前回のTOMIX 2142 JR EH500形電気機関車1次形ですが、後進側のヘッドライトのちらつきがひどかったので、サージキラー(いわゆるスナバ回路)を取り付けます。 ライト基板の両電極に抵抗(120Ω)とコンデンサ(1μF)を直列にはんだ付けします。 ライト基板の電極に接触するダイキャストの凸部と干渉するため、ライト基板の電極と部品のはんだ付けはなるべく少ないはんだで行います。 また、同じ理由で部品は基板の端に配置しますが、基板の際々に取り付けると抵抗とコンデンサのはんだ付け部が車両本体のダイキャストに接触して要らぬ短絡を起こしてしまいますので、コンマ数mm基板の内側にしておきます。(写真の右の基板が悪い例です。) 基板を元通りに収めて試運転をしたところ、ちらつきがウソのようにほとんど無くなってしまいました。 ただ、このサージキラーの抵抗はかなり発熱しますが、連続運転時の発熱に対する耐久試験はこれからです。 それでは。<(_)>
11月 2020のアーカイブ
TOMIX EH500 1次形 整備
ずいぶん昔に購入したTOMIX 2142 JR EH500形電気機関車1次形を整備します。 最近の製品はプラケースですが、この製品は紙ケースです。 車体側面に金太郎イラストの印刷がありませんが、実車の登場時には金太郎イラストは描かれていなかったようなので、これはこれで正解らしいです。 それが理由なのか分かりませんが、金太郎イラストはインレタで用意されています。 付属品です。 金太郎イラストのインレタが付属しています。 ナンバーはEH500-1・2に加えて、サービスなのかEH500-901が用意されています。 改めてみると現行製品と違って手すりと解放てこがないのですっきりした前面です。 今回は通常の付属品に加えて手すりと解放てこも取り付けていきます。 手すりは銀河モデルの塗装済みエッチングパーツを、解放てこはKATOのASSYパーツを使います。 いきなり加工後の写真です。 手すりと解放てこの取付穴は穴開け用の治具を作ったりして試行錯誤をしてみたのですが、治具を作る方が面倒くさく、結局はフリーハンドで穴開けをしました。 穴開け時はセロテープを貼った上から行い、キリの刃滑りを防止しながら行いました。 分解したついでにオレンジ色のLEDを電球色のLEDに交換します。 蓋を外すとライトユニットが裏返しに取り付けられています。 2枚目の写真の左の基板がLEDの交換前で、右の基板が交換後です。 組み立てて、付属品を取り付けると出来上がりです。車番はEH500-1にしています。 写真ではLEDを点灯させていませんが、運転席内に結構な光漏れがあり、後部のLEDのちらつきもあり、今後の課題にしたいと思います。 個人的にはEH500というと金太郎イラストを連想するので、インレタを転写しました。 インレタの糊が死んでいなかったのはラッキーでした。 今回の整備で丸1日をつぶしてしまいましたが、好きな機体の見栄えが良くなり自己満足な1日でした。 では。<(_)> (2020/11/20追記) 実車の写真を眺めていると1号機と2号機の違いが目に留まりました。 実車の1号機の第1エンドの雨樋が模型よりも運転席側に寄っているようです。 ということで早速2号機に変更しました。 けど側面の大きなJRFロゴの「J」の字の形状は1号機っぽいので、どっちつかずですね。 ではでは。<(_)>
TOMIX EF66(後期型) 解放てこ取付
先週の続きの作業になります。 TOMIX 2163 国鉄EF66形電気機関車(後期型・ひさし付)の付属品の取り付けのあと、解放てこを取り付けてみます。 付属品のリストとイラストです。 ナンバー(23・30・36・41)とメーカーの組み合わせです。 ヘッドマークは「はやぶさ」と「みずほ」が付属しています。 ヘッドマークを取り付けるときは飾り帯パーツを交換するように説明されています。 一通りの付属品を取り付けた状態です。難易度は高くなかったです。 ナンバーは何となく36番にしています。 無線アンテナは当社が想定している時代の関係で取り付けていません。 (取り付ける場合は穴開けが必要です。) 次に解放てこの取り付けです。 実車では意外と目立ちませんので無視しても良いのかもしれませんが、最近のNゲージ機関車のトレンドなので敢えて取り付けてみます。 使ったのはKATOのASSYパーツです。(現時点では入手が困難なASSYパーツです。) どうでも良いのですが、「てこ」が「テコ」とカタカナ表記になっていますね。 この解放てこのパーツはスカートに穴を開けて取り付けるタイプです。 適当に開口位置を決めて、キリ先の滑り止めにテープを貼ってピンバイスで穴を開けます。 使ったキリの太さは0.4mmです。 解放てこを取り付けてみました。 無いよりあった方が良い感じではないでしょうか。(まったく個人的な感想です。(^^;) ただ、この解放てこパーツを使ったときの欠点は、動力等のメンテナンスでのボディーの取り外し時に解放てこがボディーの前面ステップに引っかってしまうので、てこを外すか、てこが軟質プラであることを利用して湾曲させながらボディーを外すことになります。 TOMIXからリニューアルされた新製品が発売されるので売却してしまうことも考えましたが、これはこれで運用に組み込みたいと思います。 では。<(_)>
TOMIX EF66(後期型) 電球色LED化
今日も良くある鉄板ネタですが、TOMIX 2163 国鉄EF66形電気機関車(後期型・ひさし付)のヘッドライトを電球色LEDに取り替えます。 中古で買ったEF66です。TOMIXからはリニューアル品の発売がアナウンスされています。 ヘッドライトはいつも通りの寂しいオレンジ色です。 新たに交換するLEDはエルパラさんで購入したチップタイプのLEDです。 ライト基板は本体内に裏返しに収められています。 はんだごてを使って元のLEDを外してしまいます。 はんだ吸い取り線で少し掃除してから、両面テープを使って新しいLEDを仮固定します。 元々のLEDの取り付け方向が歪んでいたので、僅かな傾きは気にしなくて良さそうです。 ちなみに写真の左手がLEDのアノード側になります。 このままLEDをはんだ付けして、その後に両面テープを除去します。 組み立てて点灯試験をしました。 ヘッドライトがきれいな電球色になりました。 ただ、走行時に後ろ側のヘッドライトが結構ちらつきますが対策はしていません。 手摺をつけたりと他にも整備をしたかったのですが、体調が悪く気力がなくて今日はここまでです。 それでは。<(_)>