山陰めぐり旅行の2日目(その2)です。 この駅はJR西日本管内で一番標高が高いところにある駅ということです。 写真で見る通りのかなり綺麗な駅舎です。 時刻表です。奥出雲おろち号がなければ1日3往復の超閑散線区ということがわかります。 国道を出雲坂根駅方面に向けて歩き出します。 すぐに分水嶺が見えてきます。歩いていると山になっているのが分かります。 こんなところから江の川に流れているんですね。 トンネルを抜けつつ10分ほど歩いて車窓から見えた赤い大きな橋を渡ると、右手に道の駅が、正面に「奥出雲の彫刻美術館」が見えてきます。横断歩道の先の道が広くなっているところはバス停です。 平家平展望台という大きな看板が上がっていたので、看板の下のそれらしい階段を降りてみます。 急な階段を降りた先の展望台からの眺めです。orz さあ、次に行きましょう。ww 道路を渡って道の駅に行きます。ふつうの小規模な道の駅と行った感じです。 十割そばを売っていたのですが荷物になるのでやめました。公共交通機関で移動すると、どうしても持ち物の量に制限が掛かるのが難点です。宅配便で送ってくれるのならお土産を買い込んでも良かったのですが、クルマが主体の道の駅では、そんなサービスも望めません。 道の駅の裏手にある橋を渡ると道路の反対側の「奥出雲 鉄の彫刻美術館」に行けます。 入館無料ということで入ってみます。 「レストランは、休店いたします。」 何か嫌な予感がします。無料でなければここで踵を返していたと思います。 ・・・。 何があるかは入って確認して下さい。屋外展示のオブジェと同じものが並んでいるだけなのですが。 私のセンスとは合わなかったです。 気を取り直して上の方に見える展望台らしき建屋に行ってみます。 頑張って登ってみると、なかなかの良い眺めです。どうやら平家平展望台はこちらだったようです。まあ、歩いてくる人が少ないので道路上の案内看板がドライバー向けに作られているのは仕方がないのですが、先ほどの私のように間違える人もいるのではないかと思います。(負け惜しみです。(^^;) 展望台に行くのに谷への階段を降りることに何の疑問も抱かない自分もどうかとは思いますが・・・。 この展望台までの途中で道が分かれていましたので、案内看板はありませんが行ってみます。 階段やベンチが整備され散策路のようです。 しばらく進むと・・・、行き止まりでした。オイっ!=3 どうも今日は運のない日のようです。 失意の中、先ほどの展望台でしばらく待っていると、備後落合駅で折り返して来た木次行きの奥出雲おろち号がやってきました。ちょっと遠いですがコンデジでも10倍以上の望遠があればそれなりに撮れます。写真は距離感を出すのに倍率を落として写しています。奥出雲おろち号からの眺望ポイントでもあるので、列車はゆっくり走っていますから、シャッターチャンスを逃すこともないと思います。 ちなみに、木次線の列車の通過時刻は、道の駅の休憩スペースに掲示してありました。 さて、急いでバス停に移動すると、間もなく出雲坂根駅を通るバスがやってきました。 乗車して、バスでぐるぐるとおろちループを下ります。列車で15分くらいかかる区間が数分で通過でき、その威力を思い知らされます。 バスです。ちゃんと緑ナンバーでした。 (その1へもどる) (その3へつづく)