KATO C57 1次形 入線

KATO 2024 C57 1次形が入線しました。

 
ケースの右サイドにタブのようなものがついていますが、これを引っ張って車両を取り出すようです。


特に変わった付属品はないです。後付けパーツはナンバープレートくらいです。
ナンバーは33,46,95,97号機です。

 
さすがに貴婦人と言われるだけあってスマートです。


前後の写真です。


テンダーのライトはダミーです。

 
先輪はスポーク車輪です。また、キャブは開放型です。

 
ちなみにTOMIX 2002 C57との比較です。各写真の上がKATO製で、下がTOMIX製です。
TOMIX製はテンダードライブなのでボイラー部には何も入っていないにも関わらず、何故かボイラー部が長さ方向にスケールオーバーです。けれども、造形は上から見ると35年前のモデルと思えないくらい良い出来です。なお、TOMIX製のテンダー後部にはネジがありますが、意外と目に入りません。
正直なところ、この2モデルを較べるのは酷かなと思っていたのですが、そうでもなかったです。


ただ、TOMIX製で残念な点はキャブ下の大きな隙間で、真横から見るとかなり目立ちます。


再び今回のKATO製です。
さて何番のプレートをつけようか逡巡しています。
それでは。<(_)>

TOMIX EF58-60 入線・整備

先日のKATO お召列車1号編成と一緒に入線させた中古品のTOMIX EF58-61のプレート類(ナンバープレート(前面・側面)・メーカーズプレート)がボロボロでしたので、その調達のためにお召し予備機のTOMIX EF58-60が入線することになりました。


品番は2149です。中古品ですが新品のようです。

 
前回に入線した2117 EF58-61と比べてテールライトレンズが別パーツとなり、多少の改良がなされているようです。また、メーカーズプレートは付属せず、「東京芝浦電気株式会社」のマークが車体へダイレクトに印刷されています。


屋根はこんな感じです。

 
付属品は写真の通りです。ナンバープレートはEF58-60の他にEF58-61が付属します。また、無地のメーカーズプレートのベースが付属しますので、これらをEF58-61に流用します。


ちなみにヘッドマークシールには、「つばめ」「踊り子」「はくつる」「はと」「平和」「あかつき」「彗星」「日本海」「つるぎ」「サロンエクスプレス東京」「日章旗」が収録されています。

 
メーカーズプレートのベースには写真の様にくろま屋さんのインレタを転写してEF58-61に取り付けることにします。インレタの保護のためにクリアを吹こうとしたところ、半光沢クリアのスプレーが死んでいたので、代わりにつや消しクリアを吹いてみましたが、特に違和感なく仕上がったので一安心です。
また、カプラーはMカプラー用のTNカプラー(0392)に交換しています。

 
今回のEF58-60の側面です。お召し機は左右に貫くステンレスの銀帯が美しいです。

 
前回のEF58-61の側面です。EF58-60に付属するナンバープレートと、インレタを転写したメーカーズプレートのベースを流用しています。
よく見ると60号機とはエアフィルターの形状が異なりますね。


左がEF58-60で右がEF58-61です。側面と同じく、61号機のナンバープレートは60号機の付属品の流用です。
こうして並べてみると窓の大きさやHゴムの有無が特徴的です。
写真ではフラッシュの光が当たって60号機の別パーツ化されているテールライトレンズが目立ちますが、車体が茶色なので通常光の下では車体一体モールドの61号機との差異を感じられません。ちなみに、テールライトレンズは説明書通りに取り付けられずに、レンズの細い側を裏から突っ込んで接着剤で固定しています。
前回も書きましたが、61号機の握り棒はKATO製EF58のものです。


最後にKATO製EF58の日章旗パーツを取り付けてみました。TOMIX製EF58に付属する日章旗と異なり、旗頭と菊の紋章に金メッキが施されてとても良い雰囲気です。しかし、このままだと旗竿の根元が先台車に引っかかるのでカーブで脱線します。レイアウトを走行させるには、旗竿にちょっとした加工が必要になりそうです。
ただ、この60号機はお召し指定解除後の姿であり、日章旗を掲げてお召し列車を牽引したことがあるのかは分かりません。(^^;
それでは。<(_)>

KATO お召列車1号編成 入線・整備

以前から欲しかったお召列車編成が入線しました。お召し列車としてはE655系も発売されていますが、どうしてもデザインが好きになれなかったので1号編成を導入することにしました。


