発売からしばらく経ってしまいましたが、KATOの581系が入線しました。 導入した構成は、 10-1354 581系 7両基本セット 10-1355 581系 モハネ2両増結セット 10-1238 583系 モハネ2両増結セット 10-1239 583系 3両増結セット になります。 「10-1355 581系 モハネ2両増結セット」と「10-1238 583系 モハネ2両増結セット」はどちらか一方だけで良いのですが、差し替えて遊びたかったので両方を導入しました。 付属品は実質的に行先表示シールのみで、買ってすぐに遊べるようになっています。 (シールは基本セットに581系用が1枚,3両増結セットに583系用が1枚付属しています。) ちなみに増結セットの車番は、 10-1355 581系 モハネ2両増結セット モハネ580-4,モハネ581-4 10-1238 583系 モハネ2両増結セット モハネ582-98,モハネ583-98 10-1239 583系 3両増結セット サロ581-8,サシ581-24,サハネ581-46 です。 最初に当社標準の2M化を行います。モハネ580-11をM車に、モハネ581-11はそのままです。また、向日町運転所のモハネ582,583は前期車(モハネ582-87以前)が多かったと思うので、あわせて写真の通りに床板を入れ替えて583系2両増結セットも前期車にしてしまいます。(製品のままでは後期車です。) 583系の増結セットの車番は青森運転所のものと思われ、床板を前期車にした増結セットも含めて編成の半分くらいは修正を掛けなければいけません。 車番の変更にはくろま屋さんのマスクインレタを使い、その上に車番インレタを貼ります。マスクインレタの使用感は良好でした。一方、車番インレタは同じくくろま屋さんのマット銀のインレタを使いましたが、残したモハネ等の文字に比べて車番の数字が白っぽくなりすぎてイマイチでした。メタリック銀にすると少しはマシになりますが、やはり色味が合いません。これは今後の検討課題にしたいと思います。 次にトレインマークを変更します。元々は「雷鳥,有明,金星,彗星」がセットされていますが、これを変更します。 昔と違って変換マークはベースに直接印刷されてますが、Mr.カラーの薄め液で比較的簡単に落とせます。このとき、ギヤ部が脆弱なので力を掛けて破損させないように気をつけて下さい。 トレインマークはホワイトラベルに印刷して貼り付けます。 こんな感じで貼り付けます。ポイントはベースの端でラベルシールを折り返すことで、裏に折り返したラベルシールが影になって見えることはありませんでした。 (485系での製作例はこちら。(←クリックして下さい。)) マークはちょっとマニアックに「雷鳥,彗星,銀河,日本海」にしました。50Hz区間も走行する「日本海」での運用時は、別に導入した583系の編成からモハネユニットを拝借してくることにします。(サロネ581のない、なんちゃって編成ですが。(^^;) 続いてスノープロウの取り付けです。メーカーの誘いに乗ってクハ165のASSYパーツを買ってしまいました。 ASSYパーツの台車からスノープロウだけを取り外して、クハネ581の台車に取り付けるだけです。(模型的にはクハ165とクハネ581の台車は同じものを使っているように見えるのですが・・・。) 左がスノープロウの取り付け後で、右が取り付け前です。スノープロウが少し薄い気がしますが、足回りが締まった感じになります。 いよいよシールを貼って魂を込めます。 基本セットに付属のシールの収録内容は (側面行先表示) 雷鳥 大阪-富山,富山-大阪 各14 有明 門司港-西鹿児島,西鹿児島-門司港 各14 金星 博多-名古屋,名古屋-博多 各14 彗星 宮崎行,新大阪行 各28 (種別サボ) 特急 56 (号車サボ) 1~12 各6 です。今回は「彗星 宮崎行」を選択しました。 シール貼り付け前の状態ですが、基本セット,581系増結セットが手前、583系増結セットが奥になります。583系増結セットだけにはあらかじめ種別サボが印刷されています。 こうして見ると581,583系は方向幕が大きいので、やはりシールを貼りたくなります。 貼り付け後の写真です。説明書にはシール枠の内側をカットするように指示がありますが、さらに内側に切り込まないと貼り付け時の収まりが悪いです。 これで整備が完了しました。KATO製がTOMIX製に比べて良いと思うことは取り外しの出来る寝台パーツがあらかじめセットされていることで、増備車がTOMIX製ではなくKATO製になったのはN小屋さんの寝台・カーテンパーツを取り付けるのが懲り懲りだったからです。www