山陰めぐり旅行に行きました。その1日目です。 後藤総合車両所見学ツアーに申し込むことができたので、参加してきました。 米子駅へ行くために特急やくも3号に乗ります。指定席はガラガラでした。 時刻表からはL特急の表示が消えていますが、ヘッドマークにはL特急マークが残っています。 まず、午前中の扇形機関庫見学オプションです。米子駅の改札前で10:30に集合です。そのまま職員さんに先導されて、一般道を5分ほど歩いて入口に到着です。写真は手作り感あふれるシンプルな看板です。 写真が分割になっていますが、扇形車庫はこんな感じです。 米子駅に来ると遠目に見えていていつも気になってので、間近に来られて嬉しいです。 JR西日本の扇形車庫は津山と西大路とここの3箇所ということですが、そのなかでも、現役で使用されているのはここだけという、貴重な施設です。 ちなみに私は扇形を「おおぎがた」と読んでいましたが、職員さんは「せんけい」と言っておられたので、それが正解なのでしょう。 中にはいろいろな車両が留置されていました。 キヤ143がいましたが、ラッセルヘッドは見当たりませんでした。 奥出雲おろち色の機関車がいましたが、今日は木次線でお仕事中のはずなので予備機だと思います。 DE15のラッセルヘッドはおいてありました。キヤ143が導入されてきましたので、近々には廃車になるだろうとのことでした。 2枚目の写真は蒸気機関車時代の名残の煙抜きの穴です。煙突自体は撤去されているようにみえました。 扇形車庫内の部屋で紹介ビデオを見た後、転車台の向こうの検修庫を見に行きました。普段は仕業検査や交番検査が行われているということですが、今日は土曜日と言うことで残念ながら検査の様子を見ることができませんでした。(普段は平日に見学を実施しています。) というこで、約1時間半の見学が終わりです。 ここは正式には後藤総合車両所の運用検修センターというらしく、毎日の清掃・点検・整備を行う技術面の最前線です。午後の後藤総合車両所の見学とセットでの参加がお勧めです。 写真はおまけですが、お昼寝中のキハ121のトップナンバーです。 近くのイオンで昼食を取り、午後からは後藤総合車両所の見学になります。 写真は米子駅で撮った境線のおなじみの鬼太郎列車です。 米子駅から境線で2つめの富士見町駅にて集合です。 普段は13:30の集合のようですが、今日は土曜日(土休日ダイヤ)と言うことで、13:35着の列車が指定されました。 最初に紹介ビデオを見てから見学開始になります。 古い事務所棟の前を通り、最初に案内されたのがミニサンライズです。イベントでは人気者だそう。 こちらは本物の車両のHOT7000系の先頭車です。車番はHOT7015でした。 一畑電鉄の新型電車7000系も造っているとのこと。 今日は特急やくもの381系が入場して来たと言うことで、見せてもらえました。 機器箱の蓋が外してあり、箱の中を間近で見ることができました。 見学の途中で見えた車両所の門です。ここから車両が出入りするそうです。 車両所の境港方にあります。 後藤総合車両所では、車両が部分毎に分解されて検査を受けます。 JR西日本の気動車のエンジンはすべてここで検査を受けるということです。 この車両所自体が古いので、所内には古い時代のものが結構残っているとのこと。 最後は個人的に大好きなキ100です。ないこともないのですが、内部に入れるところは珍しいです。 縁の下の力持ち的なお仕事を拝見させて頂き、車両所の見学は15時半位に終了しました。 このままJRで出雲市駅の2つ手前の荘原駅に行って宿に入る予定でしたが、経路を変更して、松江しんじ湖温泉駅から電鉄出雲市駅を一畑電鉄で移動しました。もう少し時間が早ければ、途中で降りてぶらぶらしたのですが残念です。 JRの出雲市駅に着いて明日のきっぷを買った後、荘原方面への列車の時間までホームにいると、サンライズエクスプレスが東京に向けて発車するシーンを見ることができました。 宿のある荘原駅に着く頃には日もとっぷりと暮れてしまいました。 明日は木次線に行きます。 (2日目へつづく)