1号編成のKATO 10-418については今春に再生産されるようですが、中古品が安く出ていたので待ちきれずに購入しました。パーツは未取り付け状態で過不足が不明だったのですが、結果的に問題はありませんでした。説明書が欠品だったので、きちんとした確認はできていなかったりしますが・・・。
購入した製品は平成仕様ということで写真のように屋根色がほぼ1色になっており、何だかもの足りないので昭和仕様にしつつ整備をします。
平成仕様と昭和仕様の違いは、機関車側のカプラーの形状を除くと、屋根の色とTR73台車の軸箱の形状だけだと思います。(多分・・・。(^^;)


屋根の色については、御料車1号はそのままで、残り4両の供奉車の屋根を再塗装します。
なお、供奉車330号の四角形のアンテナ台3箇所にマスキングを施しておきます。
(「供奉」は「ぐぶ」と読み、お供として列に加わることを意味するらしいです。)


塗装はMr.COLOR No.301 半光沢 グレーを使いました。左に比較用の御料車を置いてます。御料車の屋根より供奉車の屋根が暗ければ色味はお好みで良いと思います。

 
次に台車を交換します。平成仕様はTR73の軸箱の形状が丸形ですが昭和仕様は箱形なので、1枚目の写真の台車に交換します。台車は2セット計4個が必要になりますが、機関車側については2枚目の写真のようにカプラーのジャンパをそぎ落とし、TNカプラーと連結できるように1mmのキリでナックル部に凹みを入れておきます。


仕上げに各パーツを取り付けました。ランナーから切り出したパーツをそのまま取り付けようとすると、供奉車460・461号の梯子と供奉車330号の八木アンテナ以外の各パーツの取付穴が小さくてかなり苦労します。
ベンチレーターは穴の長辺側にヤスリをかけると、パチンパチンと小気味よく取り付けられます。
角穴に差し込むL形のアンテナパーツは、パーツの方を少し削って押し込みました。
アンテナ線のパーツは丸穴に押し込むことになるのですが、穴と同じ径のドリルの刃を軽く出し入れすることで収まりやすくなります。
どれも無理に押し込んでパーツ自身を歪めてしまうより、緩めの穴に収めて裏から接着剤で固定する方が仕上がりが綺麗という感覚で良いと思います。(パーツの固定に接着剤を使う場合は、瞬間接着剤を使うと表面に染み出す恐れがあるので避けた方が良いです。今回は木工用ボンドを使いました。)

 
牽引機はお召し機のTOMIX 2117 EF58-61です。これも中古で安く入手しました。
しかし、幸いボディーにダメージはなかったのですが、ナンバープレートが溶けて汚くなっており別途手配で交換したので、安物買いの銭失い的なことになってしまいました。また、握り棒が欠品だったので、手元にあったKATO製のEF58の握り棒(銀色)を取り付けています。タヴァサの金属製の握り棒も魅力的なので検討しましたが、入手が少し面倒だったのでやめました。


最後に日章旗を取り付けて撮ってみました。
旗頭と菊の紋章を金色に塗りたいですね。ただ、軟質プラ製で塗装が難しそうなので、下手に細工をするよりもKATO製EF58のASSYパーツの日章旗を買った方が早いかも知れません。
それでは。<(_)>

KATO DF200-0 修繕

KATOのDF200(旧製品)のヘッドライトレンズを壊してしまったので、最近発売されたASSYを使って取り替えます。


もったいないですが、これのライトレンズだけを使います。


ライトレンズは壊さないように、ボディーから慎重に抜き出します。
上のオレンジ色の部品が壊してしまったライトレンズで、下の透明の部品がASSYパーツから調達したライトレンズです。


元が白色LED+オレンジ色レンズの組み合わせでしたから、このまま透明レンズを組み込むとヘッドライトが白色になってしまいます。


光源のLEDを電球色に取り替えるのも面倒だったので、ライトレンズの光源部分をマッキーのオレンジで軽く塗ります。(当然、前後のエンドに塗ります。)


