当方では、KATOの485系300番台セット(とモハ484-600番台のASSY組立品)と485系初期形<雷鳥>セットを組み替えて300番台の方は1980年頃の青森運転区風に仕立てているのですが、標準ではトレインマークに大好きな「はつかり」が収録されていません。しかもトレインマーク変換装置485系300番台用(国鉄・イラスト)(11-325)を買ったとしても、同じく大好きな「白鳥」と共存ができません。ということでカラープリンターで自作してみることにします。 ※今回の485系300番台は新仕様のものです。
これが標準のトレインマークで、「ひばり」「白鳥」「ひたち」「しらさぎ」が収録されています。
自作トレインマークのベースとするために、共通部品として販売されているトレインマークを買い足しました。
あらかじめパーツに直接印刷されているマークをMR.カラーの薄め液で消してしまいます。
なお、トレインマーク部の反対側の細いギヤ部やトレインマーク部とギヤ部の継ぎ目部分がかなり壊れやすいので、取り扱いには注意してください。
メーカーのようにパーツに直接印刷はできないので、今回はこの透明ラベルに印刷して貼り付けます。
いきなりですが完成品です。グラフィックソフトで印刷しましたが、大きさや色味はトライアンドエラーで調整していきます。
また、印刷したラベルをただ貼り付けただけでは、ライトユニットで裏から照らされると色が薄く見えるので同じものを2枚重ね貼りしています。
さて完成したトレインマークパーツを組み込むのですが、組み込むには床板と座席を分離させなければいけません。実は今回の整備ではこれが一番の難関で、1枚目の写真の黄色の丸印の部分が固くてなかなか外れません。分解してみると何の細工もない引っかかりなのですが、壊してしまわないように細心の注意が必要になります。
無事に組み込めました。分解・組み立て時には小さなパーツがいくつか発生するので、なくさないように注意してください。
無事に「はつかり」と「白鳥」を掲げることができるようになりました。 若干ですがラベルシールと内部のパーツが引っかかり、トレインマークが動かしにくくなることがありますが、実用上問題がないので特に対処はしていません。 [改良しました。(2016/09/07)(←クリックして下さい。)]