TOMIX キハ47 500・1500番台 0・1000番台化

以前のキハ48に引き続き、TOMIX キハ47 500・1500番台を0・1000番台に改修してみます。
改修といっても、例によって台車の交換だけですが。


対象は、92165 キハ47 500形ディーゼルカーセットが2つです。
今となっては、購入当時に何を思って500・1500番台をチョイスしたのかわかりませんが、何とももったいない話です。


交換する台車として、分売パーツの0443(M車用)と0074(T車用)のDT22系を用意します。


台車交換のついでに付属品も取り付けていきます。
なお、転写シートには、
 キハ47 22,31,50,66,104,113,145,187,188,189 ×各3
 キハ47 1003,1028,1044,1087,1109,1110,1129,1130 ×各3
 キハ47 501,502,507,508,509,510,514,515 ×各3
 キハ47 1503,1504,1506,1507,1509,1510,1519,1520 ×各3
 JRマーク ×7
 キハ47,キハ47 1,キハ47 5,キハ47 15 ×各3
 1~0のバラ数字 ×各10
が収録されています。


台車の比較です。上のDT44系を下のDT22系に交換します。

 
運転台側の台車には、あらかじめ台車排障器を取り付けてから交換します。

 
また、運転台と反対側の台車を外したときにエアタンクを取り付けます。


台車交換および台車排障器とエアタンク取り付け後の写真です。
先にT車に手を入れましたが、M車についても手順は同様です。

 
続いて前面の穴にタイフォンと信号炎管を取り付けます。
タイフォンはA~Dタイプの4種類が付属していますが、実車の写真を調べてCタイプを選択しました。
また、それぞれLとRの区別がありますが、運転席に座ったときに左がLで、右がRになります。


パーツを取り付けると凜々しくなりました。


車番を転写し、幌枠と前面方向幕を取り付けてできあがりです。
車番は転写シートから数字を拾って1980年代前期の福知山区のものを作りました。写真の左から37,1024,165,1108です。キハ47 0番台についてはもともと屋根上水タンクの細部の作り込みがエラーのようですが、初期に製造された車両の水タンクは明らかに形状が異なるので、車番の採用を避けています。


幌枠は下り方に取り付けられていましたが、車両の方向については手持ちの1985年の写真(旧保津峡駅)で、京都← <キハ47-0 <キハ47-1000 キハ47-0> キハ47-1000> →福知山 になっており、0番台や1000番台が必ずどちらにお顔を向けているとか、0番台と1000番台で必ずユニットを組んでいるという決まりはなく、意外と自由な組み合わせのようです。今回はネットで実車の写真を確認しつつ、キハ47-37とキハ47-1108に幌枠を取り付けてみました。
前面方向幕は「快速」と「普通」を取り付けました。「普通」は青地幕です。
なお、写真をよく見ると1985年には列車無線アンテナが設置されていることがわかりますので、模型の設定はこれ以前ということにします。
それではこれでもったいない改修は終わりです。次からはよく考えて購入したいと思います。(^^;

TOMIX キハ40 2000番台 入線・整備

TOMIX 8405 8406 キハ40 2000形が入線しました。所有していた500番台を売り払って中古品を購入しています。
先日のキハ48は台車を交換して寒地向けを暖地向けに仕立てましたが、キハ40については寒地向けと暖地向けでは台車の他にも窓や窓枠が異なるので、仕方なく買い替えることにしました。
そもそもは何も考えずに寒地向けの車両を購入してしまったことが悪いのですが・・・。


8405がM車、8406がT車です。


付属品は写真の通りです。
インレタは、
 キハ40 117 126 162 193 208 231 250 ×3 前面用番号 ×3
 キハ40 554 559 560 562 574 576 577 581 589 594 ×3
 キハ40 2003 2005 2019 2024 2032 2037 2044 2057 2068 2076 ×3
 キハ40 2085 2099 2100 2107 2110 2113 2131 2141 2142 2148 ×3
 バラ数字 キハ40 1~0 ×4 前面用番号 1 2 ×4 3~0 ×3
 JRマーク ×5
が収録されています。


車番は敦賀機関区所属の2137と2135にしました。
当然インレタのバラ数字を拾うことになりました。

 
車番が決まるとタイフォンの形状も決まってきます。
説明書では写真のCタイプかDタイプを指定していますが、今回はCタイプを選びます。
タイフォンは同じCタイプでもLとRの2種類があり、形状が異なります。運転士から見て左がLで右がRなのですが、最初はうっかりしていて間違えてしまいました。
また、種別幕については出荷時に白地の「普通」が車両に取り付けられていますが、「快速」と紺地の「普通」が付属していますので、紺地の「普通」に交換します。
なお、幌は水タンクのあるエンドに取り付けています。