電球色っぽくなりました。
今回はコレで終わりです。こうして見ていると50番台(100番台)が欲しくなってきました。(^^;
それでは。<(_)>

TOMIX キハ82 入線

TOMIXの98269 キハ82系特急ディーゼルカー基本セット、増結セット,単品3種で計10両が入線しました。
品番は、98269 基本セット,98270 増結セット,9421 キハ82(後期型),8469 キハ80(M),8470キハ80(T)です。
実はKATO製も所有しているのですが、いわく付きのローフランジロットなもので、この機会にちゃんと走る車両を導入することになりました。(^^;
 
基本セットにはキハ82前期型,キロ80(M),キハ80,キハ82後期型の4両が、増結セットにはキシ80,キハ80(T)×2の3両が入っています。
ヘッドマークは「白鳥」と「まつかぜ」が付属していますので、当社の運用としては十分です。
基本セットのインレタに収録されている車番は
キハ82(前期型) 22,5,11,18,20,21,22,25 各3
キハ82(後期型) 47,52,65,67,72,65,92,106 各3
キハ80 59,60,65,74,82,97,112,116,123,131,135,141 各3
キロ80 7,10,14,19,26,31,43,54 各3
キシ80 3,6,11,14,17,20,22,26 各3
と他にバラ数字等でした。

基本セットのキハ82は、前期型 (上)と後期型(下)の2タイプがセットされています。
違いは屋根だけのようです。
 
キハ82をKATO製と並べてみました。左からTOMIX製後期型,TOMIX製初期型,KATO製です。
塗色はKATO製が明るいというか薄い感じです。造形も若干違います。
 
側面です。各写真の上がKATO製で下がTOMIX製です。
 
屋根です。各写真の上がKATO製で下がTOMIX製です。
クーラーの位置等が若干異なります。また、TOMIX製はベンチレーターが別パーツです。
 
キロ80です。各写真の上がKATO製で下がTOMIX製です。
TOMIX製はラジオアンテナを未だ取り付けていませんが、そのあたりのダクト形状が両者で異なります。
ちなみにキハ80はキロ80の屋根と比べて水タンクやラジオアンテナがない形状ですが、造形はTOMIX製もKATO製も同じでした。
 
妻面です。各写真の左がTOMIX製で、右がKATO製です。概ね同じ様です。
 
キシ80です。1枚目の写真は上がTOMIX製で、下がKATO製です。2枚目の写真は左がTOMIX製で、右がKATO製です。
TOMIX製のベンチレーターが別パーツになっている点は好印象です。
写真では見えづらいですが、内部のシートは両者ともクリーム色です。

全体的な印象は、後発な分TOMIX製が良い感じです。
今回は痛い出費でしたが、KATO製とは、お座敷レイアウトでの走行性能にも差が出てくると思いますので仕方が無いと考えています。
それでは。<(_)>

KATO スユニ60 入線

KATO スユニ60が入線しました。昨年末に発売された10-1450 10系夜行急行「だいせん」7両増結セットのASSYパーツを組んだものです。


5285-1A ボディ,5285-1C 床下セット,5220D 台車(TR11)です。
床下セットにライトユニットが入っていますが、スイッチ板は付属していません。


スイッチ板(Z04-5547)が手元にある場合は、床下の蓋を外してこんな感じに挿入します。


ちなみに床板の表現は、写真の通り簡素な感じです。

 
車番はスユニ60-29です。
側面の所属標記は大ミハで、大郵101の札が差さっています。
妻面の検査標記は45-11 高砂工で、監視窓の無い側のテールライトはレンズ無しです。


次は差出口のある郵便車をコレクションしたいと思っています。
追記:昨年にマユ35を導入してました。(^^;
それでは。<(_)>

TOMIX 583系 きたぐに 床下機器修正

先日に引き続き583系つながりのお話です。今回は以前から気になっていた「TOMIX 583系 きたぐに」の床下機器を修正してみます。


583系のモハネユニットの床下機器についてはTOMIXのカタログで「88番以降の後期グループを模し、…」とあり、確かに模型のモハネユニットの床下機器は前期と後期で作り分けられているのですが、実車の写真を調べるとモハネ582については88番と89番が前期と後期を足し合わせたような機器配置となっていました。資料が見つからなかった同じ製造時期の90番についても同様だったと想定すると、モハネユニットの床下機器の組み合わせは次の表の通りとなります。


よって、表中の「移行期」と仮の名前で分類したモハネ582-88,89,90については結局のところ製品化されておらず、模型で編成を再現するにはこの車番を避けたくなります。


