KATO 阪急 6300系 標識灯修繕,整備

今回はKATO 10-1243 阪急 6300系(旧社紋)に行先シールを貼り付けたので、ついでに以前に行った修繕及び整備の紹介です。

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まずは修繕からです。
このモデルはかなり以前に発売されていたものの再生産品で、そういうこともあってか本来は標識灯が点灯しません。が、写真ではちゃんと点灯しています。というのも光りモノの販売や改造をしている、とある模型屋さんで点灯化改造をしてもらいました。ところが点灯しているとわかりませんが、灯火類の明かりを落としてみると・・・。

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もともと標識灯部分はモールドで塞がれているのですが、導光材を通すために開けた穴のセンターがかなりずれており、両先頭車の6350と6450の向かって左の標識灯のライトリムが破壊されています。また、6450の向かって右側の標識灯のセンターも若干ずれているようです。

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標識灯部分の銀色のパーツをASSYパーツで買い直すと、ボディーを丸ごと買うことになって1両あたり1,600円もすることがわかり一気に鬱になりましたが、気を取り直して自前で何とかすることにします。
とりあえずプラ棒を細く伸ばしたもので標識灯のずれた穴を塞いでしまい、再度開口します。ただ、6350の向かって左側の標識灯はライトリムの外側まで削られており、穴を塞いだ後、デザインナイフでコリコリとライトリムの彫刻をする羽目になりました。

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なんとか標識灯のセンターに穴を開け直すことができました。タッチアップにはガイアのライトステンレスシルバーを使用しました。拡大するとアレですが、元の状態よりはマシになったようです。どんな風に作業をすればあんなに派手に穴がずれるのか不思議でなりません。(TT)

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次に整備ですが、標準では貫通幌が取り付けられていないので、グリーンマックスの貫通幌を取り付けています。接着は木工用ボンドで行っています。

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連結面は写真の通りになりました。もともと台車マウントのKATOカプラーが採用されており、間隔は多少広いのですが、幌を取り付けることで締まって見えますのでお勧めです。

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また、ドアレールの表現をインレタで行っています。でんしゃふぁくとりーの汎用ドアレールインレタA(I-001)を使用しました。

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1枚目が転写前で、2枚目が転写後です。今回の再生産ロットは靴づり部分に銀帯が印刷済みとなっていますが、残念ながらドアレールは表現されていません。インレタの転写は手間ですが、転写後は縦横に銀色が入ってらしくなります。

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最後に行先表示シールの貼り付けです。種別は、特急,通勤特急,試運転,回送が、行き先は、梅田,河原町が収録されています。また、電話コーナーマークも収録されています。種別と行先のシールについては説明書に「印刷面いっぱいにカットしてください。」と書いてありますが、その通りにするとシールが表示器のモールド内に納まらず不格好になりますので、文字をイジメない位で少し小さめにカットすることがコツです。また、本来は四隅にRを付けるべきですが、そんな神業みたいなカットはできませんので、デザインナイフで直線状に刃を入れて、八角形状に切り出せば良いと思います。

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前面は向かって右側が種別表示で、側面はどちら側も向かって左側が種別表示となります。
行先シールを貼るのは手間(不器用なので約2時間仕事・・・)ですが、貼り付けると男前になります。デビュー時にあこがれた姿が蘇りますね。京都線ということで特急河原町行きにしています。
今日のところはこれでおしまいです。心残りは種別灯が緑色掛かって電球色に見えないことで、そのうちLEDをちゃんとしたものに取り替えたいと思います。このモデルに標準で装備されているヘッドライトのLEDはきれいな電球色なんですが・・・。何だか高い勉強代を払わされた気分です。orz