキ折りながら外して、遮光塗装後にそのまま何食わぬ顔で元に戻してしまいました。(^^; ついでにサージキラーを実装してみました。 回路定数はR=120(Ω)/2=60(Ω),C=1(μF)×4=4(μF)で、進行方向とは逆の前照灯のちらつきはだいぶマシになりましたが、完全には抑制できませんでした。さらに研究が必要なようです。 ボディーを元に戻して点灯試験です。 明るい電球色の前照灯になりました。 さりげなくナンバーがDD51-797になっているのは内緒です。 それでは。<(_)>