 
信号炎管とトイレ流し管も取り付けました。信号炎管は治具を濡らしてパーツが落ちないようにしてから取り付けました。なお、列車無線アンテナは取り付けていません。


最後に台車排障器を取り付けます。ダボ穴がきつかったので、細先ペンチでつまみました。


ちなみに、キハ40-2000番台とキハ48では窓と窓周りが異なることが分かります。
(キハ40-500・1500番台とキハ48は同じです。)


以前に整備したキハ48-0・1000番台と並べてみました。
想定する滋賀県内のデットセクションでの運用については、キハ48-0+キハ48-1000とキハ48-0+キハ40-2000の2両編成の写真がそれぞれネットで見つかりましたが、キハ40同士という組み合わせはあったのでしょうか。またボチボチと調べていきたいと思います。
それでは。<(_)>

TOMIX キハ48 500・1500番台 0・1000番台化

キハ48 0番台(便所あり)と1000番台(便所なし)は製造両数があわせて10両であり、100両以上も製造された500・1500番台に対して少数派で、TOMIXでは500・1500番台は製品化されましたが、さすがに0・1000番台は製品化されていません。しかし双方の実車写真を見比べても車体構造は同じに見え、違いと言えば、0・1000番台の台車はDT22系で、500・1500番台はDT44系であることくらいです。そこで、TOMIXから発売されてるキハ48 500・1500番台について、台車を交換して0・1000番台に仕立ててみたいと思います。


必要になるものは、
92163 国鉄キハ48 500形ディーゼルカーセット,
0433 DT22N形動力台車×2箱,0074 DT22E形台車×1箱
です。

 
早速、台車を交換します。1枚目の写真が交換前で、2枚目が交換後です。


車番はキハ48 4とキハ48 1004にしました。いずれも新製時に敦賀区にいた車両です。
なお、付属のインレタを下記のように組み合わせて転写しています。
 ・「キハ48 517」の「17」を削って転写し、「5」を消して「4」を転写
 ・「キハ48 1524」の「52」を削って転写し、「0」を2つ転写
(インレタをフィルム上で削るのには細平刃を、車体上で削るのには楊枝を使いました。)
ちなみにキハ48セットに付属するインレタに収録されている車番等は、
 キハ48 301~304 ×3 前面用番号 301~304 ×3
 キハ48 1301~1303 ×3 前面用番号 1301~1303 ×3
 キハ48 517 520 526 529 531 535 541 542 547 553 555 559 ×3
 キハ48 1520 1524 1528 1530 1531 1534 1537 1539 1541 1545 1548 1550 ×3
 キハ48 ×6 バラ数字 1~0 ×15  JRマーク(白) ×8
です。

 
また、車体を眺めているとのっぺらぼうの臭気抜き窓が目に入ったので、50系客車に使ったくろま屋さんの臭気窓Hゴムインレタを貼ってみました。

 
仕上げに、信号炎管・台車排障器・床下エアタンク・タイフォン・幌を取り付け、標準で取り付けられていた白地の種別幕を紺地に交換しました。新製配置時を想定しているので、列車無線アンテナは未取り付けです。TNカプラーが白化してしまっているのが何ですが。orz
今回の製品は標準でヘッドライトが電球色、種別幕が白色で点灯しますので、光源の変更はしていません。
これで北陸本線と湖西線の2つのデッドセクションを行ったり来たりしていた懐かしいキハ48になりました。
それでは。<(_)>

TOMIX キハ40 2000形(広島色) 入線・整備

広島色のキハ47を手に入れると今度はキハ40が欲しくなり、中古品をポチッとしました。(^^;


8451 JRディーゼルカー キハ40 2000形(JR西日本更新車・広島色・M)と8452 JRディーゼルカー キハ40 2000形(JR西日本更新車・広島色・T)です。

 
黄色・茶色・クリーム色の塗り分けです。クリーム色部分は、もう少し白くても良いと思いました。

 
水タンクとクーラーのディテールです。

 
側面中央のサボ受けのモールドがありません。あと、ドア横のサボ受けの高さが高いです。
もともとサボ受けのモールドは目立たないですし、修正すると結構面倒なので放置します。

