TOMIX 97911 JR583系電車(きたぐに・JR西日本旧塗装)セットにはクハネ581とクハネ583とが収録されていますが、96年と98年の電車編成表を見ると、クハネ581とクハネ583を先頭車とした編成は、 B5編成 クハネ581-33 モハネ583-102 モハネ582-102 サロネ581-5 サロネ581-16 モハネ583-66 モハネ582-66 モハネ583-89 モハネ582-89 クハネ583-28 →大阪 B6編成 クハネ583-27 モハネ583-101 モハネ582-101 サロネ581-1 サロネ581-25 モハネ583-70 モハネ582-70 モハネ583-88 モハネ582-88 クハネ581-36 →大阪 の2つです。(98年はさらに新塗色に変更された後ですが、この間の編成は固定されていたようです。) しかし、どちらもモハネ582-88か89をつないでいますので、床下を修正することにします。 (今回はB6編成に仕立てる予定です。) 前回の新塗色の「きたぐに」にも床下機器の修正を施しましたが、今回はその方法を改良します。 2M化するのに必要な別売りの動力ユニット(0676)には前期形と後期形の床下が付属していますが、前期形の床下をベースにし、そのうちの片側だけを加工します。写真の1枚目がそのまま使う側で、2枚目が修正する側です。 まずはこんな感じになります。(写真を撮った後に機器の配置を少しずらしました。) 機器の移動や切削で穴が空くところは光硬化パテで埋めています。 移植した後期形の機器は型想いとプラリペアでコピーしたものです。 あとはタンクを取り付けるのですが、サハネ581のタンクをコピーして、半分に割ったタンクを作ります。 空いたスペースにタンクを取り付けて造形ができました。 (写真を撮った後に機器の配置を少しずらしています。) 仕上げにブラックで塗装して、つや消しクリアを吹きました。 これで、モハネ582-88の床下のできあがりです。 ちなみに相棒のモハネ583-88は後期形の床下です。 あとパンタグラフですが、編成表を見ているとこの塗色とシューの先が細いパンタグラフとの組み合わせは、ごく短期間だけですがあったようです。ということで交換しようかどうしようか検討中です。 では。<(_)> 追記:「TOMIX 583系 きたぐに 床下機器修正(改)2」(2019/09/17)