前回入線したKATOの581系よりもさらに発売から時間が経ってしまいましたが、同じくKATOの583系が入線しました。 導入した構成は、 10-1237 583系 6両基本セット 10-1238 583系 モハネ2両増結セット 2箱 10-1239 583系 3両増結セット になります。 発売からしばらく経っていますので、さすがに中古店や定価店をさまよって入手することになりました。 このKATOの583系は人気があるようで、中古品でも値段が下がっていませんでした。 付属品は581系セットと同じく、行先表示シールとトレインマーク変換用ドライバーのみとなります。 (シールは基本セットと3両増結セットに1枚ずつ付属しています。) 車番は、基本セットがクハネ583-21,モハネ582-96,モハネ583-96,モハネ582-83(M),モハネ583-83,クハネ581-17、2両増結セットがモハネ582-98,モハネ583-98、3両増結セットがサロ581-8,サシ581-24,サハネ581-46です。 始めに当社標準の2M化を行います。M車化する2両増結セットのモハネユニットは元々後期車(モハネ582-91,モハネ583-88以降)ですが、モハネ582の動力ユニットASSYは前期車の床下形状なので相方のモハネ583の床板も前期車(モハネ580のASSY)にします。また、元々の動力車であるモハネ582-83(前期車)の相方のモハネ583-83が後期車の床板になっていますので、あわせて前期車の床板に交換しておきます。 1枚目がM車化するモハネユニットのモハネ582/583-98で後期車です。2枚目が元々のM車のモハネユニットのモハネ582/583-83で車番から言うと前期車ですが、なぜかモハネ583が後期車の床板になっています。 M車化および床板交換後のモハネユニットです。モハネ582/583とも床板が前期車になりました。 M車化に伴い車番を変更します。具体的にはモハネ582/583-98を87番以前に変更します。 581系時と同じく車番の変更にはくろま屋さんのマスクインレタを使い、その上にくろま屋さんのマット銀の車番インレタを貼りました。581系と同じく、残したモハネ等の文字に比べてインレタの車番が白っぽくなりすぎました。いい方法が見つかり次第、やり直したいと思います。 次にトレインマークを変更します。元々は「はつかり,はくつる,雷鳥,明星」がセットされていますが、東北特急での運用を予定していますので、別売りの「はつかり,はくつる,ゆうづる,みちのく」に交換します。 交換後のトレインマークです。左の「はくつる」は元のトレインマークに収録されていましたが、右の「ゆうづる」が交換によって追加されました。 続いてスノープロウの取り付けですが、ASSYパーツの台車からスノープロウだけを取り外して、クハネ581と同様に取り付けようとしたのですが・・・。 クハネ583の台車ですが、スノープロウが取り付けられるようにはなっていませんでした。幸い台車の形状は(模型として)クハ165と同じようなので、台車ごと交換して事なきを得ました。 左がスノープロウの取り付け後で、右が取り付け前です。やはりスノープロウが少し薄い気がしますね。 最後にシールを貼ります。 付属のシールの収録内容は (側面行先表示) はつかり 上野行,青森行 各18 はくつる 上野行,青森行 各18 雷鳥 大阪-富山,富山-大阪 各10 明星 新大阪行,西鹿児島行 各18 (号車サボ) 1~13 各6 です。今回は「はくつる 青森行」を選択しましたが、行先表示は1シートで最大9両分しかありませんので、13両フル編成の場合は基本セットと3両増結セットの両方のシールを使わないと足りません。 シール貼り付け前の状態になりますが、あらかじめ種別サボが印刷されています。 貼り付け後の写真です。説明書にはシール枠の内側をカットするように指示がありますが、さらに内側に切り込まないと方向幕のHゴムやサボ受けモールドへの収まりが悪いです。 これで583系の整備が完了です。写真では見にくいですがクハネ583には常磐無線アンテナが表現されています。一方、サロ581のラジオアンテナは表現されていません。ラジオアンテナはTOMIXのサロ581でユーザー取り付けパーツになっていますが、その有無の真偽のほどは不明です。 今回の整備でTOMIXも含めた581/583系の整備がやっと終了ました。動き出して全部で2ヶ月くらいの長丁場で、疲れ目に苦労しました。まぁ、最もしんどかったのはTOMIX車へのN小屋さんの室内シート貼りなので、今回のKATO製の581/583系の整備はかなり楽に感じました。(^^)