 
付属品リストと転写シートです。

 
前面方向幕の写真です。車両に取り付けられているものと、付属するものの写真です。
それでは付属品を取り付けていきます。

 
説明書ではタイフォンと信号炎管の取り付けが最初に書かれていますが、列車無線アンテナを取り付ける場合は穴開け用治具を使用すときに邪魔になるので、信号炎管を取り付ける前に列車無線アンテナの穴開けを行う必要があります。

 
幌枠はボディーを外して取り付けます。実車はトイレ側の運転台の方に取り付けられていたようです。
前面方向幕は、紺地の「普通」の方が馴染みがあるのでこれに取り替えます。
方向幕パーツを外すときは説明書通りに解放スイッチを解放位置に押すだけですが、取り付けるときは解放スイッチを解放位置にして、方向幕パーツを指の腹でボディーに押し込みながら解放スイッチを固定位置に引かないと上手く取り付けられません。慣れると簡単なのですが、最初は少し戸惑いました。


台車排障器については説明する必要がないですが、すこしダボの嵌め合いが固いです。
また、トイレタンクはM車とT車でパーツが異なります。

 
出荷時に部品の入れ間違えに気づいたのか、M車用のパッケージにはT車用のほかにM車用のトイレタンクが別袋で入ってました。M車用は取り付けダボの長さが長くなっています。試しにT車用のトイレタンクをM車に取り付けようとしましたが、ダボ穴が緩くて固定できませんでした。


最後に転写シートで車番を入れてできあがりです。(2004(T車)と21212042(M車)にしました。)
広島色は好きな塗色だったのですが、今では懐かしい色になってしまいました。
お茶でも飲みながら昔を偲びたいと思います。
それでは。<(_)>

MicroAce キハ47 更新車 山口鉄道部 灯火類整備

マイクロエース A-0711 キハ47 更新車 山口鉄道部の前照灯、尾灯のLEDを交換します。


そのままだと写真ではこんな感じですが、実際はオレンジ色がキツいです。
前照灯だけならともかく、種別表示窓もオレンジ色で光るのが頂けません。

 
交換作業を行うために、ライトユニットから基板を抜き取ります。


ついでにライトケースも分解します。
ライトケースの後部を後ろに引くと、写真のように分解できます。 
目的のヘッドライトレンズは、写真の真ん中の外したライトケースにくっついてきます。


ライト基板です。
表裏とも厚さ1.3mmの角形オレンジ色LEDが取り付けられています。
裏側(写真右側)のLEDが左に偏心しているのは、床板のライトスイッチとの干渉を避けるためです。


さて、LEDを白色LEDに取り替えます。
入手出来た厚さ2mmの角形LEDを試しに取り付けてみたところ、表側のLEDは問題なくライトケースに収まったのですが、裏側のLEDは床板に干渉して使えませんでした。そこで、裏側には白色のチップLEDを無理矢理取り付けることにしました。チップLEDは床板側のライトスイッチへの干渉を防ぐために、リード線を斜めに延ばしてこれにハンダ付けしています。


このままだと前照灯が色温度の高いHID灯のような感じになるので、ライトレンズに色を塗ります。
まず、分解したライトケースからライトレンズを外します。

 
マッキーのオレンジでライトレンズの光源側を塗ります。


組み立てて点灯試験をしました。
前照灯は電球色、種別窓は白色になりました。
尾灯については元からライトレンズが着色されているので赤色です。
前照灯と尾灯間に若干の光漏れがあるのですが、有効な手立てがなかったので放置しています。
これで今回の整備は終わりです。
それでは。<(_)>

MicroAce キハ47 更新車 山口鉄道部 入線・整備

中古品のマイクロエース A-0711 キハ47 更新車 山口鉄道部 4両セットを衝動買いしてしまいました。

 
厳密にはポップの写真が中身と違いますが、M社の製品なので突っ込まないことにしておきます。
種別表示等のシールは欠品でした。


編成は、<キハ47-1007 キハ47-102><キハ47-3501 キハ47-2503>で、各車の切妻側と102・2503番の運転台側にホロがつきます。台車は1007・102番がコイルばね式のDT22系(写真左)で、3501・2503番が空気ばね式のDT44系(写真右)です。台車が示すように3501・2503番は寒地仕様の元1508・507番です。(写真の車両はカプラーを交換しています。)

