(3日目その1/2へもどる) 名寄駅から約3時間で稚内駅に着きました。 対向列車の遅れで少し遅れて到着しています。 折り返しは64Dサロベツ4号になります。 ホームの旭川方と車止めを撮った写真です。夕張駅と同じく1面1線の棒線駅です。 稚内駅の時刻表です。 普通列車は出発が1日4本、到着が1日3本で、地域の交通手段としては崩壊している感じです。 この路線は1日3往復の特急が最後の頼みの綱ですね。 車止めは駅舎の外にもあります。以前はここが本当の車止めの場所だったのでしょう。 大昔はこの先に見える北防波堤ドームの駅まで線路が延びていたそうです。 稚内駅の駅舎です。私の昔の記憶とは大きく違っています。 有名な北防波堤ドームまで歩いてもそれほど時間は掛かりません。 設計は道庁の無名の技師さんということですが、なかなか素敵な建築物です。 昔はここに駅が有り、樺太行きの船が出ていたらしいです。 後で行く予定の山の上にある稚内市北方記念館で、当時の写真を見ることが出来ます。 以前は蒸気機関車が展示されていたようですが、今は動輪だけです。 さすがに場所が悪いですね。(潮風が・・・。) このあと、稚内駅前ターミナルから観光バスに乗りました。 稚内Bコースです。乗車率は1/3くらいでしょうか。 再び防波堤ドームにやって来ましたが、車窓見学の予定が下車観光になってます。 続いて開基百年記念塔内の稚内市北方記念館を見て回り、塔の展望室に上がりました。 写真は稚内駅と宗谷岬方向です。 次はその宗谷岬まで行きます。 最北端の宗谷岬にやって来ました。 風が強いし寒いです。 強風のため、向こう岸の利尻空港は本日のフライトがキャンセルになったらしいです。 最北端の公衆トイレ? 寒いはずです。お土産屋の温度計は11.0℃です。 コートが欲しいくらいです。 最後にノシャップ岬に戻ってきました。 ここに来るのにノシャップ岬の東海岸を通ってきましたが、普通に鹿が道沿いに群れていたのには驚きました。農作物の被害とかがひどそうです。 稚内駅に戻ってきました。 ツアーが予定より早く終わったので、18:04発の4330D名寄行きに間に合いました。 写真は南稚内からの回送列車(回4327D?)です。これが4330Dになります。 キハ54-513でした。 稚内駅に着いたときに撮り忘れた車止め方向の写真です。 現時点の最北端の線路です。 発車して3分でお隣の南稚内駅に到着しました。 ここで4330Dとお別れです。 乗務員さんが交代したようで、お向かいのホームに渡って撮影する時間がありました。 旭川方と稚内方です。稚内方面に車庫があるのですが、カーブの先なので見えません。 みどりの窓口がある駅ですが、残念ながら営業時間外でした。 ただし窓口の案内には、石見川本駅のように手書きでコソッと書き直した跡はありません。 宿はこの駅の近くなのですが、さらに南に30分ほど歩きます。 国道40線沿いになりますが、最北のマクドナルドがあります。 バスで行くなら、最寄りのバス停は潮見3丁目です。 今日の晩ご飯はマクドナルドにしましょう。 明日は海を渡ります。 (4日目その1/2へすすむ)
2018年6月24日のアーカイブ
北海道’18.6 3日目 名寄・稚内編 1/2
(2日目その3/3へもどる) 3日目になりました。世の中的には日曜日です。 朝の旭川駅です。雨は止みました。 5:40です。稚内方面への6:03発の始発列車321Dに乗ります。 列車はすでに入線していました。 列車は2両編成で、先頭のキハ54が稚内行きで、後ろのキハ40が名寄止まりとなります。 旭川駅を出て何駅か停まると比布駅です。駅舎が昔よりグレードアップしています。 一昔前にとある製品のCMで有名になった駅です。 車窓は大体こんな感じですが、途中の塩狩峠は山の中といった感じです。 塩狩駅で行き違いです。 途中の士別駅は珍しくハイグレードな駅でした。名寄駅までもう一息です。 名寄駅手前の車窓から見えるキマロキ編成です。 名寄駅で降りてこれを見に行きます。 名寄駅に7:46着です。321Dはここで分割され、4323Dとなります。 ちなみに4323Dは、幌延駅で4325Dと再び列車番号が変わります。 名寄駅の駅舎です。 キマロキ編成は北国博物館の屋外展示となりますので、そちらに向かいます。 旭川駅の方に向かって歩いて行くと途中に跨線橋がありました。 寄り道をしてその上から撮った名寄駅です。 昔は名寄本線と深名線が乗り入れていたのですが、廃線になってしまいました。 深名線は好きな路線だったので廃線は残念でした。(大赤字路線でしたが・・・。) こちらは旭川方を見た写真です。 右の線路は宗谷本線ですが、左の車止めの先は昔の名寄本線でしょうか。 北国博物館に行く途中で踏切を渡りますが、踏切の道路標識が電車でした。 何だか違和感があります。 寄り道をしなければ名寄駅から15分くらい歩くと到着です。 看板を避けてもう1枚。 キマロキ編成は旧名寄本線の線路上で無料開放されています。 前から59601です。 マックレー車(掻き寄せ車)のキ911です。 ロータリー除雪車のキ604です。 後補機のD51 398です。 しんがりはヨ4456です。ということは、正確にはキマロキでは無くキマロキヨというのかな。 とりあえずこんな綺麗な状態で残っていることが奇跡ですね。ありがたいことです。 北国博物館の開館の9:00までキマロキ編成を撮影し、名寄駅発の列車の時間との関係で館内は35分くらいで見て回りました。内容は北海道やこの付近の風土や歴史の解説・展示になりますが、1時間以上は欲しかったです。 名寄の年間の寒暖差が78℃というのは驚きでした。 キマロキ編成付近から帰り際に撮った62Dサロベツ2号です。 北国博物館は宗谷本線のすぐ側です。 名寄駅に戻って札幌駅から来た51D特急宗谷で稚内に向かいます。 編成は、稚内1号車←キロハ261-202 キハ260-202 キハ260-102 キハ261-102でした。 車内はほぼ満席のようです。 途中の車窓はこんな感じだったり、林の中だったり、変化が無くちょっと飽きました。 ここまで名寄駅から2時間足らず。稚内駅に近い豊富駅です。 石油くさい温泉で有名な豊富温泉があります。かつて入浴と宿泊のために訪れたことがあります。 あと40分で稚内駅に到着です。 (3日目その2/2へすすむ)