ところが、早期に姿を消した90番を除く88番と89番は急行「きたぐに」のB5編成とB6編成の2編成に組み込まれて最期まで生き残り、また、最末期に唯一前期グループのみで組成されていたB4編成の増結の応援にも88番や89番が組み込まれることがあり、なかなか避けて通ることが難しい状態です。(それでも新潟行きの定期最終列車は前期グループのみで組成された12両編成でしたが。)そこで潔くあきらめてモハネ582-88と89の床下を作ってしまうことにしました。


とりあえず、3次元で再現しなければいけないT車よりも、ほぼ2次元で再現すれば良いM車の方が簡単そうなので、M車の床下カバーの加工を考えます。また、加工箇所が少なくなる後期グループの床下カバーをベースにします。

 
公式側については図のように前期床下の機器の一部を移植しますが、今回は「型想い」で型を取り、プラリペアで必要な機器の複製品を作って移植しました。
なお、機器を移植する部分については、削り落す機器の裏に動力ユニットへ固定するためのツメがある箇所があり、事前にツメの左右にプラリペアを流し込んで補強しておきます。また、削り落とした部分には穴が空くので、プラリペアかパテでベースを再生しておきます。

 
非公式側については図の通りに機器の削り落としと削ぎ取りを行い、削ぎ取った機器を少し左に移動します。ここでも、機器の跡には穴が空くので、プラリペアかパテでベースを再生しておきます。
次に、機器を移動して空いたスペースにタンクを取り付けます。タンクはプラ棒をかまぼこ状に加工したもので、0.2mmの真鍮線を巻き付けてそれらしくしています。このとき、真鍮線の先はベースを貫通させ、ベースの裏から瞬間接着剤を塗ってヤスリがけをして平滑にしています。これは、動力ユニットに床下カバーを被せたときに当たって邪魔にならないようにするためです。


仕上げにフラットベースを混ぜた黒色で塗装して完成です。


早速、所有する2編成の急行「きたぐに」にモハネ582-88番と89番を組み込みます。再現した編成は、クハネ583が残っていた2008年のB5編成と、定期運転終了前月の2012年2月に乗車したB6編成(12両編成の車番は2011年の記録)になります。(動力車は2・4号車に設定しています。)
ちなみにパンタグラフはどちらの時代ともシューの先が2本のホーンになっているタイプで、全区間で大阪方が下げられていたようです。


今回はこれで終わりです。
何気に「きたぐに」に限定された話ではなかったのですが、当社で他に保有する583系については88~90番を外して編成を組んでいるので、記事のタイトルには「きたぐに」を冠することにしました。
それでは。<(_)>

⇒ 2019.9.11 製作方法を見直しました。

TOMIX 583系(クハネ581シャッタータイフォン) 整備

昨年に入線していたTOMIX 98625 国鉄583系特急電車(クハネ581シャッタータイフォン)基本セットと92327 増結セット(M)、92328 増結セット(T)を整備します。