 
今回は定番のカプラー交換をしてみます。
写真はいきなり交換後の作例が混じっています。各写真の左から交換前、中央がTNカプラー(0374)に交換してプラ板の細切りのステーを追加したもの、右がTNカプラーとスカート(JC6352+PZ6252)に交換したものです。今回は右の姿にします。試しにやってみた中央が意外に良い感じで、これでも十分かなと思ったのですが、TNカプラーとスカートを調達済みだったので予定通り交換することにしました。

 
使ったパーツはこれです。
今回はこれらを細かくカットするので、薄刃ニッパーが必須でした。

 
まず、カプラーを切り詰めます。
1枚目の写真の黄色線で切断します。左右はTNカプラーの蓋にギリギリのところまで切り詰めないようにします。(TNカプラーの強度に影響します。)
それをひっくり返したのが2枚目の写真で、また黄色線で切り詰めます。


こんな形になりました。
なお、黄色丸印の箇所に若干の出っ張りがあったので、切れ味の良いカッターで慎重に削りました。

 
T車の場合はさらにジャンパ栓の上部も切り詰めます。
1枚目の写真の黄色線をカットすると、2枚目の写真のようになります。

 
スカートは両サイドを写真の黄色線でカットし、ステップ部分を分離しておきます。

 
このままカプラーやスカートを接着するとお辞儀をするので、床板をドライヤーで温めて、先端をちょっとだけ上に曲げておきます。写真の状態では曲げ過ぎです。温めているといきなり柔らかくなるので注意が必要です。
写真は順にT車とM車ですが、M車は曲げシロが少ないので曲げるのが難しいです。けど、短気は損気ですので気長にやりました。
T車、M車に共通ですが、カプラーの接着部分になる箇所は平らの方が良いので曲がらない様にします。

 
床板の曲げ加工の有無での比較写真です。1枚目がそのまま、2枚目が曲げ加工済みです。
車体とスカートの隙間がかなり違います。


床板を曲げたら、カプラーを床板に接着して、スカートをカプラーに接着します。
接着剤はすべて木工用ボンドを使っています。


次にステップを接着します。後々の分解整備を考えて床板に接着します。
写真はTOMIX製のキハ47で、位置はこれを参考にしました。


ステップは、適当にベースの左右を切り詰めればよいのですが、T車の場合、小さいステップは写真のように変則的な形に切り詰めます。

 
ステップを接着した後の写真です。接着は車体と床板を組んだままで行い、乾燥後に車体を外した状態で確認し、必要なら接着剤を足します。


運転台の反対側の連結器は、普通のTNカプラー(0374)をポン付けするだけです。

 
完成です。男前になりました。
TOMIX製のキハ40系に比べてM社製はお顔の後退角が大きく、スカートが前に出せないために、連結面間隔が狭くなり片幌が限界です。

 
ついでに側面のLED表示器をトレジャータウン製のTTP258-1 キハ58・40・183小パーツ集で増設します。1枚で2.5両分なので2枚必要です。パーツには、Mr.COLORの銀色で塗装してからタミヤエナメルのフラットブラックで枠内を塗り、エナメル塗料の溶剤ではみ出した部分を拭き取りました。
また、接着は木工用ボンドを使い、乾いてから濡れたティッシュで余分なボンドを除去しました。


これで整備は終わりです。シールは欠品でしたが前面の種別幕くらいは欲しかったので自作しています。
ヘッドライト用のLEDの交換等もありますが、今回はこのくらいにしておきます。
それでは。<(_)>

KATO クモハユニ64 入線

毎度今更の記事ですが、KATO 10-1446 クモハユニ64000(茶)+クハ68 420 飯田線 2両セットが入線しました。


下の箱は、これより前に発売された10-1315 クモハユニ64+クハ68 400 飯田線 2両セットです。
スカ色のクモハユニ64が発売されていたので、茶色のクモハユニ64の追加発売には驚きました。
付属品はどちらもジャンパ栓ランナーがひとつです。


左の茶色セットはクハ68 420が、右のスカ色セットはクハ68 412がお供です。
説明の必要は無いとは思いますが、クモハユニ64は1形式1車両ですので、どちらのセットも車番はクモハユニ64 000になります。

 
運転席側です。(クモハユニ64は両運転台車ですが便宜上・・・。(^^;)
クモハユニ64の向かって右窓上の通風口はどちらのセットも埋められた後の姿です。飯田線転属当初(茶色時代)にはガラリが残っていました。
また、クハ68については、それぞれ幌枠の有無が異なり、表情が大きく異なります。


