KATOから新型のカプラーがパーツ発売されたので、以前に入線済みの115系300番台(横須賀色)のカプラーを交換してみました。 発売されたのは、「11-730 KATOカプラー密連形#2 新性能電車用・長」と「11-731 KATOカプラー密連形#2 新性能電車用・短」になります。要は飯田線シリーズの製品に採用されているような連結下に鉤のないタイプのKATOカプラーです。 説明書きによると、今回は115系の運転台側が「長」、それ以外(荷物電車を含む)に「短」を使います。 長・短の違いは写真の通りです。突き出し寸法が若干違いますね。 あらためて今回の整備対象となる車両たちです。 KATO 10-1271 115系300番台 横須賀色 4両基本セット KATO 10-1272 115系300番台 横須賀色 4両増結セット KATO 4862-1 クモニ83 800番台 横須賀色(T車) KATO 4867-1 クモユニ82 800番台 横須賀色(M車) になります。 作業を容易にするために台車を外して交換しますが、スナップオンタイプなので簡単です。トイレ流し管がある車両のカプラ受の取り付けは、流し管側のツメを嵌めてから反対側のツメを嵌めるようにすると比較楽に取り付けができます。 運転台部分はボディーとスカートも外す必要がありますが、各所の破損に気をつけましょう。 115系です。中間連結部分も交換しましたが、とりあえず見た目の効果を期待してる運転台部分です。各写真の右もしくは奥が交換後です。スカートが連結器と同じく黒いので違いがよくわかりませんね。 荷物電車です。手前が交換後です。こちらもスノープロウが連結器と同じく黒いので違いが目立ちません。 これでは自己満足以外の何物でも無いですが、それでもTOMIXのTNカプラーと同様な仕様ですので、スカート等の周囲の色が明るい色の車両だったりすると連結器下に鉤のない構造は見た目に有効だと思われます。 写真は先日入線した289系くろしおですが、連結器下の鉤が電連になってくれれば言うこと無しです。ほかにサンダーバード、サンライズエクスプレス、221系や223系等、KATOカプラー密連形の見た目の弱点である連結器下の鉤を何とかしたい車両がいくもありますので、既発売の製品に対応した今後の展開を期待したいと思います。