増結セットは、他の583系基本セットと共用のようです。床下は前期形です。
車番は1985年の編成表から、(きたぐに)新潟←Tcn33 Mn38 Mn'38 Mn53 Mn'53 Tsn5 Ts16 Mn73 Mn'73 Mn102 Mn'102 Tcn28→大阪 大阪方1号車 にします。ただし、モハネ582/583-102は手持ちの後期形の床板に交換します。
基本セットのインレタは、
クハネ581-24×3 クハネ581-28×3 クハネ581-30×3
モハネ582-24×3 モハネ582-74×3 モハネ582-50×3
モハネ583-24×3 モハネ583-74×3 モハネ583-50×3
モハネ582-18×3 モハネ582-73×3 モハネ582-53×3
モハネ583-18×3 モハネ583-73×3 モハネ583-53×3
サロ581-27×3 サロ581-34×3 サロ581-12×3
サロネ581-2×3 サロネ581-6×3 サロネ581-3×3
モハネ582-85×3 モハネ582-78×3 モハネ582-45×3
モハネ583-85×3 モハネ583-78×3 モハネ583-45×3
クハネ581-25×3 クハネ581-35×3 クハネ581-29×3
クハネ581-×8
クハネ583-×4
モハネ582-×10
モハネ583-×10
サロネ581-×4
サロ581-×4
1,2,3,4,5,6,7,8,9,0×各14
JNRマーク×6,JRマーク×6
です。
増結セットのインレタは、
モハネ582-94  モハネ583-94  モハネ582-98  モハネ583-98
モハネ582-100  モハネ583-100  モハネ582-104  モハネ583-104
モハネ582-6   モハネ583-6  モハネ582-11  モハネ583-11
モハネ582-13  モハネ583-13  モハネ582-29  モハネ583-29
モハネ582-32  モハネ583-32  モハネ582-36  モハネ583-36
モハネ582-43  モハネ583-43 モハネ582-55  モハネ583-55
モハネ582-61  モハネ583-61  モハネ582-66  モハネ583-66
モハネ582-70  モハネ583-70  モハネ582-76  モハネ583-76
モハネ582-79  モハネ583-79 モハネ582-82  モハネ583-82
クハネ581-18  クハネ581-19 クハネ581-21  クハネ581-23
クハネ581-26  クハネ581-27 クハネ581-34
クハネ583-2  クハネ583-9 クハネ583-12  クハネ583-13
クハネ583-20  クハネ583-25 クハネ583-26
サロ581-2 サロ581-7 サロ581-8 サロ581-11
サロ581-19 サロ581-28
サハネ581-15  サハネ581-21 サハネ581-28  サハネ581-36
サハネ581-42  サハネ581-49 サハネ581-57 ×各4
クハネ581-,クハネ583-,モハネ582-,モハネ583- ×各4
サロ581-,サハネ581-,サシ581- ×各4
1×16,2~0×各12
JNRマーク×6,JRマーク×6
です。

 
ヘッドマークは「きたぐに」が標準装備でしたが、付属していた「日本海」に変更しました。
付属部品は特急マーク、連結器カバー、屋根にホイッスルを取り付けました。
ラジオアンテナは、設置有無の資料が集まってから取り付ける予定なので未取り付けです。

 
写真が黒つぶれしていますが、運転台側の台車にスノープローを、便所側車端にはトイレタンクを取り付けました。行き先幕・号車札・種別サボは、ペンギンモデルさんの製品と自作ステッカーを貼り付けています。

 
B寝台車はこんな感じです。
室内のベッド等にはエヌ小屋さんの製品を使っています。

 
今回の製品の目玉のA寝台車のサロネ581です。
喫煙室と寝台区画でシートの色を変えてみました。(緑色のシートは自作です。)
サロネ581は中段のベッドがないので、ほかのB寝台車と違って真横から見たときに窓内に中段のベッドが見えません。


サロ581の室内はそのままです。
ちなみにグリーンマークは印刷済みです。


ラジオアンテナの取り付けが残っていますが、ひとまず整備は終わりです。
しかし、色々と触ると1日2日では終わりませんね。エヌ小屋さんのシート貼りだけで2日以上かかったので、全工程ではかなりの時間を要します。ということで、なかなか手を付けるに気にならずに今日まで引きずってしまいました。
現在もバックヤードで整備を待っている車両があり、ちょっと気が重いです。
それでは。<(_)>

TOMIX キハ120形(美祢線) 入線・整備

TOMIX 92141 JR キハ120形ディーゼルカー(美祢線)セットが入線しました。

 
中古品での導入です。車番は10と20で、10がM車です。
付属品はライトスイッチ用ドライバーが1本です。


行き先は「厚狭」で「ワンマン」表示が印刷されています。

 
模型はトイレ未設置車なので、現在の実車と同じくトイレ設置車に改修します。
最近の実車はトイレ付近の窓が2枚塞がれていますので、これと同じにします。
トイレの窓の改修はこちらの記事(TOMIX キハ120形(関西線) トイレ増設2)の通りで、窓ガラスに直接銀色で塗装し、黒マーカーで窓枠に色を入れていきます。

 
今回は美祢線色ながら芸備線・福塩線で活躍するキハ120-17と21を再現したいと思いますが、模型と最近の実車では車番の位置(高さ)と書体が異なります。かなり昔の姿が模型化されているからだと思うのですが、ネットでは車番が模型と同じ位置に書かれてる車両の写真を見つけられませんでした。書体についても現在は国鉄書体に書き換えられているようです。今回は実車に習って車番の位置と書体を変更します。

 
蛇足ですが、実車に近寄ってよく見てみると消された車番の跡がわかります。試しに先ほどの写真を拡大してコントラストを強めにすると消された車番が浮き上がってきます。
ただ、2枚目の写真のように三江線のキハ120は車番が書き換えられていないので、どうやら所属によって書体が異なるようです。