連結面側です。幌と幌枠が灰色で一体成形になっています。

 
クモハユニ64の第2エンド側のヘッドライトとテールライトは点灯しませんが、ダミーレンズが入っており実感的です。

 
クモハユニ64の側面の比較です。それぞれ同じに見えます。

 
クハ68の側面です。こちらも同じに見えますが、床下機器が若干異なります。


屋根を俯瞰します。上2両が茶色セットで、下2両がスカ色セットです。

 
クモハユニ64について、実車に習って幌枠に色を入れます。
色を入れるといってもZ04F7953とZ04-7953のASSYパーツに交換するだけです。

 
こんな感じになりました。
茶色の幌枠については、車体の茶色と色の差がありますが、連結してしまうと気になりません。
なお、連結相手のクハ68については青い幌枠が正解ですが、適当なASSYパーツが見つかれば交換したいと思います。(色を塗ってしまえば早いのですが、面倒なので。(^^;)


あと、クモハユニ64の第2エンド乗務員扉後ろの窓(左右両側)については、室内側に木枠があったようです。(写真に茶色で書き込んでみました。)色はマホガニーブラウンが近いと思いますが、資料が潤沢ではないので時代によって異なるかもしれません。再現するなら、茶色っぽく色を塗った紙片を貼り付けるだけでも雰囲気は出せます。


実を言うと初めて作った鉄道模型のキットが無謀にもTAVASAさんのクモハユニ64なのですが、とてもお見せできるような出来ではなく、整った完成品が手に入るようになって、不器用な人間には良い時代になったと思います。それでもキットはキットで良いところもあるので、たまには何かに手を出すとは思いますが。(作っているときが楽しいんですよね・・・。)ちなみに作ったクモハユニ64のキットは大切に保管しています。
それでは。<(_)>

TOMIX ムーンライト九州 入線2

前回のセットBの導入に引き続き、98246 JR 14-200系客車(ムーンライト九州)基本セットと、98247 JR 14-200系客車(ムーンライト九州)増結セットが入線しました。セットBに比べてインパクト不足で売れ行きがよくないのか、高割引率でした。

 
基本セットのケースは8両の収納に対応しています。
付属品はカプラーポケット付きの台車枠が1個とジャンパーのランナー1枚(栓受・ジャンパーホース付栓受けが各3個)になります。
転写シートは、
 オハ14 201~8 ×3,オハ14 251~8 ×3
 スハフ14 201~4 ×3,オハフ15 201~3,251 ×3
 オハ14 20 ×14,オハ14 25 ×14,スハフ14 20 ×8
 オハフ15 20 ×4,オハフ15 25 ×4
 1~3 ×14,4 ×10,5~0 ×8
が収録されています。(セットBと同じですね。)

 
セットBと異なるのは展望車オハフ15の代わりにジャンパ栓受けの穴が開いているスハフ14が入っています。
ネットの動画や写真を見ていると、博多方、京都方のどちらのスハフ14にジャンパ栓受けがあったという決まりはないようですが、当社では京都方に設定する予定です。(多い少ないの傾向はあったのかもしれませんが、よくわかりません。)


実を言うと別に増結セットをもう1つ購入しており、セットBと合わせると全12両の導入となりました。4から8両で、いろいろと組み替えて運用する予定です。
それでは。<(_)>

参考記事:TOMIX ムーンライト九州 入線1

TOMIX ムーンライト九州 入線1

98274 JR 14 200系客車(ムーンライト九州)基本セットBが入線しました。
今回は展望室のついたオハフ15が入ったセットですが、晩年の展望室のない編成を再現した98246 JR 14-200系客車(ムーンライト九州)基本セットが、98247 JR 14-200系客車(ムーンライト九州)増結セットを伴い、先行して昨夏に発売されています。(増結セットは今回も再生産されています。)

 
4両セットですが、8両が収納可能です。付属品は写真の通りです。
転写シートは、
 オハ14 201~8 ×3,オハ14 251~8 ×3
 スハフ14 201~4 ×3,オハフ15 201~3,251 ×3
 オハ14 20 ×14,オハ14 25 ×14,スハフ14 20 ×8
 オハフ15 20 ×4,オハフ15 25 ×4
 1~3 ×14,4 ×10,5~0 ×8
が収録されています。
似たような商品でマイクロエース製の「リゾート’88白馬」があり、客車の車番は「スハフ14 21+オハ14 183+オハ14 184+オハフ15 12」ですが、
 スハフ14 21 → スハフ14 202
 オハ14 183 → オハ14 205
 オハ14 184 → オハ14 206
 オハフ15 12 → オハフ15 202 
のように後々に改造されているようで、当社ではこの車番を避けて付番する予定です。


