KATO 285系 サンライズエクスプレス 室内灯LED化,ヘッドライト・テールライト高輝度LED化

保有するKATO 285系 サンライズエクスプレスですが、オプションで用意されている室内灯(11-207(7両分))は電球光源ですのでこれのLED化と、旧ロット品のためヘッドライトがオレンジLEDですので電球色LEDに取り替えます。ついでにテールライトLEDも高輝度化します。

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白い部品が光源ユニットで、この中に電球が入っています。白いケースから光源の電球を抜き出します。

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抜き出した電球です。

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電球を抜き出して空になった白いケースの中に収まるようにユニバーサル基板をかまぼこ形にカットし、電球色LED2個とチップ抵抗1個を半田付けします。1枚目の写真が部品類を半田付けした基板で、2枚目の画像が回路図です。電球色LEDは秋月電子通商でウォームホワイト色LEDという名称で販売されていたものを使用しました。

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基板のLEDの反対側へ伸びるように細いワイヤーを半田付けしてできあがりです。これをケースに収めます。フル編成だと14個作ることになりますが、米粒のような部品を半田付けしていくのは何かの修行のようでした。

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次にライトユニットのLEDを高輝度LEDに交換します。1枚目の写真がLEDを交換したライトユニットです。ライトユニットの上のLEDが電球色、下のLEDが赤色です。2枚目の写真の透明のプリズムのフォグランプ部分にクリアイエローの塗料を塗ります。また、赤色のプリズムの先に透明のプリズムとの遮光用のために銀色の塗料を塗ります。プリズムに遮光用の塗料も塗ってみましたが、透過光量の減少やプリズム自体の脆化がみたれたのでやめた方が良いようです。塗料の種類に依るのかもしれませんが。以後は遮光目的の着色はしないつもりです。

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フォグランプの色ですが、非点灯時も黄色だったのかクリアイエローを塗ってから気になり出したので、撮りためた実車の写真を漁ってみました。確かにフォグランプは非点灯時でも黄色です。

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施工の結果ですが、まず、室内灯です。1枚目の写真が交換後の光り具合です。明るすぎず暗過ぎず、良い感じの雰囲気です。2枚目の写真は実車の室内です。

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次にヘッドライトとテールライトですが、まず交換前の光り方です。テールライトはともかくヘッドライトが6灯ともオレンジ色です。実車は屋根2灯と下外側2灯が電球色、下内側2灯が黄色です。

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交換後のヘッドライトとテールライトの光り方です。ヘッドライトは下内側2灯が黄色く光っています。画像ではわかりづらいですが、実際はもっときれいに黄色く光っています。テールライトも画像では白潰れしていますがきれいに光っています。
なお、この状態で灯火類の常点灯が効くのですが、初めに各車両に1μFのコンデンサを入れて実験したところ常点灯が効かなくなったので撤去しました。また、前進時にテールライトがちらつくこともないのでサージキラーも入れていません。

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おまけですが先頭車両のばらし方です。なぜか簡単にパカッと分解できなかったので、参考に記録を残しておきます。
まず、前の台車を外して車体と床板を分離します。このときスカートが強度的なウィークポイントになりますので、スカートに指をかけないように気をつけます。

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次に、からし色の室内部品と灰色のライトユニットを1mmほど後ろにずらし、先頭の空いた隙間に指を入れ、ライトユニットを爪で引きずり出すように抜き出します。

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そうするとボディーと中身が分離します。慣れないうちは壊さないようにそっとやる必要があります。
今回の整備の中で、このクハネ285の分解が最も難易度が高い作業でした。