 
キハ120-17と21の実車の写真と車番部分の拡大写真です。よく見るとキハ120と17の間にはハイフンがありますが、キハ120と21の間にはありませんので、間違えないようにしないといけません。
スカートについては実車はスノープロウ付ですが模型はスノープロウ無しですので、先日、部品取り用に購入した大糸線セットから調達することにします。

 
最初は消しゴムで車番を消そうとしたのですが、塗装が剥げてきたのでそのまま車番を消してからMr.COLOR No.08 シルバーで塗りつぶしました。全塗装ではなく、ドア間の腰板部分だけを塗装しています。(写真1枚目)
よく見ると元の塗装と艶感が違いますが、気になるほどではないので合格としました。(写真2枚目)


車番はくろま屋さんのインレタ(83一般型気動車車番インレタ)から文字や数字を拾って使いますが、キハ120-17で使うハイフンは収録されていませんので、「1」の文字を平刃で半分の長さに分割して作りました。


なお、塗装後のボディーに車番を転写するときに、ボディーのビートが邪魔になるのでインレタシートの上下はギリギリまで切り詰め、セロハンテープに貼り付けて転写します。
転写が終わったらトイレ設置仕様に改修した窓ガラスを嵌めます。


次に、ヘッドライトがオレンジ色なのでこれを電球色にします。 ライト基板は角形LEDを使っている古いタイプでした。このタイプの基板の電球色LED化はこちらの記事(TOMIX キハ120形(福塩線) 入線・整備)で実施した通りです。オレンジ色の角形LEDだけを電球色の砲弾型LEDに取り替えるのですが、一旦、基板の両面のLEDを外してから吸い取り線で残ったハンダを掃除して、砲弾型LED、再利用の角形赤色LEDの順にハンダ付けしていきます。


電球色LEDに取り替えた後の基板の裏表の写真です。

 
念のために遮光用のウレタン片を突っ込んでおきます。写真は以前の記事の再利用です。


続いて、元の室内灯が電球式なので白色LED式に交換しました。
白色LED室内灯はこちらの記事(TOMIX キハ120形(津山線) 入線・整備)の通りに用意しました。
また、先ほども書きましたがスカートはスノープロウ付に交換しています。


仕上げに、富士川車両工業の福塩線用のステッカーの残りを貼り付けました。行き先は「三次」にしています。
これでしばらく続いたキハ120シリーズの増備が終わりました。と言いつつ、今年の夏前に発売予定の三江線神楽号を予約してしまっているのですが・・・。(^^;
まだまだ散財が続きます。それでは。<(_)>

KATO DD54 中期形 入線

明けましておめでとうございます。
今年初めての記事は昨年末に発売されたKATO 7010-2 DD54 中期形の紹介になります。初期形も導入しようかと思ったのですが、初期形ののっぺりした顔が好きになれずに見送りました。

 
嬉しいことに手摺りやホイッスルは取り付け済みで、付属品はナンバプレートとKATOナックルカプラーのみになっており、あっさりしています。
車番は10 12 19 24の4種類です。メーカーズプレートは三菱重工で、ボディーにモールドされています。


側面から見ると、B-1-Bの車軸配置が目を引きます。また、車体を左右に分ける分割線が目立ちます。(あとで紹介するTOMIX製では分割線に色が入っていません。)

 
1枚目がKATO製、2枚目がTOMIX製(2203)です。
前面の手摺りやライトリムの色が無いだけにTOMIX製の方が淡泊な表現です。


前からの写真をもう1枚です。左がKATO製で、右がTOMIX製です。
TOMIX製に手摺りを付ければ、造形は大差がないかも知れません。


上がTOMIX製で下がKATO製です。
KATO製はホイッスルが別パーツになっています。ファンの網の彫りも深く、その下にある羽根が今にも回り出しそうです。


KATO製のライトの点灯状態です。綺麗な電球色ですが、正直なところ明るすぎます。また、常点灯に非対応なので、前照灯が点灯状態の姿はカプラーに爪楊枝を引っかけて、無理矢理に撮影しています。(^^ゞ
全体的には値段相応の品質だと思いますが、相当古い製品であるTOMIX製も良い線を行っていると再認識することになりました。
それでは。<(_)>