ちなみに、先に発売された98246 基本セットの2両のスハフ14のうちの1両には、ジャンパ栓受とホースを取り付ける指示がありますが、今回の基本セットBのスハフ14には取り付けません。というか、車体に取り付け用の穴がありません。


編成例です。今回の基本セットBを使う編成は、博多←スハフ14 オハ14×4 オハフ15→新大阪 の6両編成となっていますが、ネットでは8両編成の動画しか見つけられませんでした。この場合、5号車(乗務員室は京都方)に栓受けのあるスハフ14がもう1両必要になるので、98247 増結セットのほかに98246 基本セットが必要になります。(違う組成もあったかもしれませんが、資料がなく不明です。)
(2020/05/12追記 5号車 栓受けなし,1号車 栓受けありの動画を見つけました。)
(2020/05/16追記 1・5号車 栓受けなし,オハフ15の車側の青ラインの形状が製品と同じ動画を見つけました。説明書通りの6両編成もありました。いろんなパターンがあるみたいですね。) 

 
妻面です。

 
屋根です。

 
側面です。1枚目が海側(瀬戸内海側)で、2枚目が山側(中国山地側)です。
追記:2枚目(山側)の写真を車両毎に回転させて見やすくしました。(2018/05/20)


床下です。


さて牽引機は何にしましょう。実車だとED76,EF81,EF65,EF66あたりでしょうか。
実際の運用はどうだったかわかりませんがDLでも似合うかもしれません。
(2020/05/12追記 ムーンライト八重垣をEF58-150(茶色)が牽引している動画を見つけました。) 
それでは。<(_)>

鉄道コレクション キハ54 500番代 TNカプラー化

鉄道コレクション 留萌本線最終列車セットのキハ54 500番台ですが、カプラーがダミーで、連結しようとするとスカートを外して台車マウントのアーノルドカプラーを使用するように指定されています。それではイマイチなので、スカート付のボディーマントTNカプラーを取り付けます。

 
ダミーカプラーを除去しても、TNカプラーを突っ込むには真ん中の2本のステーの間隔が狭すぎます。ステーとジャンパ栓を切り取って移設させても良いのですが、今回は試しに銀河モデル製のスカートを使ってみます。


スノープロウは製品に取り付けられているものを再利用します。嵌め合いが固い場合はスカートの取り付け部を少し削ったり、スノープロウの両端を削ります。なお、スノープロウを削った場合は、白化した箇所を黒色でタッチアップする必要があります。また、スノープロウを取り付けてみてスカートが歪んでいる場合は、温めて形を整えます。熱には強くない素材のようで、力をかけながらファンヒータの温風で温めると簡単に修正できます。


スカートをねずみ色1号で塗装して、つや消しを吹きます。このパーツは3Dプリンタで製作されているのか積層痕があるので、塗装の前にサーフェーサーかねずみ色を吹き、痕を浮き出させて表面をヤスリ掛けして整えておきます。特にスカート側面を処理する必要があります。

。
スカートができあがったらTNカプラーを当ててみて、当たりのある部分を整えます。TNカプラーは手持ちにあった0374です。ジャンパ栓を切除し、胴受けの外側をちょとだけ削りました。

 
今回は2両ともM車にします。付属の床下スペーサーは真ん中(M)を使います。

 
スペーサーとTNカプラーを取り付け(写真1枚目)、スノープロウを嵌めたスカートを接着剤で固定します(写真2枚目)。M車の場合は、TNカプラーはスペーサーのダボにそのまま取り付けます。もしT車に加工を施すなら、床板のダボが中途半端な位置になるので、ダボ穴を無視してTNカプラーを接着剤で取り付ける等のもうひと加工が必要になります。あと、今回は順序が逆になっていますが、動力ユニットの台車枠と床下機器については先に取り付けておく方が良いです。


車体をかぶせたときに当たりのある部分を削ります。車体の窓ガラスパーツと床板のどちらかを削れば良いですが、今回は窓ガラスパーツを削りました。

 
車体をかぶせて出来上がりです。連結間隔も実感的になりました。
今回はサードパーティー製のスカートを使いましたが、思いのほか高価で入手性も悪いので、コストパフォーマンスを考えると、次があるなら付属のスカートを加工すると思います。
それでは。<(_)>