TOMIX キハ48 500・1500番台 0・1000番台化

キハ48 0番台(便所あり)と1000番台(便所なし)は製造両数があわせて10両であり、100両以上も製造された500・1500番台に対して少数派で、TOMIXでは500・1500番台は製品化されましたが、さすがに0・1000番台は製品化されていません。しかし双方の実車写真を見比べても車体構造は同じに見え、違いと言えば、0・1000番台の台車はDT22系で、500・1500番台はDT44系であることくらいです。そこで、TOMIXから発売されてるキハ48 500・1500番台について、台車を交換して0・1000番台に仕立ててみたいと思います。


必要になるものは、
92163 国鉄キハ48 500形ディーゼルカーセット,
0433 DT22N形動力台車×2箱,0074 DT22E形台車×1箱
です。

 
早速、台車を交換します。1枚目の写真が交換前で、2枚目が交換後です。


車番はキハ48 4とキハ48 1004にしました。いずれも新製時に敦賀区にいた車両です。
なお、付属のインレタを下記のように組み合わせて転写しています。
 ・「キハ48 517」の「17」を削って転写し、「5」を消して「4」を転写
 ・「キハ48 1524」の「52」を削って転写し、「0」を2つ転写
(インレタをフィルム上で削るのには細平刃を、車体上で削るのには楊枝を使いました。)
ちなみにキハ48セットに付属するインレタに収録されている車番等は、
 キハ48 301~304 ×3 前面用番号 301~304 ×3
 キハ48 1301~1303 ×3 前面用番号 1301~1303 ×3
 キハ48 517 520 526 529 531 535 541 542 547 553 555 559 ×3
 キハ48 1520 1524 1528 1530 1531 1534 1537 1539 1541 1545 1548 1550 ×3
 キハ48 ×6 バラ数字 1~0 ×15  JRマーク(白) ×8
です。

 
また、車体を眺めているとのっぺらぼうの臭気抜き窓が目に入ったので、50系客車に使ったくろま屋さんの臭気窓Hゴムインレタを貼ってみました。

 
仕上げに、信号炎管・台車排障器・床下エアタンク・タイフォン・幌を取り付け、標準で取り付けられていた白地の種別幕を紺地に交換しました。新製配置時を想定しているので、列車無線アンテナは未取り付けです。TNカプラーが白化してしまっているのが何ですが。orz
今回の製品は標準でヘッドライトが電球色、種別幕が白色で点灯しますので、光源の変更はしていません。
これで北陸本線と湖西線の2つのデッドセクションを行ったり来たりしていた懐かしいキハ48になりました。
それでは。<(_)>