買ったばかりの3Dプリンターに色々と手を入れていますが、終盤になりました。
まず、爆音を奏でるファンを取り替えます。
風切り音のほか、引きが悪かったのか高音域の騒音がひどく非常に耳障りです。
ファンスピードを抑えて風切り音が小さくしても高周波音が耳に付き、耐えられません。
元のファンです。
軸部にシリコン潤滑剤を吹いてみたりと試してみましたが改善しませんでした。
そこでAmazonにて新規にファンを購入しました。右のファンです。2個入りで800円でした。
商品名も「サイレントブラシレス送風機」とありましたので、さすがに静かになるはず?です。
ラベルには記載がありませんが電流は0.06Aです。元のファンが0.15Aと半分以下なので、静音と引き替えにフル回転時の風量は減ると思います。
当然ですがコネクタが違いますので付け替えます。
ラベルをめくって電線ごと取り替えます。
ハンダ付けされているのであまり熱をかけないように交換します。
交換後です。
見た目は全く変わらないように見えます。
いざファンを回してみると、これで静音ファン?と思ってしまうくらいに風切り音はそれなりに出ますが、相対的に音は静かになっています。なにより高音域の音が消えて、我慢できる程度の騒音になりました。フル回転での風量を犠牲にしましたが、もともと半分以下の速度で回していたので影響はありません。
次に3Dプリンターの真後ろにあるSDカードのスロットを手の届く範囲に持ってくるために、エクステンダーを取り付けます。
制御基板の筐体の上に両面テープで取り付けます。
とても簡単な作業なのですが、実のところ制御基板のSDカードスロットにはエクステンダーが差さったままになりますので、スロットのCD端子はONのままになります。よってカードの抜き差しを検知できず、電源を入れたままのカードの抜き差しに対応できていません。(エクステンダーではCD端子を延長することができません。)
電源を入れたままエクステンダーに差したSDカードを抜き差しすると、SDカード内のファイルを制御基板が認識しなくなりますので、再度ファイルを認識させたい場合は、3Dプリンターの電源を入れ直す(USB経由の電力供給も絶つ)か制御基板のリセットスイッチを押すしかありません。もし基板を改造するならば、CD端子よりもリセットスイッチ周りを触る方が楽かなと思っています。
なんだか中途半端な感じですが、3Dプリンターの機能的な面に手を入れる一連の改造はこれで終わりになります。
それは。<(_)>